現在位置:
  1. トップページ >
  2. 観光・産業・しごと >
  3. 水産業 >
  4. 水産研究所 >
  5. 研究所の紹介 >
  6. 鈴鹿水産研究室 >
  7.  鈴鹿水産研究室の概要
担当所属:
  1.  県庁の組織一覧  >
  2.  農林水産部  >
  3. 水産研究所  >
  4.  鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
平成28年08月05日

鈴鹿水産研究室

SuzukaSuikenn2H21

伊勢湾の生態系保全,修復を図るため,物質循環や貧酸素水塊の形成機構に関する研究,環境修復技術に関する研究を行っています。また,内水面漁業の資源状況や河川環境に関する研究に取り組んでいます。

 アサリの増殖に関する研究・・・稚貝場、成育場、母貝場、資源管理

 伊勢湾において漁業者によるアサリの自主的な資源管理型漁業を導入するため,アサリの資源動態を調査すると共に,資源管理の実践に必要な知見の収集および管理手法の開発を行います。

 また,伊勢湾におけるアサリの生活史を考慮した母貝場稚貝場成育場の再生・造成技術の開発に取り組んでいます。

 

 

H21KaiSokutei

アサリの測定

 

 黒ノリ養殖に関する研究・・クロノリ(スサビノリ)

 

KuronoriHinnshusennbetu2H20

室内培養したノリの品種選抜

 

10月伊勢湾表層水温経年変化(H20) 

伊勢湾表層の水温変化 (採苗・育苗期の10月)

 

   これまでに三重県で作出した高水温耐性品種「みえのあかり」に続く新品種の作出,希少価値の高い幻の海苔である「アサクサノリ」の養殖技術開発等を行います。
 

    また,養殖時期には冬季を中心に,生産の効率化・安定化を図るため,各漁場における栄養塩類や競合する植物プランクトンの発生状況を毎週モニタリングし,結果を速やかに関係者に提供しています。
 

 

 

 魚類の持続的生産に関する研究・・・イカナゴほか

 伊勢湾におけるイカナゴ(コウナゴ)漁業については,適切な親魚資源量確保のための終漁日設定等,翌年漁期を考慮した資源管理が定着していますが,近年資源量の減少に伴い禁漁となるなど,漁獲量は大きく変動し続けています。そこで,より高位で安定的な漁獲水準を維持できるようにするため,必要となる科学的知見を収集し,自ら資源管理に取り組む漁業者に必要な情報を提供しています。

 

IkanagoKanyuTyousaH21
イカナゴのふ化仔魚調査

 

イカナゴ漁解禁の検討会H20

イカナゴ漁の解禁日決定の協議  

 伊勢湾の生態系保全に関する研究・・・貧酸素,栄養塩類

AsamaIseWanKansokuH21
調査船による観測とその結果

 

 伊勢湾の定点にて毎月,観測を行い,海洋環境の短期的・長期的変動を把握すると共に,生物に多大な影響を与える貧酸素水塊の挙動を調査し,貧酸素情報としてとりまとめ,関係機関に提供します。

 「黒ノリ養殖に関する研究」の中の毎週の漁場モニタリングも生態系保全に関する研究といえます。

 

 内水面の漁業資源に関する研究

 内水面資源の維持・増大に資するため,アユの種苗放流効果を低下させる冷水病やカワウによる食害の被害軽減を図るとともに,アユ漁場環境調査,シジミ等内水面漁業の資源管理,コイのKHV等のまん延を防止するための魚病診断を行います。

 

 

アユ漁場環境調査

アユ漁場環境調査

 そのほかの業務

  • 伊勢湾や河川における有用資源の管理に関する相談
  • 黒ノリ、貝類、淡水魚の防疫
  • 白子漁港における水温・比重の測定

 

へい死アユの検査(H20)

へい死アユの検査

毎日の採水(H20)

水温・比重の測定

 コイヘルペス病(KHV病)の新たな感染や蔓延を防ぐため

ニシキゴイやマゴイを購入する際は,コイヘルペス病に十分,注意してください。 

 

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課 〒510-0243 
鈴鹿市白子1丁目6277-4
電話番号:059-386-0163 
ファクス番号:059-386-5812 
メールアドレス:ise-bay0@pref.mie.lg.jp

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000051093