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令和03年08月10日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和3年8月5日
於:プレゼンテーションルーム

発表項目等 

三重県パートナーシップ宣誓制度の開始について(発表)
・県議会議長への知事職の退職の申し出について(報告)

質疑項目

・発表項目等に関する質疑

発表項目等

(知事)それでは今日の発表事項させていただきたいと思います。今日は発表事項一つです。三重県パートナーシップ宣誓制度の開始についてです。三重県パートナーシップ宣誓制度を9月1日から開始をいたしますので、発表をいたします。県では、誰もが希望を持って挑戦し、参画・活躍できるダイバーシティ社会の推進に向けて取り組む中、「性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例」の趣旨に基づき、地域で人生を共にしたい人と安心して暮らすことができる環境づくりに向けて、「三重県パートナーシップ宣誓制度」を9月1日から開始をいたします。本制度は、お互いを人生のパートナーとし、日常の生活において相互に協力し合うことを宣誓したお二人(一方又は双方が性的少数者)に対して、県が宣誓書受領証等を交付することで、行政のみならず、民間企業においても、さまざまなサービスにご利用いただけます。県の制度の特徴として、お二人の希望に応じて、宣誓書受領証に加え、公正証書等受領証の交付を選択できる併用型としておりまして、都道府県では初めてとなります。県においては、ホームページで宣誓手続きをご案内するとともに、宣誓制度で利用できるサービスについて一覧にして取りまとめ、県民の皆さんにお知らせをしていきます。県のサービスとして、県営住宅の入居申請や県立病院での利用に加え、自動車税の減免や犯罪被害者等見舞金など、都道府県最多の11サービスを掲載しています。民間サービスでも、都道府県最多の9項目のサービスをまとめています。中でも、不動産賃貸への入居については、ホームページ掲載をご了承いただいた不動産事業者様を明記しており、都道府県で初となります。また、百五銀行様や三十三銀行様、109シネマズ様にご協力いただいたほか、生命保険の保険金の受け取り、携帯電話の家族割など、すでにパートナーへ適用いただいているサービスについても広く取りまとめて掲載をしています。なお、宣誓希望日の1週間前までに事前予約が必要となりますので、9月1日の開始に向け、8月23日から事前予約を開始をします。今後も当事者の方々に寄り添い、利用できるサービスが増えるよう、市町や民間事業者の方々に継続して働きかけを行っていくとともに、本制度を多くの方に知っていただくことで、性の多様性についての理解を広げていきたいと思います。今、申し上げたように、9月1日から宣誓制度を開始をしていきたいというふうに思っています。1週間前までに事前予約をしていただいて、23日から事前予約の受付を開始をしたいというふうに思います。宣誓書に署名していただきますけども、三重県の一つの特徴は、県からの宣誓書受領証を交付する場合と、希望される方は公正証書等受領証ってのも交付ができるというようなことであります。問い合わせ先がここになります。先ほど言いましたように、この県のサービスですね、この犯罪被害者等見舞金とか、このサービス11項目というのは都道府県で最多になります。公営住宅の入居申込、県だけでなく15の市町もご協力いただきます。まだ、検討していただいてるとこもありますんで今後増えていくこととなります。また、医療機関での面会、それから市町のサービス、それから今回都道府県最多となる民間のサービスもですね、金融機関、映画館、不動産事業者、この不動産事業者のホームページ掲載も都道府県初というふうになります。明日からホームページに掲載をしていきたいというふうに考えておりますので、この当事者の皆さんに寄り添った対応ができるように取り組んでいきたいと思います。
それからですね、発表事項は以上でございますけれども、少しこの場で、私の方から報告をさせていただきます。先ほど青木議長に対しまして、9月12日付で知事職を退職したい旨、申し出をさせていただきました。1カ月以上先、5週間先の9月12日を退職日と設定しておりますのは、とにもかくにも、当面のコロナ対応に万全を期すという強い決意からであります。また、明日以降ですね、選挙管理委員会において、私の退職に伴う知事選挙の投開票日が決定されることになると思いますが、9月12日前後が可能性が高いというふうに想定されますので、そういう意味では新知事誕生のぎりぎりまで責任を果たし、空白をつくらない、そういう思いで、この9月12日というものを設定させていただいております。退職の理由は、この秋にも行われます衆議院選挙に三重4区から立候補することの挑戦をしたいということでありますけれども、本日、退職の申し出を行った理由は、この一部報道などで出馬がすでに取り沙汰をされており、また、一方で今日まで、各方面から多くの皆さんから出馬の要請もいただいている。