氏名が外国式の人の氏名表記
パスポートに記載する氏名表記に関する原則は、次のとおりです。
戸籍に記載された氏名の国字の音訓又は慣用による読み方を
ヘボン式ローマ字で記載する。
一方、例外として、配偶者が外国籍である人、親が外国籍である人等で外国式の氏名を名乗る人については、「非ヘボン式表記」又は「別名併記」によるローマ字氏名表記ができる場合があります。
必ず事前に旅券センターへお問い合わせください。
このページでは、「非ヘボン式表記」及び「別名併記」の対象者や必要書類などについてご案内しています。お問い合わせいただく前にご覧ください。
非ヘボン式表記
パスポートに外国式の氏名をその綴りどおりに表記する方法です。
対象者
外国人と婚姻関係、親子関係等があり、外国式の氏名を名乗っている人で外国式の氏名が戸籍に記載されている人。
条 件
- 今後、旅券のローマ字氏名表記は変更できない。
- 申請書裏面の「旅券面の氏名表記」に希望する氏名表記を本人が記入する。
記入例 姓 「スミス」を非ヘボン式表記希望の場合 姓の欄に ＳＭＩＴＨ
ただし、申請書の表面には、「ＳＵＭＩＳＵ」とヘボン式で記入する。
注意：以前の旅券が既に非ヘボン式表記の人も、申請書の裏面「旅券面の氏名表
記」の記入が必要です。申請書、及び、「パスポート（旅券）申請案内」の記載
内容をご確認ください。
必要書類
新規・切替申請、訂正申請に通常必要な書類の他に、次の書類が必要です。
外国式氏名の綴りが確認できる書類（外国式氏名を名乗る人のみ）
１． 初めて非ヘボン式表記を希望する場合
外国政府機関が発行した次の書類のうち、いずれか１点（原本）
- 国籍証明書
- 出生証明書
- 婚姻証明書
- 外国のパスポート
- 外国人登録証
上記書類が提示できない場合は、事前に三重県旅券センターにご相談ください。
２． 前回と同じ非ヘボン式表記を希望する場合
非ヘボン式表記が記載されている前回旅券
注意事項
一度非ヘボン式表記にすると、婚姻等の身分事項の変更がない限りその氏名表記は変更できません。
詳しくは、三重県旅券センターにお問い合わせください。
別名併記
ヘボン式表記の氏名の後ろに括弧書きで、外国式氏名を併記する方法です。
対象者
戸籍に外国式の氏名は記載されていないが、外国式の表記を希望する人で綴りを確認できる書類（外国政府機関が発行したもの）を用意できる人。
条 件
申請書裏面の「旅券面の氏名表記」に希望する氏名表記を本人が記入する。
記入例 姓 「スミス」を別名併記希望の場合
姓の欄に 戸籍に記載の姓(ヘボン式）と別名を記入 ＴＡＮＡＫＡ（ＳＭＩＴＨ）
ただし、申請書の表面には、「ＴＡＮＡＫＡ」と戸籍に記載の姓のみ記入する。
注意：以前の旅券が既に別名併記の人も、申請書の裏面「旅券面の氏名表記」の
記入が必要です。申請書、及び、「パスポート（旅券）申請案内」の記載内容
をご確認ください。
必要書類
新規・切替申請、訂正申請に通常必要な書類の他に、次の書類が必要です。
外国式氏名の綴りが確認できる書類
１．初めて別名併記を希望する場合
外国政府機関が発行した次の書類のうち、いずれか１点（原本）
- 国籍証明書
- 出生証明書
- 婚姻証明書
- 外国のパスポート
- 外国人登録証
上記書類を提示できない場合は、事前に三重県旅券センターにご相談ください。
２．前回と同じ別名併記を希望する場合
別名併記が記載されている前回旅券
詳しくは、三重県旅券センターにお問い合わせください。
