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令和08年03月13日

保環研年報 第27号(2025)

 三重県保健環境研究所年報 第27号(通巻第70号)(2025)を発行しましたのでその概要をご紹介します。

 

各研究報告(原著、ノートおよび資料)の全文(PDF形式)をご希望の方は、こちらからダウンロードできます。

 

研究報告

ノート

・2025rep1  三重県における重症熱性血小板減少症候群の発生状況(2013~2025 年)
 
  楠原 一,前田千恵,小林章人*,川合秀弘
 
  キーワード:重症熱性血小板減少症候群,SFTS,マダニ,人獣共通感染症,ワンヘルスアプローチ
 
 2013 年~2025 年の三重県における重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever withThrombocytopenia Syndrome : SFTS)の発生状況について調査した.患者数は年々増加傾向にあり,これまでに38 例が報告され,全て60 代以上の高齢者であった.推定感染地域は伊勢志摩地域に集中している一方で,感染地域が拡大していることも明らかになった.マダニによる媒介だけではなく,発症したヒトや動物からの感染事例が県内外から報告されており,ワンヘルスアプローチによる包括的な対策が必要である.


・2025rep2 三重県における季節性インフルエンザウイルスのHemagglutinin 遺伝子系統樹解析(2024/25 シ ーズン)
 
  矢野拓弥,川合秀弘,下尾貴宏
 
  キーワード:季節性インフルエンザウイルス,2024/25 シーズン,遺伝子系統樹解析,
        三重県感染症発生動向調査事業,急性呼吸器感染症サーベイランス
 
 三重県感染症発生動向調査事業における2024/25 シーズンの季節性インフルエンザウイルスの分離・検出状況では,A/H1N1pdm09 インフルエンザウイルス(A/H1N1pdm09)が検出例の大半を占め,2024 年第48 週から2025 年第8 週にかけて集中的に検出された.一方,A/H3N2 インフルエンザウイルス(A/H3N2)およびB 型インフルエンザウイルス(B 型ビクトリア系統)は少数例にとどまり,散発的に確認された.Hemagglutinin (HA)遺伝子の系統解析では,A/H1N1pdm09 は調査期間の前半にSubclade C.1.9 およびC.1.9.3 が,後半にはSubclade D.3.1 が検出された.A/H3N2 ではSubclade J.2 およびJ.2.2 系統が検出され,B 型ビクトリア系統ではC.5 系統に属する複数の派生株(C.5.1,C.5.6,C.5.7)が確認された.
  
・2025rep3  三重県における急性呼吸器感染症のウイルス検出動向(2014 年1 月~2025 年3 月) 
 
  矢野拓弥,川合秀弘,下尾貴宏
 
  キーワード:三重県感染症発生動向調査事業,急性呼吸器感染症,急性呼吸器感染症
        病原体サーベイランス ,呼吸器系ウイルス
 
本調査は, 三重県感染症発生動向調査事業において, 急性呼吸器症状を呈した患者から採取された呼吸器由来検体2,540 件を対象に, 呼吸器病原体の検出状況を調べた結果, 複数病原体の同時検出例を含む,延べ2,758 件の病原体が検出された.
病原体種別では, インフルエンザウイルスが771 件(28.0%)と最も多く, 次いでエンテロウイルス属470 件(17.0%), パラインフルエンザウイルス413 件(15.0%)であった. RS ウイルスは200 件(7.3%), ヒトメタニューモウイルスは152 件(5.5%),アデノウイルスは136 件(4.9%)であった.
インフルエンザウイルスは冬季を中心に明瞭な季節性を示した. 一方, ライノウイルスは年間を通じて検出され, その他の呼吸器ウイルスおよびライノウイルス以外のエンテロウイルス属では, 病原体ごとに検出時期の違いが認められた. 年齢区分別では, インフルエンザウイルスは学童期以降で高率に検出されたのに対し, その他の病原体は主として乳幼児で検出された.