一方でコロナ感染も厳しさを増している。そういう状況の中で、県民の皆さんが知事さんはどうするんだろう、そういうふうに思われてる方もおみえかと思いまして、とにかく当面のコロナ対応は万全を期すんだ。そこは全く変わらないんだということをはっきりお示しをする。それをしなければならない。そういう思いで、本日の申し出とさせていただきました。また、この時期のお申し出ということにつきましては、一つは重症化すれば命に関わるコロナのワクチンのですね、高齢者の接種が7月末で完了したということ。それから、一昨日でありますけれども、改めて自民党三重県連幹部からですね、皆が立候補を期待しているということと、早期に結論を出して欲しいというようなことのご要請もいただいたということ。それからもう1点は、衆院選実施の影響による国体、三重とこわか国体や三重とこわか大会の会期中の知事不在これを避けたいと、そういう思いでこの時期の申し出となりました。繰り返しになりますけれども、本日退職するということではありません。1カ月以上先の退職について、本日お示しをさせていただいたということであります。コロナの感染状況が厳しさを増す中、県民の皆さんの命と健康を守るため、引き続き全力を挙げて参ります。また、国体の準備含め、県政の諸課題にも全力で当たって参ります。なお、衆議院選挙立候補に関する詳しい内容につきましては、改めて、感染状況で延期等させていただくかもしれませんが、来週11日に記者会見を設けたいというふうに思っておりますので、記者の皆さんにはご理解賜ればと思います。あと少しお時間をいただいて、関連する事項を少し申し述べたいと思います。今回の決断に当たりましては、悩みに、悩みに、悩みました。そして、大きな、大きな心の葛藤もありました。一方で、三ツ矢先生が5月にご勇退を公表され、候補者不在の状況が続く中、地元の皆さんが不安に思っておられた。そんな中で、コロナで共に戦った伊勢市、鳥羽市、志摩市の各市長など多くの首長さん、それからコロナやワクチン接種の最前線で奮闘いただいている医療関係者の皆さん、またコロナの中、大変苦しい思いをされている商工会議所、商工会など中小企業関係の団体の皆さん、そういう皆さんからですね、コロナの中の今だからこそ、現場をよくわかっている鈴木英敬が国政に必要だ。この地域の実情を知り尽くしている鈴木英敬に国政に出て欲しい。三重県の医療の未来について、確かな展望を持って国政を進められるリーダーは鈴木英敬をおいて他にない。三重県経済はもとより、我が国経済が今回の危機を乗り越えるため、国政にご尽力いただきたいなど、多くの声をいただきました。これまで私の4区内の後援会だけでなく、三ツ矢先生の後援会からも正式に出馬要請をいただいたところでありますけれども、もちろん、任期を全うすべきという声もいただいております。多くが、今度は国政でという声をいただきましたけれども、これらの地域の皆さんの熱い気持ちや、お声を多く多く受けとめて、悩みに悩み、悩んだすえにでありますけれども、大きな葛藤もありましたが、今回、覚悟を決めさせていただいた次第です。今回の判断につきましては、県民の皆様の中にも短期的にはいろいろなご意見がある、そのように思います。そこについては真摯に受けとめて参りたいというふうに思っております。しかしながらその上で、新しい立場をいただけるよう、懸命に努力をし、それが実現した場合には、しっかりと結果を積み重ねていくことで、中長期的には、あの時の後に振り返れば、あの時の判断は間違ってなかったねと、県民の皆さんから実感していただけるように、真摯に謙虚に努力を積み重ねて参りたいと、そのように考えております。三重県の実情を十二分にわかってる人間として、地方の経験、現場の経験に基づいて、今まで以上に、この大好きな三重県のさらなる発展のために貢献していきたい、そのために調整をしていきたいと考えております。最後に皆様への感謝の気持ち、今日が最後でありませんけれども、少し関連して申し上げます。平成23年4月に知事に就任して以来約10年4か月。強い使命感を持って、誰よりも三重県のことを考え、汗をかき、全身全霊で知事職に当たって参りました。そのようにすることができたのも、この政治経験も人生経験もない私をですね、信じ、ともに歩んでくださった県民の皆様のおかげです。至らぬことの方が多かったと思いますけれども、改めて感謝を申し上げたいと思います。また、市町長関係団体など、お力添えいただいた県政のパートナーの皆様にも感謝を申し上げたいと思います。そして特に、この10年間至らぬ僕を支えてくれた職員の皆にも、心から感謝を申し上げたいと思います。そして、県政記者クラブ、第二県政記者クラブの皆さんにも、お付き合いいただき、なかなか私が聞きたいことにちゃんと答えてないってことがあったかもしれませんけれども、いずれにしても、県政の魅力の発信などに、また事実を伝えることにご協力いただいたことにも感謝を申し上げたいと思います。とはいえ、繰り返しになりますが、退職は1カ月以上先です。一日一日、最後の最後まで、知事として県民のさんのために、また三重県の発展のために全力を尽くして参ります。私から以上です。
 
