平成30年11月13日(土)に、ふるさとづくり上高尾の会(伊賀市)と北伊勢上野信用金庫(四日市市)の協働活動が行われました。両者は「農山村活性化の取組に関する協定」を締結し、伊賀市上高尾地域における作業支援等を通じて、農山村活性化に向けた協働活動を行っています。
 
 
 
 活動が始まりました。北伊勢上野信用金庫の職員と、ふるさとづくり上高尾の会と合わせて27名が参加しました。今回は、地域の伝統食である「藁灰(わらばい)こんにゃく」を作りました。
 こんにゃく作りの工程について、地域の人からの説明がありました。
 
 
       稲わらすぐり              こんにゃく加工作業
  まず、稲わらを燃やして灰汁(あく)を作り、灰汁の中でこんにゃくいもをすりおろします。そのための「稲わらすぐり(藁の袴取り)」を行いました。(初めての協働作業です)
 すり下ろして固まったこんにゃくを茹でる作業を行いました。2班に分かれて作業しました。
 
 
 できたこんにゃくを袋詰めにしました。
 北伊勢上野信用金庫の参加者は普段仕事で体を動かさないことから、作業が楽しく、新鮮だったようです。
 実際の作業を体験し、準備などの話を聞いて、作る苦労がよくわかったという意見もありました。
 完成した刺身こんにゃくをみんなで試食して、ふるさとづくり上高尾の会からは最高の出来との評価があり、北伊勢上野信用金庫からはこんなに柔らかくて癖のないこんにゃくは初めてと絶賛していました。
 次回は12月に、そば打ち体験と地域及び企業の交流会を開催する予定です。