中山間地域活性化シンポジウム~中山間地域の魅力をドンドン発信しよう!~を開催しました
中山間地域等の条件不利地域が有する課題を共有し、地域が元気を取り戻していくためのきっかけとするために、「中山間地域の魅力をドンドン発信しよう」をテーマに『中山間地域活性化シンポジウム』を開催しました。
◆日時
平成25年3月2日(土)13:00~16:00
◆場所
◆参加者数
116名
基調講演:笑いころげる田舎暮らし これがサルシカの情報発信だ!
特定非営利活動法人サルシカ 代表理事 奥田裕久さん
サルシカとは
あまり伝わっていない郷土三重の歴史、自然、文化などを含めた三重の地域資源を対外的に情報発信することに取り組むNPOです。
情報発信「サルシカ」、コミュニティビジネス支援「ゲンキさんネット」、地域振興「美里プロジェクト」の3つが活動の柱になっています。
奥田裕久さんプロフィール
三重県津市出身 昭和40年生まれ
東京で漫画原作者、放送作家として活躍後、ネット企業を設立。
公開企業のグループ会社化と同時に、その親会社の代表取締役に就任。
2007年、スローライフを求めて家族と共に三重へ。
現在、構成作家として、三重テレビ「ゲンキみえ!生き活きリポート」などを
担当。また同局の「とってもワクドキ」水曜日のコメンテーターとしても出演
中です。
講演では、読み手側のニーズや、興味を引くようなキーワードを踏まえた情報発信の内容になっているか、情報発信に対する反応を見て、さらに内容や方法の見直しができるような組織マネジメントができているかなどの内容について、ご自身の取組を踏まえながら話していただきました。
情報発信は発信したらそのままではなく、発信した情報に対してどのような対応が返ってきているかを把握し、その反応を見ながら戦略を変更していくことが重要。そのためには、まずは発信してみることが大切だ、と熱く語っていただきました。
みえのいなかCMコンテスト入賞者からのコメント紹介
農林水産部農業基盤整備課主催で募集が行われていました「すごいやんか三重のいなかCMコンテスト」の入賞者からのコメント紹介をしました。
全員ワークショップ「みんなで考えれば、こんなにすごい」
参加いただいた皆さんと一緒に、どうすれば魅力的な情報発信ができるか考えました。
進行:奥田裕久さん
事例提供
◆松阪農業公園ベルファーム 広報チーム 上野由美子さん
◆グリーンツーリズム美杉の風 農家民宿なかや 岩田二三男さん
◆野原村元気づくり協議会 会長 鳥田陽史さん
前半は、事例提供をいただいたベルファーム、農家民宿なかや、野原村元気づくり協議会の3人の方から、情報発信の取組や、効果について奥田さんの進行のもと進めていきました。
後半は、会場の出席者にも参加いただいて、自分達の地域を紹介しているキーワード、検索してたどり着けるキーワードが何か考えていただきました。その場で実際に検索してみて、自分達が思っているキーワードと、世間で紹介されているキーワードの違いを、実際に認識することができました。
午前中もあります!
シンポジウムの開催前、10:00~12:00の間は、同じ会場を出入り自由として、『すごいやんか三重のいなかCMコンテスト』に応募があった作品をランダムに上映しました。
(参考)シンポジウム参加募集チラシ
お問い合わせ
三重県地域連携部地域支援課
TEL 059-224-2420
FAX 059-224-2219
E-mail chiiki@pref.mie.jp