発表項目に関する質疑
 
○県議会議長への知事職の退職の申し出について(報告)
(質)この時期に決断したということもあるんですけども、年齢的な面、国政にチャレンジするという意味で年齢的な面というのも考慮されたんでしょうか。
(答)それはないですね。なんていうか、むしろ先ほど言いましたように、5月の三ツ矢先生のご勇退のご公表以降ですね、候補者不在の状況が続いて、皆さんから、ぜひ国政で活躍をというお声をですね、コロナ禍の今だからこそ医療や経済のことも考えて、ぜひやって欲しいというお声をいただいたということのご縁やタイミングであったというふうに思っておりますし、先ほど申し上げましたとおり、こういうコロナの対応もですね、感染者数が多い少ないは別にしても、コロナの対応は続いてる中で、悩みに悩み、悩んだ末の決断でありますから、その年齢というのを考慮したというのはないです。
 
(質)1カ月以上先ですけども次の知事選があります。鈴木県政を受け継ぐのには、どういう方がふさわしいと思いますか。
(答)そうですね。私がまだ1カ月あれですけど、現時点で私が思うことは、私が何か後継指名とかですね、そういうことをすることはありません。私が職員と共にやってきた県政について、良いところは続けていただき、駄目なところは改善をしていただく。職員と共に、県民の皆さんの目線で、やって欲しいと思います。二つあるとすれば、一つは県民の皆さんを愛してですね、県民の皆さんを信じて、進めていただける方。つまり、今コロナもそうですけども、自分たちが相手、県民の皆さんを、好きになり信じないと県民の皆さんは我々を信頼してくれません。信無くば立たずです。そうじゃなければ私たちの思いは伝わらない。だから、県民の皆さんを愛し、信じる、そういうことができる方。もう一つはやはり、行政の経験が一定ある、そういうことが大事だと思います。私は、全国知事会でさまざまな役をやらしていただいておりますけれども、相当制度面の突っ込んだ議論を、仲間と共にやらなければなりません。また、行政はやはり公平でなければならない。そういう意味で行政の経験がある、知事というのはやはり大きな権力を持ってますから、それを正しく行使できる、そういう公平な感覚、行政を経験された、そういうことが必要なのかなと私は思いますけど、いずれにしても意中の人はいますけれども、私がどうこう後継指名とかするということではありません。
 
(質)詳しくは11日の会見でご説明されることだとは思うんですけども、そのなぜ国政に転出されるのか、要請等があったということではありましたけども、知事ご自身はどのようにお考えになのか教えてください。
(答)そこについては、今度の11日に詳しく述べさしていただきたいと思いますけれども、もちろん、最も大きな要因の1つは今申し上げた、このお声をいただいたということを重く受けとめたということが最も大きいことではあるものの、例えば今、コロナの対応とかワクチンの対応を首長としてやらしていただいてる中で、現在の国政が国民から距離が離れている、国民とともに歩む姿勢が少し欠けている、国民からの信頼が低下している、とりもなおさず、現場や地方、暮らしの原点、そういうところの経験や様子を思い浮かべることが、なかなか十分ではないのではないかというふうに思い、この地方の経験、現場の経験というのが、国政の中で生かされればなということは1つあります。もう1つは、私たちの先人は、戦争、災害、疫病、逆境を乗り越え、チャンスに変えてきました。今そのために、新しい時代を作るために、国で実行力を伴って、新しい時代を切り開くことが必要で、そういうことに微力ながらお役立てしたいと。もう1つは、政治の世代交代です。やはり、これまで三重県の政治、あるいは自民党の政治をリードいただいた川崎先生や三ツ矢先生がご勇退される中、世代交代を新たな時代に向かって進めていかなければならないですが、世代交代はともすれば経験不足な人間が集まりがちです。そういう意味で、私は知事を10年やらせいただきましたから、そのお力を微力ながらお役立ちできるのではないか。あと、政策的なことはいろいろありますので、少しまた申し上げたいと思いますけども、国政に関することまた11日、ちょっと感染状況でもしかしたら延期になるかもしれませんけども、ちょっと簡潔に言えばそんな感じです。
 
(質)今、自民党の話が出ましたが、確認で、自民党の公認で立候補を念頭に置かれてるということでよろしいんでしょうか。
(答)はい。はい。今日の時点では、次期衆議院選挙三重4区の自民党公認で立候補するために挑戦をしていきたいということで、自民党三重県連の方に、手続きについてお願いをしていくということになると思います。
 
(質)いつ頃その決断をされた?
(答)ぎりぎりです。5月に、先ほど言いましたように、三ツ矢先生がご勇退をご公表されてから多くの皆さんの声があって、こう気持ちが揺れながら、そして、ぎりぎりの7月最後の方のタイミングで、コロナで共に戦ってきた首長の皆さん、伊勢市長や鳥羽市長や志摩市長、多気町長などからご要請いただいたり、医療系の皆さんや経済の皆さんから、このコロナ禍だから頑張って欲しいということ、それから、三ツ矢後援会の皆さんからも要請などいただいたようなことで、一方で、コロナ禍も、コロナの感染も厳しくなってきてるので、非常にこう揺れてました。ですので、でも先ほど言いましたように、コロナの対応に万全を期す、それは変わらないということを、やはりはっきり県民皆さんに早くお示ししなければならないというふうに思いましたので、最終決断という意味では、ぎりぎりというふうにとらえていただいていいと思います。
 
(質)辞任の理由に、常々県政は10年一区切り、知事職は10年一区切りと言っておられたんですけども、そういうこともあります?
(答)私が初めての代表質問で答えたときのことを、覚えていただいていてありがとうございます。結果としてということだと思います。結果として10年と、なぜかわかりませんが、私、通産省も9年8カ月でしたので、今回も9月までやらしていただければ10年5カ月となりますが、結果としてそういう10年の周期が、私の何か人生に、何かあるのかもしれませんが、確かにおっしゃっていただいた、私、最初の初めての代表質問で舟橋議員にそう答えたと思います。それはでも、今コロナのこともあって、結果として、あるいは三ツ矢先生のご勇退もあって結果としてということであります。
 
