現在位置:
  1. トップページ >
  2.  お知らせ・イベント>
  3.  薬物乱用防止
担当所属:
  1.  三重県警察  >
  2.  警察本部総務課 
  • facebook
  • facebook share
  • twitter
  • google plus
  • line
令和07年06月01日

薬物乱用防止


 三重県警察では、令和6年中、覚醒剤、大麻などの違法薬物を使用・所持したなどとして93人を検挙し、違法薬物の根絶に向けて取締りを強化していますが、違法薬物を乱用する事案は、依然として後を絶ちません。

  違法薬物に一度手を出してしまうと、強烈な依存性のため、やめたいと思っても自分の意思ではやめられなくなり、絶えず薬物のことが頭から離れなくなるなど、社会生活に大きな支障を来すようになってしまいます。

 さらに、薬物依存が進行すると、幻聴や幻覚が現れて錯乱状態に陥り、殺人、放火などの凶悪事件を起こしたり、自分自身を傷つけたりする場合もあります。

○ 薬物事犯の特徴(全国)
令和6年中、全国における薬物事犯全体の検挙人員は、
1万3,462人  であり、前年に比べ132人増加となっています。
このうち、覚醒剤事犯が6,124人 大麻事犯が6,078人 となっています。

大麻事犯は前年に比べ減少したものの、引き続き高い水準で推移しており、大麻の乱用拡大が懸念されています。

○ 薬物事犯の特徴(三重県内)
令和6年中、三重県内における薬物事犯の検挙人員は、
93人となっています。
このうち、覚醒剤事犯が62人 と、その大半を占めています。

覚醒剤事犯の検挙人員62人のうち、約6割に当たる36人が再犯者であり、高い依存性を示しています。
また、大麻事犯については、検挙人員が25人となっています。

大麻事犯の検挙人員を世代別に見ると、10代から30代で9割を超え、若年層における大麻の乱用が拡大しています。
こうした背景には、インターネット上における「身体に悪影響はない」「依存性がない」等、大麻の有害性に関する誤った認識が広がり、違法性の認識が希薄化していることが一因として、考えられます。

大麻等の違法薬物は依存性が高く、幻覚・幻聴などの症状、運動・知能機能の低下、 精神異常などを引き起こします。

また令和6年12月に大麻取締法が改正され、大麻が「麻薬」に位置付けられ、単純所持が厳罰化されたほか、施用する行為に罰則が設けられました。

○ 薬物乱用防止対策
薬物乱用を防止するためには、警察の取締りだけではなく、県民一人一人のご理解とご協力がなければなりません。
インターネットの普及に伴い、青少年の身近なところにドラッグに関する情報が氾濫している現状を踏まえ、三重県警察では、将来を担う若者に薬物の危険性を強く訴える「薬物乱用防止教室」を重点的かつ継続的に実施しています。

また、警察本部や各警察署においても、薬物乱用に関する相談を受け付けています。

違法薬物に一度でも手を出せば、人生が大きく狂ってしまい、取り返しがつかなくなってしまいます。
ご自身やご家族を守るためにも、薬物の乱用は絶対にやめてください。



覚醒剤                      乾燥大麻
    

THC類大麻濃縮物                 MDMA
    

お知らせ・イベント
簡易検索

相談窓口

本ページに関する問い合わせ先

三重県警察本部 組織犯罪対策課
電話059-222ー0110(代)

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

ページID:000298741