進学・進級時における少年の非行及び犯罪被害防止
進学・進級の時期は、取り巻く生活環境の変化に伴い、少年が深夜はいかい、喫煙等の不良行為や万引きなどの窃盗、大麻を始めとする薬物乱用等の非行に走りやすい時期になります。
また、進学・進級に合わせて、初めて自分のスマートフォン等を手にする少年が増えることから、SNSの利用に起因して不同意性交等・児童買春・児童ポルノ等の性被害や誘拐等の各種犯罪被害に遭う危険性が高まります。
また、進学・進級に合わせて、初めて自分のスマートフォン等を手にする少年が増えることから、SNSの利用に起因して不同意性交等・児童買春・児童ポルノ等の性被害や誘拐等の各種犯罪被害に遭う危険性が高まります。
SNSに起因する犯罪被害児童
令和5年中、県内のSNSの利用に起因する犯罪被害児童数は23人と、前年比で1人増加し、中学生や高校生の被害が多くなっています。また、被害児童のうち、加害者から脅されたり、騙されたりして、自分の裸の写真を送信させられる「自画撮り被害」が後を絶たない状況にあります。
被害防止のための対策(少年の皆さんへ)
インターネットやSNS利用によって被害に遭わないために、次のことを守りましょう。○インターネット上やSNS上に個人情報や個人を特定できる写真を掲載したり、知らない人とメッセージのやり取りをしない。
○インターネット上やSNS上で知り合った人はもちろん、友達や恋人などの親しい人であっても、絶対に裸や下着姿の写真を送らない。
○困ったことがあれば、一人で悩まずに保護者や学校の先生などの周りの大人に相談しましょう。
被害防止のための対策(保護者の皆さんへ)
大切なお子さまを被害から守るために、次のことを実践しましょう。○お子さまのスマートフォン等の利用にあたっては、有害サイトの閲覧やアプリの利用を制限する「フィルタリングサービス」を始めとしたペアレンタルコントロール機能(※)を活用し適切に管理を行い、安全なインターネット利用環境を整えましょう。
○スマートフォンやインターネットを適切に使用するため、家族で話し合い、スマートフォン等の使い方について、「家庭のルールづくり」をしましょう。
※ 保護者が子供のライフサイクルを見通して、その発達段階に応じてインターネット利用を適切に管理する機能のことをいう。
被害防止のための特設ページ
三重県警察ウェブサイトでは、SNS等の利用によって犯罪被害に遭わないための対策をクイズ形式のまんがや動画等で紹介しています。下記リンクから確認できますので、是非活用してみてください。
https://www.police.pref.mie.jp/syounenka_sns/sns_higaibousi.html
相談窓口(少年相談110番)
フリーダイヤル 0120-41-7867(よいこ なやむな)受付時間:月曜から金曜 9時から17時まで(土日休日、年末年始を除く)
少年や保護者等から、非行問題や犯罪被害等の各種相談を受け付けています。