(質)今度、その国政に出られるっていう中で、2つお聞きしたいことがありまして、1つが今のご説明はコロナへの思いっていうのはよくわかりました。ただ、その受けとめ方として、知事という任期が残ってる中で、有権者なり、あるいは県民なり、あるいは今度選挙区で戦う相手方陣営から見れば、途中で投げ出した方というふうな受けとめ方とか批判も出てくるんじゃないかという気もします。それについてはどう思われます?
(答)私が今申し上げましたように、コロナの対応に万全を期す、それから、県政の空白をつくらない、責任を果たす、そういうことについては、決意は強い、それは変わらないということでありますけれども、先ほども言いましたように、短期的に見れば、そういう実際に現実として、任期の途中であるわけでありますから、そういう意味では、そういうご意見が出るのは、もうそれはその通りだと思いますので、それが県民の皆さんすべてが、そう思っておられるとは思いませんけれども、そういうご意見があるのも事実だと思いますから、しっかり重く受けとめたいと思いますし、そういう中で、先ほども少し申し上げましたが、短期的にはこうだけれども、その後、新しいお立場をいただくことが、選挙をもちろん通じてからになりますので、新しいお立場をいただけることができれば、結果を積み重ねていくことで、後に振り返れば、あの時の判断は間違ってなかったというふうに県民の皆さんに思っていただけるように、謙虚に頑張っていきたいというふうに思います。でもあとは、繰り返しになりますけど、結果として、そういうお声があるのは、もうそれはもうそういう思いを持たれる方もいらっしゃると思いますから、真摯に受けとめたいと思いますし、あとは知事の任期と、様々な衆議院選挙の周期の問題が必ずしも一致することはないので、そういうところに、自分は立ったということであります。いずれにしても、繰り返しになりますけど、そういうご意見をお持ちの方も当然お見えだと思いますから、真摯に受けとめていきたい、でも、その後にまた見ていただけるように努力したいと思います。
 
(質)それから、前の選挙で、前の選挙っていうのは知事選ではなくて、前の国政選挙に出られたときの国政選挙の話ですけど、そんときは鈴鹿の方から出られた。今も鈴鹿には拠点を置きながら活動して、政治家として活動してこられたと思います。その中で、4区は伊勢です。ともに汗をかいてきたってのは、伊勢の方もそうでしょうけども鈴鹿の方も同じであろうと思います。それについては、鈴鹿の方にはどういうふうなお言葉をかけるということですか。
(答)そこまでのことはちょっと今日この場で答えるのが、申し上げるのがいいのかちょっとどうかわかりませんけれども、今回、もちろん私、鈴鹿を拠点に事務所を置いてましたんで、鈴鹿の皆さんにも大変応援をいただきましたから、本当に今回こういう決断だったということについては、先般も後援会の皆さんにご報告させていだきましたけれども、後援会の皆さんからは、残念だけれども、直接自分が一票を投じたり、その直接応援することはできないということは残念だけども、どこに行っても自分たちは応援してるということをおっしゃっていただきましたし、私は三重県知事というのをやらしていただいて、次のチャレンジということでありますから、どんな立場であっても、その限られた区域のことだけをやるのじゃなくて、三重県全体、日本全体のことをやっていくのが、それが仕事だと、もちろん、その後お立場いただいたらってことですけども、当然だと思ってますので、そこはそういう形でも、貢献していけるのではないかとも思います。
 
(質)同じ質問ですけども、衆院の1区から4区まであったとして、こういう状況、いろんな状況、1区の状況、1区が田村さんがおられて、2区が川崎さんが勇退されて息子さん、で3区が石原さんが出て、4区が三ツ矢さん勇退されたけども、それ全部なかったとして、1区から4区までやったら、どこをやりたかった?
(答)それもちょっとこの場で申し上げるのがいいのかわかりませんけど、やっぱり、私は選挙4回やらしていただいて、もちろん自分の覚悟とか信念ってのが、極めて重要であるというのはそうなんですけども、やっぱりそのご縁とか、いろいろありますから、何かどれがっていうことはないですけども、自分は今回ご要請いただいた皆さんの熱い気持ちを受けてますので、どんな状況であれ、私がこれからチャレンジしようとしている選挙区が一番だと思うし、そのために全力を尽くすというのが当然だというふうに思っています。少しちょっと国政の中の話は、また別途記者会見でやれればと思いますけど。
 
(質)後援会の方々にはもう当然説明、ご説明はされてると思うんですけども、その中ではどういう声が上がりました?
(答)後援会の方は、主に今申し上げ、個別の後援会もそうですし、あと会長の皆さん、個別は全部回ってませんけど、会長の皆さんや幹事長の皆さんにご説明をした折には、1つは、今回の決断、大変厳しい状況だけれども、みんなで全県の後援会でこれからも応援していこうということをおっしゃっていただいた、大変ありがたいお言葉をいただいたということもあれば、自分のところから出て欲しかったなあという方ももちろんお見えだったし、一方で、ちょっと今日この場でいいのがいいのかわかりませんけども、非常に伝統ある選挙区だと。尾崎咢堂、浜田国松、藤波孝生、田村元。非常に伝統ある選挙区なんで、そういう、まだそういうのは足元に及ばないかもしれないけれども、そういうのにふさわしい政治家になって欲しいということとかおっしゃっていただきましたし、4区内の後援会の皆さんは、身の引き締まる思いだというようなこともありました。後はでも、とにかく今コロナ厳しい状況だから、しっかり県民の皆さんのために、最後の最後までやり抜くんだよというお声もいただいてます。
 
