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令和07年10月17日

知事定例記者会見

知事定例会見録

令和7年10月15日
於:プレゼンテーションルーム

 

発表項目等 

質疑項目

  • 発表項目等に関する質疑
  • 公明党の連立政権離脱
  • くすの木パーキングへの対応
  • 国民スポーツ大会
  • 三重県誕生150周年
 

発表項目等

(知事)おはようございます。私の方から今日は2件お話をさせていただきたいと思います。1件目は、みえグリーンボンドであります。今回5回目の発行ということで、令和3年度に最初に発行しました。令和3年度は法人向けだけでした。50億発行しました。東海地方で初の発行でございましたけれども、令和4年度は個人向けも発行させていただきまして、今回も個人向けと法人向け発行させていただきたいと思っています。発行額は過去最高ということになります。90億、個人向け10億、そして法人向け80億ということで発行させていただきたいと思っております。ご案内のように、グリーンボンドですけど、環境改善効果のある事業、それから環境保全のための事業、そのための資金を調達するものでございます。通常の県債からスプレッド、金利がちょっと低いんです。0.01低いということでありまして、環境に良いのでこれを買いましょうというふうに言ってくださる方が増えておりまして、非常にありがたいと思っております。個人向けは、先ほど申し上げましたように、今回で個人向けは4回目ということになります。条件なんですけど、5年満期ということでございます。一括債でございます。募集期間、10月の20日から募集をさせていただきます。申込総額が10億円に達し次第終了ということになります。発行額10億円ということでございます。金利は17日の朝に決定をいたします。購入単位は1万円ということですが、購入の上限はございません。購入先は野村證券さんと岡三証券さん、この2社ということになってございます。金利は17日の朝決定ということなんですけれども、1.2から1.3ぐらいということを想定しております。窓口の証券会社、この2社さん、ここへぜひ個人で買いたいと思っておられる方はお問い合わせをいただければありがたいと思います。去年からの変更点は、5年の期間でありますけど、去年までは発行年限10年債だったんですが、5年債に変更をしております。発行額は令和6年、去年から10億円ということで増やしており、それまでは5億円でございました。次に、法人向けでございますけれども、法人向けの80億円の発行額の中の20億円を東京海上(正しくは、「東京海上日動火災保険」)さんが引き受けていただくということでございまして、これ水害の対策ですね、適応と緩和策でございますけれども、それに使ってもらえばということをおっしゃっておられまして、海岸あるいは港湾、河川の施設の強靱化の財源に使わせていただくことが主なものでございます。護岸改修工事とか防波堤の工事とかというものに使えるわけでございますが、20億円引き受けていただけるということでございます。これは県では初めてということになります。東京海上(正しくは、「東京海上日動火災保険」)さんが引き受けをされるのは県では初めてということで、三重県は最初のケースというふうに聞いております。令和3年の11月に、東京海上さんとは、正確には東京海上日動火災(正しくは、「東京海上日動火災保険」)さんですけれども、連携協定を結ばせていただいておるところでございます。この引受幹事社はゴールドマン・サックスさんになりますけれども、引き受けていただくということになりますが、この金利は、グリーンボンドの金利が通常の県債から0.01低いんですが、さらに0.01低い金利で引き受けていただけるということで、ありがたいというふうに思っております。法人向けもこういうトピックスがあるということでお知らせをさせていただきました。以上がグリーンボンドでございます。