・2025rep4  新規の急性呼吸器感染症(ARI)病原体サーベイランスにおける病原体検出動向(2025 年4~10 月 三重県)
 
  矢野拓弥,川合秀弘,下尾貴宏
 
  キーワード:三重県感染症発生動向調査事業,急性呼吸器感染症(ARI),分子疫学解析,
        薬剤耐性変異解析,SARS-CoV-2 ゲノム解析
 
本調査では,三重県感染症発生動向調査事業に基づき,急性呼吸器症状を呈した患者から採取された呼吸器検体376 件を解析した.病原体は300 件(79.8%)で検出され,重複検出例を含む延べ検出数は447 件であった.検出病原体別ではライノウイルスが最も多く,次いでヒトボカウイルス,パラインフルエンザウイルス3 型が検出された.他の呼吸器病原体についても,流行時期は病原体ごとに異なるものの,複数の病原体が季節的あるいは散発的に検出され,本感染症における病原体の多様性が確認された.分子疫学的解析では,SARS-CoV-2 に対し全ゲノム解析を実施し,調査期間中に複数の系統が検出された.インフルエンザウイルスではヘマグルチニン遺伝子系統樹解析を行い,インフルエンザウイルス(InfAH3)では10 月にSubclade K が検出された.また,インフルエンザウイルスの薬剤耐性変異解析としてPolymerase acidicprotein(PA)遺伝子のI38T 変異を解析した結果,InfAH3 において1 例確認された.さらに,体温37.5℃以上の症例では病原体検出率が高い傾向が認められた.

・2025rep5  三重県における薬剤耐性肺結核患者の動向について(2015~2024 年)
 
  福田美和,岩出義人,豊田朋子
 
  キーワード:結核登録者情報システム,薬剤耐性結核,多剤耐性結核
 
 三重県において2015~2024 年に結核登録者情報システム(結核サーベイランス)に新規登録された患者1,339 人について薬剤耐性肺結核患者の動向を分析したところ,多剤耐性結核は7 人で,このうち5 人が外国出生者であった.日本出生者の多剤耐性結核の登録は2019 年以降ない.抗結核薬の主要4 剤のうち,いずれか1 剤以上に耐性を示す者についても顕著な増加傾向は認められなかったものの,昨今の結核高蔓延国からの外国人労働者が増加している状況を鑑み,引き続き注視する必要性が窺われた.薬剤耐性肺結核への対策として,入国後の年数が短い外国出生者への対応に重点を置き,引き続き薬剤耐性検査を徹底していくことが重要と考えられた.

・2025rep6  GC/MS/MS を用いた牛乳中の有機塩素系農薬一斉分析法の妥当性評価
 
  𠮷田真平,内山恵美*,原有紀,渡部ひとみ,吉村英基
 
  キーワード:牛乳,有機塩素系農薬,GC/MS/MS,妥当性評価,BHC
 
 GC/MS/MSによる牛乳中の有機塩素系農薬11剤(α-BHC,β-BHC,γ-BHC,δ-BHC,アルドリン,pp’-DDE,ディルドリン,エンドリン,pp’-DDD,op’-DDTおよびpp’-DDT)一斉分析法の妥当性評価を目的に,実験者1名が牛乳を用いて2濃度(0.001μg/gおよび0.01μg/g),2併行,5日間で試験した結果,添加濃度0.001μg/gでは真度77.0~115.5%,併行精度1.5~10.2%,室内精度7.8~22.6%,添加濃度0.01μg/gでは真度79.7~107.2%,併行精度2.1~6.6%,室内精度7.9~17.5%となり,妥当性評価ガイドラインの目標値を満たした.本分析法を用いることで牛乳中の有機塩素系農薬11剤一斉分析法について,精確な分析が可能と考えられた.