(質)後継指名はしないということですけれども、その中で意中の人がいるという発言もありましたけど、これ誰ですか。
(答)それは結果として、その方がまだ立候補されるかどうかわかりませんので、その方が立候補され、もし聞かれたら、この人でしたというふうに申し上げたいと思います。
 
(質)岡野さんじゃないってことなんですか。
(答)まだ立候補の表明をされてないので、今日まだ午前中ですよね今。
 
(質)その意中の方に対しては、知事の方から、例えば、そういった出馬したらどうだとか、何かこう思いを尋ねたりとか、そういったことは機会は?
(答)それは少し、お話は、そういう内容をということではなく、会話はしたことありますけれども、どういう内容の会話であったかっていうのは、少しこの場では控えたいと思います。
 
(質)先の話が多い中で恐縮なんですけど、知事職10年度の中で思い出に残っていること、印象に残っている出来事、いくつかお願いします。
(答)そうですね国政の話というよりは県政に関わることですので、ちょっと1カ月も先の話ですから今日時点でということで申し上げますけども、やっぱり大変な思いというか、県民の皆さんと乗り切っていくのがすごい大変だったなあということの1つは今のコロナと、それから私が知事になったのは東日本大震災から1カ月後だったので、そして知事になって5カ月で紀伊半島大水害っていうのがありました。その危機対応ということが非常に県民の皆さんと乗り切っていく、そういう中で大変であったし、むしろ県民の皆さんとの絆とかいろんなこと、あるいは現場の大変さ、寄り添っていくそういう政治姿勢を作っていくってことにおいて重要なエポックでした。これもう1つは、とにかくやはりまあ私1人でやったことではないのであれなんですけども、G7伊勢志摩サミットというのは1つやはりこの三重県の歴史にも残ったと思うし、私自身も非常に今まで、北海道、沖縄、東京、まあいわば一般的な地方自治体で行われる初めてのG7でありましたので、取組も大変でした。そういう中でもオール三重で取り組んだ結果大成功に導けた。今コロナで観光とか国際会議がなかなかできませんが、令和元年まではその成果も現れて、観光入込客数も観光消費額も過去最高になっていたということでありますので、そういう一定の貢献ができたかなというふうに思っています。あとはなんちゅうんですかね、印象残ること挙げたらきりありませんけども、僕はこの三重県生まれ育ったわけではないので、こう日々、日々の日常とかで三重の良さを感じることやっぱ多かったですね。例えばあおさの味噌汁ひとつとってもそうです。それが美味いんだなあということとかも含めて。なので10年5カ月の毎日思い出、毎日刺激、毎日感動、そんな感じでありました。
 
(質)知事が辞めるということにあたって、知事選に関する予算をまた議会などで決めていかないといけないと思うんですけども、議長と面会された時、そこの話というのは決定したことはありますでしょうか。
(答)まだ決定したことはないです。決定したことありませんが、退職に伴う知事選、あるいは県議会議員、桑名郡選挙区が1欠員でありますので、その補選をやるための予算を上程させていただきたいということで日程については、調整をさせてだきたいということを申し上げました。議長のほうも、事務局長のほうも調整をするということでありました。
 
(質)少し厳しい質問にはなってしまうんですけども、新型コロナがですね、今ちょうど感染が急拡大している局面にある中でですね、感染対策であったりとか、経済対策もしくは観光・飲食店の支援等も対策はまだまだ道半ばな状況であるかと思いますが、政策のいわゆる継続性等が求められる重要な時期だからこそですね、残る知事任期1年半以上あるかと思うんですけども、全うしてですね、各種対策に当たることが、中長期的に見ても、それもそれで重要なことなのかなと思うんですが、そうした部分を県民にはどのように、説明されていきますでしょうか。
(答)そういうご意見をお持ちの方もおみえでしょう。それは真摯に受けとめなければならないというふうに思ってます。一方で今、当面のコロナ対応に全力を尽くすということについては、これ全く変わりがないことでありますので、県民の皆さんの命と暮らしを守るために全力を尽くすということは今全くこの一分の狂いも変わりもありません。一方で三重県知事としてやれることもたくさんあるでしょう。一方で先ほど言いましたように、今国政において国民の皆さんと、あるいは事業者の皆さんとの距離が離れたり、信頼が低下している。それを地方の経験、現場の経験から改善をして、より良い制度がより広く、より大きく使えるものができるなら、それは今知事としてやれることも超えてやれることがある可能性もあります。そういう意味で、私としては今、中長期的にとおっしゃっていただきましたけれども、そういうお立場に、立場にならしていただければということですけれども、中長期的にも県民の皆さんにあの時の判断は間違ってなかったっていうふうにおっしゃっていただけるように、努力をしっかりしていくということであります。基本的には使う道具が変わるっていうことなんだと思うんですけど、県の予算、県の制度、そういう道具を使って、県民の皆さんにコロナ禍に対応していくということと、国の予算、国の制度、そういうものを使って、そういう道具を使って三重県に貢献していく、三重県民の皆さんに寄り添っていく、三重県の事業者の皆さんに寄り添っていく。そういうこの道具が変わっていく。そういうこともあると思うので、三重県民の皆さん、三重県の事業者の皆さんのために全力を尽くすということは全く変わりはありません。
 
