NPOと企業等のパートナーシップ促進事業
三重県では、NPOと企業の協創による地域づくりを拡げていくために、NPOと企業の協創を促進する仕組みを多様な視点から検証・構築するとともに、企業がNPOとの協創に積極的になるための取り組みを進めていきます。
「地域で頑張る企業・NPO」を“つたえ”“つなげる”学生レポーター活動
NPOと企業の協創による地域づくりを促進していくために、産官学民のメンバーによるワーキンググループを設置し、どのような取組が有効であるのか、の検討を行っています。その一環として、次代を担う大学生の視点から「地域で頑張る企業やNPO」を取材し、県民の皆さんに“つたえ”、そして、“つながる”ための情報発信の取組を実施します。
内容はこちらをご覧ください ⇒ 学生レポーター活動
NPOと企業などが「新たなアイデアを生み出す」交流の場づくり
平成24年度に実施した「NPOと企業の連携・協働実態調査」では、NPOと企業などの連携・協働を盛んにするために、「出会う機会」「一緒に地域のことを考える機会」に対するニーズが多く寄せられました。
産官学民のメンバーによるワーキンググループでは、NPOと企業のほか、「地域をよくしたい」と想う多くのセクターから参加者が集い、「地域がよくなる新たなアイデア」を未来志向で考える場(フューチャーセンター)の実践に取り組んでいます。
第1回 「共に未来を創る」フューチャーセンター
日時:平成26年1月17日(金) 14:00~17:00
場所:アスト津3階 みえ県民交流センター
参加者:30名(企業関係者7名、行政関係者7名、NPO関係者9名、大学生7名)
見学者:15名
当日の様子はこちらをご覧ください → 実践記録
第2回 「障がい者雇用」フューチャーセッション
日時:平成26年3月27日(木) 14:00~17:00
場所:アスト津3階 みえ県民交流センター
参加者:23名(企業関係者10名、行政関係者4名、NPO関係者5名、大学生4名)
見学者:2名
当日の様子はこちらをご覧ください → 第2回フューチャーセッション
NPOと企業の連携・協働実態調査事業(平成24年度)
三重県では平成24年度から、新しい総合計画「みえ県民力ビジョン」がスタートし、さまざまな主体が協働して新しいものを生み出す「協創の三重づくり」に取り組んでいます。この中で、NPOと企業が互いの強みを生かし、自発的に地域づくりを進めることを促進するために、企業の地域社会との関わりについての現状やニーズ、課題等を把握する調査を実施しました。
この調査を通じて、企業もNPO(市民)も一緒の地域住民として、地域の問題や課題を共有し、企業がNPO(市民)のために、NPO(市民)も企業のためにという、「お互いが支えあえる地域社会」という同じ方向を向き、協創の実践を促進するために有効な仕組みを考える際の参考とすることを目的としました。
事業受託者:特定非営利活動法人Mブリッジ
調査報告書 → 報告書
主な内容
企業向けアンケート
- 調査対象:三重県内の企業(各事業所・支店・営業所・工場等を含む)
- 調査方法:アンケート用紙を郵送(配布数:5,351社 回収数:754社)
- 調査期間:平成24年8月16日~9月30日
NPO向けアンケート
- 調査対象:三重県内のNPO等(NPO法人、ボランティア団体、市民活動団体等)
- 調査方法:アンケート用紙を郵送(配布数:968団体 回収数:283団体)
- 調査期間:平成24年10月4日~10月25日
調査協力:特定非営利活動法人パートナーシップサポートセンター、三重県商工会議所連合会、三重県商工会連合会、三重県中小企業家同友会、みえ市民活動ボランティアセンター
NPOと企業の連携・協働事例(取材調査結果)
調査に対するコメント等
- 岸田眞代氏(特定非営利活動法人パートナーシップサポートセンター 代表理事)
- 青木雅生氏(三重大学人文学部 准教授)