・2025rep7  三重県における食品中の特定原材料の検査結果(2012年度~2024年度)
 
  𠮷田真平,一色 博*,林 克弘**,川邊 揚一郎***,原 有紀,内山恵美****,中村亮太,鈴木 純,
  佐藤洋之,吉村英基
 
  キーワード:特定原材料,食物アレルギー,食品表示,ELISA,スクリーニング検査
 
 三重県で流通している加工食品を対象に実施した,2012年度から2024年度の特定原材料(卵,乳,小麦,そば,落花生,えび・かに)の検査結果を報告する.
 検体数は753検体あり,検体を食品分類した結果,菓子類が472検体と大半を占めていた.魚肉練り製品は,原材料表示のないえびの混入が確認されたが,製品にえびを不使用であっても,製造ラインからの混入や原材料の魚類の甲殻類捕食による混入の可能性があるため,えび混入可能性の注意喚起表記が必要と考えられた.味噌・醤油加工品は,ELISAによるスクリーニング検査で陽性率が最も高く(30%),特に小麦の検査で75%と高率で陽性であったが,確認検査で小麦が検出されなかったことから,製品製造時に使用される香煎,麹などが小麦ELISAキットで偽陽性を示した結果と考えられた.今後も特定原材料表示の妥当性を検査していき,食物アレルギーによる健康被害発生防止に努めることが重要である.

・2025rep8  伊勢湾における栄養塩類および有機物の年間総負荷量を求めるための河川流量の推計
 
  巽 正志, 山川雅弘*
 
  キーワード:伊勢湾,河川流量
 
 河川から伊勢湾へ流入する栄養塩類および有機物の負荷量を把握するためには,伊勢湾へ流入する河川の栄養塩類および有機物の濃度と流量が必要である.栄養塩類および有機物濃度は公開されている公共用水域水質測定結果を利用可能であるが,流量は一部の一級河川のみの公開となっている.このため,流量が公開されている一級河川の観測所の一日あたりの流量と流域面積を基に当該河川における年間総流量を推計し,年間総流量と流域面積から流量推測式を年度毎に作成した.また,最下流観測所における年間総流量と河口までの流域面積比から一級河川全体の年間総流量を推計した.公開データのない一級河川と二級河川の年間総流量は,流量推測式を用いて推計した.
 さらに伊勢湾に流入する一級河川のうち木曽川,鈴鹿川,雲出川および宮川の2017 年度~2021 年度の5 年間の月別の推計流量から,5 月~10 月を豊水期,11 月~4 月を渇水期として設定し,2002 年度以降について,作成した豊水期および渇水期毎の流量推測式を用い,伊勢湾に流入する一級河川および二級河川の豊水期総流量および渇水期総流量を推計した.
 
・2025rep9  河川から伊勢湾に供給される栄養塩類負荷量の推計
 
  巽 正志, 山川雅弘*
 
  キーワード:伊勢湾,窒素,リン,栄養塩類,負荷量,河川流量
 
 国や地方自治体が実施している公共用水域調査の結果,ならびに「伊勢湾における栄養塩類及び有機物の年間総負荷量を求めるための河川流量の推計」により前に報告1)した河川年間総流量,豊水期総流量および渇水期総流量の推計値を用いて,2002~2021 年度の河川から伊勢湾に供給される窒素およびリンの負荷量を年度別に算出した.
 河川から伊勢湾に流入する窒素およびリンの栄養塩負荷量は、河川流量の増減と連動して推移しており,2012 年度以降の直近10 年は横ばいからやや上昇傾向であった.また,伊勢湾に流入する河川の全体負荷量を全体流量で除した年間の流量加重平均濃度は,窒素については2002 年度から2013 年度までは減少傾向にあり,2014 年度以降は横ばい,リンについては2002 年度からほぼ横ばい傾向であった.
2017~2021 年度における5 年間の平均でみたところ,河川から伊勢湾に流入する窒素およびリンの年間負荷量はそれぞれ,28,100 t(T-N),1,860 t(T-P)と推計され,そのうち木曽三川からの負荷量の流入割合は,窒素が52%,リンが58%であった.