(質)それに関連してですけど、2019年のですね、3期目の当選を果たされた際の知事選では、60万票を超える票が知事に、それは2023年までの、いわゆる4年間への期待を込めての県民の票であったかと思うんですけど、それを、いわゆる任期を9月で辞められて、いわゆる約1年半以上残して衆院選挙に行かれることがですね、このこうした60万の県民の負託にこたえられているのか、その部分はどう感じてますでしょうか。
(答)私は今任期を全うするべくと申し上げてきましたので。任期を全うするべくでありますので、任期を全うすべくと答えてきましたので、結果として任期を全うすることができなかったということは、率直に申し訳ないというふうに思いますが、3期目ということもさることながら10年やらしてきていただいておりますので、県民の皆さんとの関係において、むしろ、またさらに結果として先ほども言いましたように、あの時の判断は間違ってなかったという努力や結果を積み重ねていくことで、県民の皆さんの、その時のお気持ち、そういうものにも答えいきたいと思います。まあいずれにしても、先ほど言いましたように、任期を全うするべくと申し上げてきた中で、結果として任期を全うできなかったことは申し訳なかったと思います。
 
(質)ありがちな質問です。今朝を迎えられたお気持ちというのと、あと、ご家族はどういうふうにお話をしておられたかということについてお聞きしたいんですけれども。
(答)今朝は、通常と同じぐらいに、5時ぐらいに起きていましたけれども、いつもと変わらない、自然体の気持ちでした。むしろ、明日、コロナ対策本部をやらせていただきますので、どういう対策をとるかとか、そういうことをちょっと朝、考えたりしていましたので。今日こういう形で、9月12日の退職を申し出ることは、何日か前に決めてありますので、今日の今朝ということでいけば、いつもと変わらず、自然体で迎えた朝でした。家族は、妻と子どもにも、ちょっと日付は申し上げられませんけれども話をしました。妻は、あなたの決断なのでということで、しっかり、どういう決断であっても応援をするということで言ってくれていましたし、子どもたちにも膝を突き合わせて説明をしましたが、子どもたち、特に長男は、三重県知事でなくなるのは寂しいけれども、パパが頑張ると言っていることなので、応援をするというふうに言ってくれていました。あと私、あまり普段から連絡をとることをしないんですけれども、父親にも連絡をして、父親は今ちょっとがんのステージⅣで入院しているんですけれども、10年間、県民の皆さんに育てていただいたことにしっかり感謝をしろと、父親は言っていました。その上で、しっかり頑張れということでありましたので、育てていただいたことへの感謝、これは、今日、本当は、あまり最後の方のこととかも、突っ込んで言うつもりはなかったんですけども、しっかり感謝の気持ちをお伝えしたいという感じです。
 
(質)だぶったらすいません、退職申し入れ書の文言はどういう文言ですか。
(答)文言は、ちょっと一字一句、正確かどうかわかりませんけれども、青木謙順三重県議会議長殿、退職申出書私儀、と書きまして、行変えて、一身上の都合により、令和3年9月12日をもって、三重県知事の職を退職する旨申し出ます、みたいな感じだったと思います。ちょっと一字一句覚えてないですけど。私儀というのは、書いた覚えがあります。
(質)手書きで。
(答)それっぽい。
(質)ポイントで。
(答)ポイントで。判子を押して。
 
(質)今年の4月からデジタル社会推進局であったりとか、三重県をより前に進めようということもやられていたと思うんですけれども、1年半という任期を残すことによって、鈴木知事の中で、これを進めるのが途中で終わってしまうようなこととかっていうのは、何かあったりするんでしょうか。
(答)まさに今言っていただいた、デジタル社会推進局で、デジタル化、デジタルトランスフォーメーションのところ、あと脱炭素とかですね、そういう三重県の長期的な、産業や日々の暮らしを変えていくために重要なところは、スタートを切ったばかりでしたので、そこは最後まで自分ができることにならなかったのは大変残念でありますけれども、職員のみんなにもしっかり理解をしてもらっていると思うし、まだ1カ月以上先ですので、辞めるのが。その間に、しっかり道筋をつけていきたいと思いますし、また私の後に知事になられた方がどういうふうにされるかというのがあると思いますけれども、基本的な部分については、県民の皆さんのためになるように、残り1カ月以上ありますので、そこで丁寧に、途中になってあかんなと思うような事項については、きっちり一定の区切りのところまでやっていきたいと思います。
 
