令和08年04月01日
春の行楽期における山岳遭難にご注意を!
4月下旬から5月上旬にかけて、春山登山をする方が多くなり、山岳遭難(さんがくそうなん)の増加が懸念(けねん)されます。
昨年のゴールデンウィーク(4月26日から5月6日)期間中は、県内で6件(6人)の山岳遭難が発生し、うち1人が亡くなりました。
山岳事故に遭わないよう、登山計画や装備品など、しっかりと事前準備をして登山を楽しんで下さい。
山岳遭難発生状況(令和7年中)
令和7年中、県内では、80件(94人)の山岳遭難が発生しました。このうち、10人が亡くなり、1人が現在も行方不明のままとなっています。
発生件数は、統計を取り始めた昭和50年以降、最多となりました。
山岳遭難の特徴(令和7年中)
〇態様別(たいようべつ)
遭難者94人のうち、「道迷い」が37人と最も多く、次いで「滑落(かつらく)」が25人、「転倒」が15人、「疲労」が8人でした。
〇山域別(さんいきべつ)
遭難80件のうち、「鈴鹿山脈」での発生が45件で、そのうち最も多かった山は、人気の高い「御在所岳(ございしょだけ)」で18件でした。
〇発生時間帯別
遭難80件のうち、「昼から夕方までの間(12時から18時までの間)」が48件と最も多く、次いで「朝から昼までの間(6時から12時までの間)」が24件、夜間(18時から24時までの間)が5件、不明が3件でした。
〇登山届の提出状況
遭難者94人のうち、未提出が69人、提出が25人でした。
楽しく安全な登山をするために守っていただきたい3つのお願い
1:安全な登山計画を立てること
登山の前には、天気予報を確認し、自分の体力や経験に応じた山を選びましょう。
また、休憩時間を取り入れた無理のない計画を立て、周囲が暗くなる前に下山できるよう、早めの時間に登山を開始することが大切です。
単独で登山する方もいますが、トラブルが発生した際に、同行者がいれば助けを呼ぶことができますので、できるだけ複数人で登山することをおすすめします。
2:必要な装備品を準備すること
春は、自宅を出るときは暖かくても、山の中では気温が低く、天候が急変して雨が降ることもあります。
登山のときは、防寒具、雨具、ヘッドライトなどの装備品のほか、飲み物やアメ、チョコレートなどの行動食も準備しておきましょう。
最近は、スマートフォンに表示された登山地図を見ながら登山をする方が増えていますが、電池切れで「登山アプリ」が使えなくなると、道に迷い山岳遭難につながりますので、モバイルバッテリーも準備しておきましょう。
3:登山届を提出すること
登山届は、万が一遭難した場合、捜索救助の重要な手掛かりとなります。
登山届は、「紙の登山届」を登山ポストへ投函する方法のほか、登山アプリ等を利用して提出する「電子登山届」の2つの方法があります。
「電子登山届」は、登山アプリの「ヤマップ」や「コンパス」などから、簡単にを提出することができますので、登山の際は忘れずに提出して下さい。
<登山アプリ 詳細>
▲「YAMAP ヤマップ」 https://yamap.com/
▲「Compass コンパス」 https://www.mt-compass.com/howto.php

【画像:三重県における登山届出提出方法】
3つのお願いを守っていただき、安全に登山を楽しんでください。