とちく検査とは
獣医師であるとちく検査員が、牛や豚などについて1頭ごとに検査し、食用に適さないものを排除します。
生体時、解体時などの各処理行程で行う検査はそのときでなければ観察できない事項があるため最終判定に大変重要です。
また、通常の検査で判断の難しいものについては、試験検査室で精密検査を実施します。
生体検査
家畜の健康状態を検査します。
解体前検査
血液の状態を中心に検査します。
内臓検査
内臓のすべての部位について、肉眼検査を行います。
枝肉検査
枝肉のすべての部位について、肉眼検査を行います。
検印
すべての検査に合格したものに検印を押します。
異常の認められたものは不合格となり食用にはなりません。