次が万博、13日に閉幕をいたしました。非常に多くの方が万博においでいただいたということでございますが、三重県のブースにも多くの方がおいでいただきました。三重県は60万人目でおいでになられた方に、私どもとしましては記念グッズも差し上げたところでございますけれども、トータルで三重県ブースは63万2,334人、184日間ですね。おいでいただいた方、ありがとうございます。1日平均でいきますと、3,437名でございまして、当初の想定の1.8倍。目標があったわけじゃないですけど、想定は一応していまして、1日大体1,900人ぐらい入られるかなと思っていまして、トータルで30万人ぐらいにいけばいいなと思ってたんですが、約2倍ですね。63万2,334人ということで、1日平均で言うと想定の1.8倍の方が来ていただいたということです。ちなみにこれは関西パビリオンの中で三重県ブースを訪ねていただいた方は第1位と、来訪者数ですね、ということで聞いておるところでございます。ご案内のように、県内の5地域の魅力を、三重県ブース出しておりました。また、特集テーマ、六つの特集テーマを掲げております。来訪者の声、三重県の知らないところが知れました。また行ってみたいですということをおっしゃっている方もおられますし、時のトンネルが万華鏡のようでとてもきれいでしたということをおっしゃっておられる方もおられます。ちなみに、この六つのテーマの中で、最終の海女さんですね、最後の方になると万博入場者数が増えてくるというのも、これも影響しているかもしれませんけれども、海女さんのところにたくさんの人が来られた。もちろん自由の鐘とか、村正とか、鰹木、熊野古道、ここにもたくさんの方が来られたんですけれども、海女さんにも非常に多くの方が来られたということで、海外の方も、ヨーロッパの方ですけれども、海女さんを一度見てみたかった。実際会えてとてもうれしいと。パビリオンの中でナンバーワンだということをおっしゃっておられるという方とか、三重県の食だけではなくて、伝統工芸品もすごいものがあるんですねということをおっしゃったりとか、非常に人気がございました。ありがとうございました。これ私ども県だけではなくて、ご協力いただいた市町にも感謝を申し上げたいと思っております。それから、万博会場の中で、2カ所で催事を行いました。一つ目は、9月22日のお祭り大集合でありますけれども、これもすごい人気でございまして、三重県内10の祭りが一堂に会するということで、なかなか他では見られないということでございまして、他県の方からも非常に高い評価をいただいております。それから、二つ目ですが、美し国彩り三重バザールというのを2回に分けて開催しました。これは関西パビリオンの横で開いておりましたが、三重県の特産品のお餅とか、さんま寿司とかカツサンド、真珠などが非常に好評で、飛ぶように売れたと聞いております。最終日は温泉デーということで、県内の温泉をPRをいたしましたが、これも会場は非常に盛り上がったということで、足湯を設置したりしておりました。それから、万博を契機として三重県への誘客、これも大事でございますけれども、三重へおいないキャンペーン、三重県のブースで写真を撮ってもらって、それを三重県の、例えば観光案内所なんかに持ってきていただくと、三重県の特産品を差し上げますということでやらせていただきました。7月から始めまして、2月までの期間でやっておりまして、10月の13日の時点で3,140名の方に来ていただいているという実績でございます。全期間、7月から2月の間に1,000人ぐらい来ていただいたらいいなと思っておりましたところ、1カ月でもう1,000人を突破するといううれしい悲鳴でございます。ということで、実際に万博に行かれた方、これ他県の方ですけど、三重県に来ていただく方も増えているということで、非常に万博の効果が大きいんじゃないかなと思ってます。それから、JR西日本さんと近畿日本鉄道さんにご協力いただいた企画きっぷ、これも販売実績が順調に推移をしているということで聞いておるところでございます。多くの方に万博に来ていただき、三重ブースを訪れていただきました。また、三重ブースを訪れていただいた方、実際に三重県にも来ていただいているということで、万博は非常に三重県の観光に効果があった、あるいは三重県の産業、文化、伝統、これをPRする場にもなったということでございまして、平和裏に開催、閉幕をいたしました。これからも多くの方に三重県に来ていただきたいと思います。以上です。

発表項目等に関する質疑

令和7年度みえグリーンボンドの発行について(発表)
(記者)グリーンボンドなんですけども、先ほど、知事が水害レジリエンス枠が県では初めてということでございましたけど、他の例では初めてじゃないということですか。
(知事)横浜市かな。
(総務部)水害レジリエンスということで、水害対策に限定した地方債というものは先日、10月9日に横浜市さんが発行を決定しているということでございますけれども、こちら、グリーンボンドではなくて、通常の地方債の中で水害に限定したものを発行するというふうに聞いていまして、グリーンボンドとしては全国初ということになります。
(知事)グリーンボンドとしては全国初ですね。

(記者)確認なんですけれども、利率は1.2から1.3パーセントの間になるだろうということ。
(知事)想定ですね。ですから実際には市場で決まってくるというか、17日にならないと決まらないということですね。

