令和07年05月01日
自転車の安全利用の推進

自転車月間
毎年5月は自転車活用推進法に基づく「自転車月間」です。自転車事故のない安全で安心な社会を実現しましょう。
携帯電話使用及び酒気帯び運転の罰則強化
令和6年11月から、自転車の危険な運転に対し、罰則が強化されました。
自転車運転中のながらスマホ(携帯電話の通話や画面を注視する行為)、酒気帯び運転は絶対にダメです!
また、自転車に乗る人にお酒を提供したり、自転車に同乗したり、お酒を飲んだ人に自転車を貸したりする行為も罰則の対象となります。

自転車の安全利用
自転車は「車両」です。車と同じように信号を守り、一時停止指定場所では必ず停止するなど、自転車安全利用五則※を守りましょう。
※ 自転車の安全利用五則
1 車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
2 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
3 夜間はライトを点灯
4 飲酒運転は禁止
5 ヘルメットを着用


乗車用ヘルメット着用努力義務化
令和5年4月から全ての自転車利用者に自転車乗車用ヘルメットの着用が努力義務化されました。
昨年の全国ヘルメット着用率調査では、県内で29.2%と、まだ約7割の方が着用していないという結果でした。
万が一の事故の際に命を守るため、ヘルメットは必ず着用しましょう。

自転車が関連する事故
令和6年中の県内における自転車が関連する交通事故死者数は4人で、前年に比べ3人減少したものの、いまだ自転車が関連する悲惨な交通事故は後を絶ちません。
気候の良い時期になり、自転車利用者も増えることから、自転車が関連する交通事故の増加が懸念されます。交通事故を起こさない、交通事故に遭わないために、一人一人が安全運転に努めましょう。

自転車の保険への加入
三重県の条例で自転車保険の加入が義務化されました。
自転車側に責任のある高額の賠償が発生し、中には数千万円といった多額の損害賠償が生じた例もあります。保険制度は、自転車事故による被害者を救済する目的のほか、加害者の経済負担を軽減するものです。
自転車を利用する際は、もしもの事故に備えましょう。