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令和03年12月16日

皇學館大学で出前授業を実施しました

 令和3年12月12日(日)に、皇學館大学で出前授業を実施しました。対象は博物館学芸員資格の取得を目指す大学3年生でした。
 今回の授業にあたっての埋蔵文化財センターとしてのミッションは、「報告書未掲載の土器片をどのように活用するか」でもあります。
 授業では、松阪市天白(てんぱく)遺跡(縄文時代)、津市納所(のうそ)遺跡(弥生時代)、明和町北野遺跡(古墳時代から奈良時代)、多気町明気(みょうげ)窯跡群(古墳時代から飛鳥時代)、津市安濃津遺跡群(鎌倉時代から室町時代)、松阪市松坂城下町遺跡(江戸時代以降)から出土した土器片を使い、午前中には、様々な属性から土器を観察したうえで分類し、時代や用途、生産や流通を探り、午後には文様や調整のある土器の拓本や実測を行いました。
 参加者からは、「土器片に実際に触り、細かく観察していけばいろいろなことが読み取れることが分かった」、「土器の破片から生産や流通まで知ることができることに驚いた」などの感想が寄せられました。
 博物館などに展示されている残りのよい土器では味わえない、破片ならではの活用も一歩進んだのではないかと思います。
 
 
   
土器の破片を細かく観察

拓本中、集中しています

 実測中、なかなかうまくいかない


アンケート調査結果はこちら
 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 埋蔵文化財センター 活用支援課 〒515-0325 
多気郡明和町竹川503
電話番号:0596-52-7034 
ファクス番号:0596-52-7035 
メールアドレス:maibun@pref.mie.lg.jp

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