大阪・関西万博の閉幕について(報告)
(記者)改めてなんですけども、想定の1.8倍の方が来られた。しかも三重県が一番来場者数が多かった。その要因というか、知事的にはどういうところが、三重県の人気につながっていると思ってらっしゃいますか。
(知事)まず万博は我々は最初の出だしがちょっと鈍かったんですが、最後の方になってぐっと上がってくるだろうと。これはイベントの常でありますのでそれは想定はしておりました。関西パビリオンの中で三重県に多くの方がおいでいただいたのは、三重県の魅力、知ってみたいというのもあると思いますけれども、実は他のブースと違いまして入場制限を、あまり多すぎる場合には入場制限をかけますけれども、他のブースは例えば映写をするとか、あるいは中で何て言うんですかね、映写が主かな。一定の人数を入れられてやっておられたんですけど、三重県の場合は混雑をしないような状況であれば多くの方に入っていただけたというのが大きいかなというふうに思います。それと、あと結構評判も口コミで広まっていきまして、最後に三重県の風景をバックに万博に来たよと、関西パビリオンを訪れたよということが、写真が撮れるような形に途中からちょっと改変しましたので、それもSNSに上げられるという意味では良かったのではないかなというふうに思っています。加えて、先ほどちょっと申し上げましたけれども、特集テーマを出しました。特集テーマも非常に人気でありまして、例えば真珠1万3,000個を使ってる自由の鐘、これもここに、三重県では通常見れるんですけど、万博に行くと他のものと一緒に見れるというのもありましたし、それから村正ですね。宝刀村正に関して言うと、村正を見るためだけに何度も来場される方がおられるということ。要するに三重県ブースを訪ねるために万博に来たという人がおられるぐらいですごく人気がありました。実際には、これ桑名で展示をしてるんですけど写真撮影禁止のようであります。万博会場では写真撮影もオーケーということでありましたので、多くの方がおいでになられたということ、そういう理由があったのかなと思ってます。

(記者)一方で三重テラスin大阪、期間中されてたと思うんですけど、そっちの方はどれだけの客入りというか、繁忙状況というか、どういう感じだったのか教えてください。
(知事)私も2回ほどかな、駅とか行かせていただきましたけれども、三重県の物産が非常に人気でありまして、通りがかりの人がたくさんおいでになっておられました。また、忍者ショーは地下街でやりましたけれども、あれも多くの方がご覧になって、外国の方も見ておられたりして非常に良かったかと思います。三重テラスin大阪について何か補足することがあれば。
(雇用経済部)すみません。手元に人数とかその資料がございませんので、また改めて報告させていただきます。

(記者)ちょっと知事個人としてお聞きしたいんですけど、三重県ブースで三つのコーナーとか特別展示ありまして、知事個人として、今回の三重ブースで特にここが良かったなという部分が何かありましたら。
(知事)一番良かったのは、現場で対応してくれた、あるいは企画をしてくれた県庁職員、それから協力をいただいた市町の職員ですね。一体感を持ってやっていただいたということだと思うんですね。特集はどれも素晴らしいものでありました。ただ、聞きましたら、海女さんですね。すごい人気だった。最後にかけてぐっと入場者が増えてくるってのもあったと思いますし、さっきちょっとご紹介した海外の方々ですね。やっぱり海女文化ってすごい人気なんだなというのを改めて我々も実感しました。三重ブースを三つのステージに分ける。これ、事務方と企画会社とおそらく話したんだと思いますけど、発想だったですけど、私も行かしていただいて、いい発想だなと思いました。入り口からワクワク感を醸成して、そして中で実際に五感で実感できる三重県というのが出てきて、最後に写真を撮れるということで、ある意味一貫したというんですかね、それぞれの要望を満足させることができるようなブースの仕掛けになっていたと思いますね。

その他項目に関する質疑

公明党の連立政権離脱
(記者)公明党が連立離脱を表明しましたが、受け止めと地方への影響を教えてください。
(知事)公明党さんのご判断ということに尽きるかと思いますので、そこについては特にコメントを控えたいと思っております。私が申し上げることではないですが、やっぱり政治と金について公明党さんのお考えを通されたということなんだろうと思います。それから、地方は26年間にわたりまして、自民党さんと公明党さんと協力関係でやってきました。これは仄聞する、直接はお伺いしてないですけど、いろんな方からお話をお伺いすると、国は連立の関係を白紙に戻すということですが、地方は是々非々でいろんなところを見ながら協力関係はこれからも遮断するということでもないということを聞いておりますので、そういった関係がこれからも続いていくのではないかなというふうに考えておりまして、特に県議会の運営に関して何らか不安なことがあるかと言うと、それは私は感じておりません。その後、公明党の方とも自民党の方とも話もしましたけれども、皆さん一様にそういう、地方はそういう受け止めであるというふうに思っております。