(質)国政での世代交代を言われてたんですけれども、トップは目指されますか。
(答)それは、今日はやめときましょうか。
 
(質)質問が重複してしまうんですが、先ほどからコロナ対応に全力を尽くすということと、それから現在、国政を見ていると、やはり国民との信頼関係もなくなっている中で現場の経験を生かすというふうにおっしゃられているんですけれども、ただ、今、現段階で例えば鈴木知事が国政に進出しても、やはり大きな組織の一部でしかないと思うんですよ。それを考えると、このコロナっていう危機的状況の中では、やはり県のトップとして、対応に当たられることの方が望ましいっていうのが、一般の県民だったり、声だと思うんですけれども、改めてそこはご自身でどう捉えられているでしょうか。
(答)今おっしゃったご意見、そういうふうに思っていただく方がいらっしゃるのも事実だと思いますので、それはしっかり受け止めなければ、真摯に受け止めなければならないと思います。でもそれが、すべての県民とか、一般的な考え方かどうかっていうのは、ちょっとわからないと思いますけれども、そういうようなご意見をお持ちでいらっしゃる方が、絶対おみえであるというのは、これはもう間違いないことだと思いますので、真摯に受け止めていきたいと思っていますが。どうでしょうか、政治家のあり方も変わっていかなければならないんじゃないかなと思います。つまり、みんなが、1年目から雑巾がけで、何もできないというような、そういう政治でいいのか。私が少なくとも今回、チャレンジさせていただくこと、自民党も認めていただくということになった場合に、例えば同じタイミングで、一緒に戦ってきた、高知県の尾崎知事、それから三条市の国定市長。そういうような仲間が、たくさん出てくることになります。そういう中で、新しい国会議員の、地方の経験をした人のモデルを作る。それによって、結果、コロナ対応にしても、県民の皆さんのために尽くす。なるべく早期に、というようなことを、むしろしていかなければならないんじゃないか。そういうふうに、緊張感と、強くその肝に銘じている次第であります。一般的には、これまでのモデル、先ほど世代交代というのがあって、これまでのモデルだけではないと思うんですよ。なので、今までのモデルでいけば、今おっしゃっていただいたようなご意見もあると思います。ですので、そういうふうなご意見をお持ちの方においても、結果として、繰り返しになりますけれども、あの時の判断は間違っていなかったなと。ああいうふうに、国政でチャレンジされたけれども、それで結果、コロナ対応などでも前進したな、そういうふうに思っていただけるように努力をしたいというふうに思います。コロナの課題は、感染状況、今、感染状況のコントロールのこともさることながら、ワクチンを打つ人が増えてきて、社会経済活動をどう再開するかという出口戦略をどうしていくのかとか、そういうことを今、全く国で議論されていないわけですね。それを、現場の経験や地方の経験がない人ばっかりで決められて、それは本当に地方や現場にとっていいものなのかどうか、というのもあると思いますから、感染状況のコントロールだけじゃなくて、医療提供体制のこともそうです。今、例えば、つい最近も自宅療養が基本だという声が国から出たけども、三重県はそれをやらないというふうに申し上げている通り、結果として、県民の皆さんのためになるような取組をしっかりやってきたいと思います。
 
(質)尾崎知事に伝えた時に、尾崎さんはどんな答えがあって、それから、2人でどんなことを目指そうという確認をされましたか。
(答)尾崎知事は、僕からちょっと申し上げる前に、報道を見てご連絡いただいたので。嬉しいという。そういう仲間が一緒に出るのが嬉しいということと、ともに厳しい選挙だけども頑張ろう。そういうことでした。尾崎さんは、知事時代もずっと防災とか教育とか、一緒にやってきた仲間ですので、少子化のこととか。エールを送っていただきました。
 
(質)先ほどの質問に対しての答えで、コロナの課題については制度面だとか、そのようなことも議論する必要があるから、そういう思いもあって国に行くんだというお話があったんですけれども、来年には参院選があったりだとか、また衆院選の次に出るっていうことも、選択肢としてはあったと思うんですね、今のこのコロナの状況を考えると。そちらを選択するっていうのも、選択肢としてはあったんじゃないかなと思うんですけれども、敢えて、ちょっと大変な、コロナが大変な中で、そういう選択をされたってことを改めてちょっとうかがってもよろしいですか。
(答)参議院選挙とかの選択肢はありません。それは、先ほど来申し上げました通り、5月に三ツ矢先生がご勇退をされて、候補者不在の状況が続いている中で、4区の皆さんからご要請をいただいたことをふまえて、私、決断をしていますので、すべてどこの選挙に行くかを自分だけで決めているのではないので、参議院選挙に行くんだったら知事を全うしています。ですので、今、5月に三ツ矢先生がご勇退されて、候補者不在が続いて、こういうコロナ禍だから国政に、という4区の皆さんを中心に、三重県の全体の医療団体や経済団体の皆さんもそうですけれども、ご要請をいただきましたので、それをふまえての判断でありますので。結果としてそれが、感染者数が多い時に重なったということはありますけれども、一方で、繰り返しで本当に恐縮ですけれども、コロナの対応に手を抜くとか、やらないということでは全然ありませんので。あとこの1カ月以上、まだコロナ対応をしっかりやると申し上げていますから、この瞬間、この8月5日っていうのを見たら、そういう、短期的には、ご意見はあるのはもうそれは重々承知していますので、それは繰り返しになりますが、真摯に受け止めますが、コロナ対応に万全を期すというのは全く変わらないということです。
(質)1カ月コロナ対応に万全を期すっておっしゃられているんですけれども、どのようなところまでやるかっていう。
(答)どのようなところまで。
(質)例えばワクチン接種だとか、こういうふうにやる。残り1カ月、どういうふうに対応していきたいだとか、何かビジョンだとか、何かありますでしょうか。
(答)まず、明日の対策本部で決定したいと思いますけれども、8月の間をひとつ重点的に集中的に取り組む期間ということにして、感染状況とか医療提供体制の具体的な数字っていうのは、ちょっとここではお示しできないですけれども、今の状態から感染が拡大している状況から脱する、そういうところに持っていきたいと思っていますし、あとは、重要な8月14日と9月4日の感染状況下における国体の開催可否や観客のあり方、それについての判断はきっちりやらせていただきたいというふうに思っています。それは、国体の時に、いないのにやるのかっていうことがあるかもしれませんが、むしろ、これまでの継続があるから、この私、知事になって10年間、国体の準備をやってきましたので、それをしっかり責任を果たすというようなこともあって、もう9月4日が最後の判断日ですから、そこまではしっかりやっていきたいというふうに思います。
 