資料

・2025rep10  2024年度感染症流行予測調査結果(日本脳炎,インフルエンザ,風疹,麻疹)の概要 
 
  矢野拓弥,楠原 一,小林章人*,大市真梨乃,川合秀弘,下尾貴宏
 
  キーワード:感染症流行予測調査,日本脳炎,インフルエンザ,風疹,麻疹
 
 本調査は1962 年に「伝染病流行予測調査事業」として開始された.その目的は集団免疫の現状把握および病原体の検索等を行い,各種疫学資料と併せて検討することによって,予防接種事業の効果的な運用を図り,さらに長期的視野に立ち総合的に疾病の流行を予測することである.その後,1999 年4 月「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の施行に伴い,現在の「感染症流行予測調査事業」へと名称変更された.ワクチンによる予防可能疾患の免疫保有調査を行う「感受性調査」およびヒトへの感染源となる動物の病原体保有を調査する「感染源調査」を国立感染症研究所および県内関係機関との密接な連携のもとに実施している.これまでの本県の調査で,晩秋から初冬に日本脳炎ウイルス(JEV)に対する直近の感染を知る指標である2-メルカトエタノール(2-ME)感受性抗体が出現1)したことなど興味深い現象が確認されてきた.また,以前は伝染病流行予測調査事業内で実施されていたインフルエンザウイルス調査において,1993/94 シーズンに分離されたインフルエンザウイルスB 型(B/三重/1/93 株)が,ワクチン株に採用された等の実績がある.ヒトの感染症における免疫状態は,各個人,地域等,さまざまな要因で年毎に異なるため,毎年の感染症流行予測調査事業における血清収集は重要である.集団免疫の現状把握と予防接種事業の促進等,長期的な調査は感染症対策には不可欠であり,本調査のような主要疾患についての免疫状態を知る上で,継続的な調査は,感染症の蔓延を防ぐための予防対策として必要性は高い.以下に,2024 年度の感染症流行予測調査(日本脳炎,インフルエンザ,風疹,麻疹)の結果について報告する.
 
・2025rep11  SARS-CoV-2(オミクロン株)におけるゲノム分子疫学解析(2024 年12 月~2025 年9 月)-三重県-
 
  矢野拓弥,川合秀弘,下尾貴宏
 
  キーワード:新型コロナウイルス,COVID-19,SARS-CoV-2,ゲノムサーベイランス,オミクロン株
 
 2019 年12 月,中国・武漢市で多数の患者が報告されたSevere Acute Respiratory SyndromeCoronavirus 2(SARS-CoV-2)による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,2020 年1 月以降,国内に広がり1-3) ,本県では同年1 月下旬に初めて陽性者が確認された4). その後,COVID-19 は世界的に流行し5-7),現在に至っている. 我が国では,流行初期から行政検査の陽性検体を用いたゲノムサーベイランスが整備され,クラスターごとの遺伝情報や共通性の解析が行われてきた8).
 本県においても,SARS-CoV-2 のゲノム解析により,2020 年第1 波以降の各流行波,とくに大規模な流行を引き起こしたオミクロン株の流行は,複数系統の共存および優勢系統の変遷によって形成されていることが明らかとなった.これらの結果から,系統分布の動向を把握することは,県内における本ウイルスの流行動態を理解するうえで重要な知見であると考えられた9-14).
COVID-19 は2023 年5 月の感染症法上の分類変更に伴い,従来の行政検査由来のゲノム解析体制から,定点医療機関での検体採取による新たなゲノムサーベイランス体制へ移行した.その後,2025 年4 月以降は新たに導入された急性呼吸器感染症サーベイランス(ARI サーベイランス)へと形を変え,ゲノムサーベイランス体制が引き継がれた.本報告では,本県におけるSARS-CoV-2 流行株のゲノム系統動向を把握することを目的として分子疫学解析を実施したので,その結果を報告する.
 