(記者)他いかがでしょうか。では、第二さんお願いいたします。

くすの木パーキングへの対応
(記者)くすの木パーキングの再開のめどが立っていない中、10月の3日に市の方から、四日市市から被害への支援ですとか、そういったところを要望したということがありましたけれども、改めて今後、1カ月経ったところではありますけれども、今後の対応と言いますか、県としてどういうふうに考えているか、今後の市の対応、動向についてどういうふうに見ているか、そういったところをお伺いしたいと思います。
(知事)10月3日に市長さんからご要望ありまして、その後、事務的に四日市さんの要望の中身が進展したとは聞いていませんので、また具体的なものになれば県としては最大限のご協力をすると、こう申し上げておりますので、その方針に従って対応していくということになるかなと思っております。

公明党の連立政権離脱
(記者)さっきの公明党の離脱の件なんですけど、仮に知事のその、国の役人やっておられた時の経験でいくと、自公がやられた時もご経験してるでしょうし、自公が政権を取られてた時も経験されてるでしょうし、民主党がやられてた時にも経験されてると思うんですけど、実際、仮に野党の、今の野党が政権を担った時にそれについての不安感というか、ここは地方自治体の長としてはこうした方がいいとか、何かそういうお考えはありますか。
(知事)いや、それは特にないですね。前回の民主党さんが政権を取られた時に、霞が関との関係があまりうまくいかなかった、ぎくしゃくしたような気がしておりますが、今回仮にそういう形になっても、前回のことを考えられてうまくやられるんじゃないかとは思います。ただ最初は、政権交代あるとそれは混乱をしますので、その混乱がどれだけの期間で収まるかということになると思います。仮にあったとしてもということですね。

(記者)その時に地方が巻き込まれるとかいうこともないですか。
(知事)いや、地方が巻き込まれることはないと思いますが、前回も巻き込まれることはないと思いますが、ただ混乱が地方に波及する。例えば、補正予算の成立が遅れるとか、本予算の成立が遅れるという意味で、我々もその影響を受けるということはあり得ると思います。

(記者)前回、民主党さんが窓口を各県連に絞って、とりあえず党への直接の要望ではなくて、各県連窓口で全部集めるという形で県連を強化されてやって、逆にその県内の首長さんたちでも戸惑ったところがあったりしたんですけど、今回はそこまでは過去の反省から、あんまりそういうことはないだろうという感じですか。
(知事)そこは我々ではなくて決められるのは、もし仮に現在の野党が政権取られたらそういう形になる、そこで決められるんだと思いますけど、大きな混乱がないようにしていただけるんじゃないかと思いますけど。仮にそうなったとしてもということですけど。

国民スポーツ大会
(記者)あと別件ですけど、旧国体、滋賀であった国民スポーツ大会ですけど、今年、三重県の結果は15位なんですが、去年が14位、それでいくと10位台が5年連続なんですけど、これについての知事のご感想を。
(知事)順位がどうこうということではないんですけど、よく頑張られたと思いますね。それはありがたいことだと思います。

(記者)知事選前にちょっと出されて、三重県の早期開催で2035年内々定してるんですけど、ここはもう内々定が決まった段階で、今は県庁は動いてないですか。内々定は決まったけど、2035年開催、その後は動きはないんですか。
(知事)何かありますか。
(地域連携・交通部)ちょっと担当に確認します。今まだ動きは聞いておりません。

(記者)聞くところによると、実際は5年前ぐらいに初めて本確定して、そこから動き出すってことなんですけど。ということは、県内市町に対して今何らかの話ってのはまだされてないんですか。
(知事)何かやってます。

(記者)県内市町あての、次期国体、仮に2035年開催なら、その時の施設整備とか、あるいは選手育成とかいろいろ相談を打つことがあるじゃないですか。その辺が始められてるのか。
(地域連携・交通部)前回、みえ国体(正しくは、「三重とこわか国体」)に向けてやってきた競技力の養成(正しくは、「向上」)とか強化とかありまして、施設整備の方もやってきたんですけども、いったんそれが中止になったということで、今また10年後に向かって今後どうしていくかというところを今考えているという状態です。