(質)先ほどの参院選の選択肢は全くないっていうのは、4区の要請があるんでしょうけれども、そこを乗り越えて4区の要請があるんでしょうけども、衆院選はおいて参院選という選択肢は考えられなかった。
(答)私は少なくとも考えていないっていうことですね。周りの人は考えているかもしれませんけれども。私は考えたことはないです。
(質)参院議員には。
(答)参院議員がどうこうということではなくて。そのタイミングであれば、まだ知事やっていますから。それなら知事をやっておくということですね。
 
(質)よろしいでしょうか。
 
(質)この10年の県政、自己採点をするとしたら、何点中何点とかありますか。
(答)まだ1カ月以上を残していますので、まだ途上ですから、しっかりやっていくということが大事だと思いますので、この時点で採点するのは、私自身が採点するのは避けたいと思いますし、採点していただくのは県民の皆さんですので、県民皆さんに委ねたいと思います。繰り返しますが、まだ1カ月ありますんでね。その中で、コロナのことも国体のこともやらないといけませんから。
 
(質)感染拡大傾向ですけれども、どういう状況であっても、これを撤回するってことはない。基本的には。
(答)そうですね。
 
(質)じゃあ第二さん含めてお願いします。
 
(質)後援会長は。11日に、じゃあ聞きます。
(答)どっちでもいいですよ。聞いていただいて、11日にしてくださいと言うかもしれないですけれども。
(質)11日にしておきます。
(答)そうですか。
 
(質)4区から出られるじゃないですか。三ツ矢さんの確かに勇退の件はあるけれども、その前に例えば3区とかは空白区じゃないですか、これでなおかつ4区に決められたのが、さっきおっしゃっているような団体とか首長さんとか、その辺からの要望が4区についてはあって、そこを勘案したということですか。
(答)そうですね。それが最も大きいと思います。やっぱり知事を現職でやっているという前提なので、やっている中で何か、先ほどの質問にもありましたけれども、基本は任期を全うするというのが基本である中で、自分から何かこう選びに行くというよりは、ご要請をいただいた、それをふまえて、悩んで判断をした、そういうことだと思います。もちろん国政全般ということについては、先ほどちょっと言ったような、いろんな直近、思うところもたくさんありますので、それはベースとしてあるものの、選挙区のことについては。自分は現職知事をやっていますので、選びに行くというよりは、ご要請などをふまえて、悩んだ上に、しっかり覚悟を決めたということです。
 
(質)あとちょっと実務面でお聞きしたいんですけど、12日に退職となると先ほどおっしゃったように、後任知事選日程が今のところ12日投開票が一番可能性が高い感じになっていますけど、ということは12日に終わって、選管が新しい知事を告示するのは14日ですから、12日にお辞めになって13日に空白ができるじゃないですか。14日の午前中ぐらいまでかな。この1日半については職務代理者を立てるんですね。
(答)そうですね。
(質)ここのところだけ職務代理者。
(答)そうですね。つまり、被せていくっていう方法もあったと思うんですけれども、そうすると、次の方が決まった後に僕が退任をするという、そういうセレモニーというか、そういう様子になってしまうので、政治家としてそれはどうかなというのもちょっとありましたので、1日であれば職務代理者にやっていただいて、どうしても投票日の翌日、投票日自体は、今日、議長が通知して選管で決めていただくので、国体で知事不在を回避して欲しいと私は思っていますから、選択肢はそんなにたくさんないと思いますけれども。投開票日の翌日は計数整理があって、当選の告示は、どうしてもその次の日になるので、実務上はそうなりますけれども、1日ということについては職務代理者を立てるということだと思います。
(質)今の順位からいくと、その職務代理者は廣田副知事になるわけですか。
(答)そういうことだと思いますね。ちょっと実務のところは、最後詰めないといけませんけれども。
 
(質)どうも。
 
(質)他、よろしいでしょうか。ありがとうございました。
 
(答)ありがとうございました。パートナーシップ制度もよろしくお願いしますね。
                                                

                                                 了

 

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