・2025rep12  2024 年感染症発生動向調査結果
 
  楠原 一,矢野拓弥,大市真梨乃,小林章人*,川合秀弘
 
  キーワード:感染症発生動向調査事業,病原体定点医療機関,日本紅斑熱,感染性胃腸炎,
        インフルエンザ,新型コロナウイルス
 
 感染症発生動向調査事業の目的は,医療機関の協力を得て,感染症の患者発生状況を把握し,病原体検索により当該感染症を微生物学的に決定することで流行の早期発見や患者の早期治療に資することにある.また,感染症に関する様々な情報を収集・提供するとともに,積極的疫学調査を実施することにより,感染症のまん延を未然に防止することにもある.
 三重県では,1979 年から45 年以上にわたって本事業を続けてきた.その間,検査技術の進歩に伴い,病原体の検出に必要なウイルス分離や同定を主としたウイルス学的検査,さらに血清学的検査に加えてPCR 法等の遺伝子検査やDNA シークエンス解析を導入し,検査精度の向上を図ってきた.また,検査患者数の増加により多くのデータが蓄積されてきた結果,様々な疾患で新たなウイルスや多様性に富んだ血清型,遺伝子型を持つウイルスの存在が明らかになってきた1~3).
以下に2024 年の感染症発生動向調査対象疾患の定点医療機関等で採取された検体について,病原体検査状況を報告する.

・2025rep13  三重県における2024 年度環境放射能調査結果
 
  谷本健吾,吉村英基
 
  キーワード:環境放射能,核種分析,全ベータ放射能,空間放射線量率
 
 日本における環境放射能調査は,1954 年のビキニ環礁での核実験を契機に開始され,1961 年から再開された米ソ大気圏内核実験,1979 年スリーマイル島原発事故,1986 年チェルノブイリ原発事故を経て,原子力関係施設等からの影響の有無などの正確な評価を可能とするため,現在では全都道府県で環境放射能水準調査が実施されている1).
 三重県は1988 年度から同事業を受託し,降水の全ベータ放射能測定,環境試料および食品試料のガンマ線核種分析ならびにモニタリングポスト等による空間放射線量率測定を行って県内の環境放射能のレベルの把握に努めている.
 さらに福島第一原子力発電所事故後は,国のモニタリング調整会議が策定した「総合モニタリング計画」2) に基づき原子力規制庁が実施する調査の一部もあわせて行っている.
本報では,2024 年度に実施した調査の結果について報告する.

・2025rep14  三重県における微小粒子状物質(PM2.5)の状況
 
  寺本 佳宏,森 恒志,西川 奈緒美*,川合 啓之**
 
  キーワード:微小粒子状物質(PM2.5),大気常時監視,内容成分等調査
 
 微小粒子状物質(PM2.5)は,その名のとおり非常に小さな粒子であるため,呼吸器系の奥深くまで入り込み,健康に影響を及ぼすことが知られている.
 そのため,国内では2009 年度に環境基準が設定され,これを受けて,三重県でも 2010 年度から大気環境測定局において自動測定装置によるPM2.5 質量濃度の常時監視を順次開始した.2011年度秋季からは,一部の測定局でPM2.5 質量濃度に加え,内容成分(炭素,イオン,無機元素)についても,季節ごとに年4 回調査(内容成分等調査)を実施している.
 三重県におけるPM2.5 の状況については,これまでに大気環境学会で都度発表1~4)してきたが,今回,通年で調査を行った2012 年度から2024 年度におけるPM2.5 の常時監視結果から全体的な傾向を把握し,さらに年4 回実施した内容成分等調査結果で詳細な解析を行ったので報告する.
 


  

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三重県 保健環境研究所 〒512-1211 
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ファクス番号:059-329-3004 
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