(記者)知事としては、仮に2035の国体を知事として迎えるんだったら、4選しないと迎えられないわけですけど、前回の時にちょうど入れ替え期で、前の知事と今の一見知事との間で国体の関係があったわけですが、その時に各市町が施設とか造る時に、県の補助金がどのくらい出るのかって話で結構ごたついたところがありましたけど、その辺について、仮に施設整備等で県ができるものについては、できるだけ補助するとか、そういう方向ですか。
(知事)いや、それはこれからの話し合いでしょうね。

(記者)あと、知事自身は順位にこだわらないとかいう話なんですけど、実際開催県が、滋賀の場合もそうですが、天皇杯を1位取るのか、わりと順位にこだわってきたところがあるじゃないですか、各都道府県。それについてはどうお考えですか。
(知事)今回滋賀1位取ったのかな。
(地域連携・交通部)そうです。
(知事)滋賀1位取りました。ああ、よく頑張りました。それはそれで頑張られたと思いますね。ただ、オリンピックもそうですけど、経済力のあるところが選手を集めるということになってますから、そういうところが1位を取る。だから、東京は連続で滋賀の前までは2回ぐらい1位取ったんですよね。なので、そこはやむを得ないところがあるのかなという気がしますけどね。だから、無理に1位を取りに行くというよりは、それぞれの選手が活躍をしていただければいいかなと思います。世界陸上もなんとなくその順位というよりも、参加した人たちが楽しんで競技をするということに変わってきたような気もしてますんで、それぞれの選手が自分で自己充足感と言うんですかね、自己実現感を持ってくれればそれでいいんじゃないかなと思います。

(記者)だから一方で、それはそれで一つの見識だと思うんですけど、かつて橋本高知県知事が1位にこだわる必要ないと言って、結局強引に例えば他県のその県出身の選手で他県で今活躍している人を集めたりとか、自分の県にですね。そういうことは一切やめられて、ただ後の高知県がそういう形で旧国体やった時に高知のスポーツ力が落ちたというふうにスポーツ団体からかなりクレームが付いたりしたんですけど、そういうことも含めて、知事の順位にこだわらないという考えは変わらないですか。
(知事)順位にこだわることによって、先ほどおっしゃった高知出身で他県にいる人を集めるというのは、それはあるかもしれませんけど、実は他県の人で渡り鳥選手みたいな人がおられるらしくて、三重県出身じゃない、高知出身じゃない人が高知に来て2年間ぐらいおられて、次また別の国体に行ってしまう。それって何かいびつな感じもしますんでね。それを継続するのが本当にいいのか、それって三重県の力なのかどうか、高知の力なのかどうかってことを考えると、順位にこだわってそういう形を維持しておく制度がいいのかねっていうのは疑問には思いますね。

三重県誕生150周年
(記者)あと、この前令和8年度の行政展開方針、全協で説明されて、来年が県政150年ということで打ち出しをされてたんですけど、これは実際何か具体的なチームをつくるとか、あるいは既に準備委員会みたいなのがあって、話を進められてるんですか。
(知事)どうぞ、総務部かな。
(総務部)政策企画部が基本的に150周年をコントロールしているというか、担当しておりまして、いろいろ考えていただいてるっていう部分と、庁内でもそういう150周年に向けての推進本部、推進本部というか会議体、そういうのを設けて、今検討等を進めているところでございます。

(記者)推進本部は、既にできてるんですか。
(総務部)はい、できてます。

(記者)いつ。
(知事)後でまた伝えてあげてください。
(総務部)お伝えします。

(記者)これはだから推進本部中心でやって、あと各部局に振って、部局がやる部分あるじゃないですか。例えば、この前展開方針にも出てましたけど、ふるさと三重という意識をつくるために教育プログラムを作るとか、これは教育委員会の範疇だと思うんですけど、そういう部局の割り振りはもうできてるわけですか。
(総務部)そうですね。それぞれで考えていただいているという形かと思います。

(記者)全体通して、よろしいでしょうか。どうもありがとうございました。
(知事)はい、ありがとうございました。
                                                                                                                                            了

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