みえの食育ネットワーク
協働とネットワーク化
子どもを取りまく環境ではさまざまな場面で様々な活動が行われています。動機は異なっていても同じ結果を目指す個人や団体の活動は、協力しながらそれぞれが主体的に進めていくことで効果が上がるようになります。
『食育』について共通のイメージを持ちサポート体制の強化をします。
ボランティア・NPO等
- それぞれの得意分野で、連携しながらの実践活動
地域
スーパー・コンビニ・総菜屋・レストランなど
- 健康に配慮した安心安全な商品の提供
- コミュニティー施設を利用した行事(お年寄りなど地域の人との交流)
食料生産関係
農業・水産業・畜産業者
- 自らが教える人となり、食べ物の育ち等を伝える
食品加工業者
- 健康に配慮した安心安全な食品を提供する
農協・漁協など
- 食料流通への配慮
県・保健所
- 地域のコーディネート・研修
市町村
- 健診時の指導や母子への各種教室などの実施
学校
- 給食を中心に、食に関する指導や総合学習を利用しての実践
- 保護者や地域の人と共に学ぶ機会の提供
保育所
- 野菜作り、クッキング、食事の楽しさ、 食べ方、からだの仕組みなど食に関わる様々なことを体験する場の提供
- 地域の人との交流の場
専門団体
- マンパワーの養成・育成、外食環境整備等の実践
大学・研究機関
- 調査、研究を通じ基礎データ管理・提供
病院
- 母子への指導など
マスメディア
- 適切な情報の発信
人材の有効な活用
食育を実践する者は、子どもたちの食環境や食習慣の実態をよく把握したうえで、実状にあった食育内容を見いだすことができる。
食育を実践する者は、子どもたちの食環境や食習慣の実態をよく把握したうえで、実状にあった食育内容を見いだすことができる。
子どもたちがイキイキと学ぶことができるよう、正しい知識に基づいた媒体などを利用し、わかりやすく、また印象深く食育を実践することができる。
子どもたちにかかわるそれぞれの専門家あるいは、家族を含む大人社会との共通理解の中で、食育を実践することができる。
食育の実践は、多くの分野から多面的に展開できることを認識し、ネットワークを活かして知識や活動のレベルアップを図ることができる。(地域全体のQOLの向上へ)
それぞれの専門家は、正しい知識や技術の情報を地域に発信することができる。このようなことを目的とした、研修体制の強化と人材の育成を図ります。また、人材は貴重な資源として研修会や実践の現場に派遣できるようなシステムやそれらの情報を集約し、発信するホームページの開設を検討します。さらに、食育は誰もが専門家となり得ることから、一般の方対象の研修会を開催し、ネットワークに参加できる体制を作るなど、人材の養成にも取り組みます。