第8次三重県交通安全計画
交通安全対策の総合的かつ計画的な推進を図るため、交通安全対策基本法(昭和45年法律第110号)第25条第1項の規定に基づき、第8次三重県交通安全計画を策定しました。
第8次三重県交通安全計画
表紙、まえがき、目次(PDF 20KB)
計画の基本理念(PDF 28KB)
第1章 道路交通の安全(PDF 365KB)
第2章 鉄道交通の安全(PDF 48KB)
第3章 踏切道における交通の安全(PDF 36KB)
概要は以下のとおりです。
副題
交通事故のない社会を目指して
計画期間
平成18年度から22年度までの5年間
計画の基本理念
真に豊かで活力のある社会を構築していくためには、その前提として県民の安全と安心を確保していくことが極めて重要であり、交通安全の確保もその重要な要素である。
- 人命尊重の理念に基づき、また交通事故がもたらす大きな社会的・経済的損失をも勘案して、究極的には交通事故のない社会を目指す。
- 自動車と比較して弱い立場にある歩行者や、高齢者、障害者、子ども等の交通弱者の安全を一層確保する「人優先」の交通安全思想を基本とする。
道路交通
基本的な考え方
道路交通事故の無い社会を目指して
- 人命尊重の理念に基づき、究極的には、交通事故のない社会を目指す。
- 今後は、死者数の一層の現象に取り組むとともに、事故そのものの現象についても積極的に取り組む必要がある。
- 我が国では、欧米諸国と比較して、交通事故死者数に占める歩行者の割合が高くなっており、人優先の交通安全思想の下、歩道等の整備により、歩行者の安全確保を図ることが重要である。
目標
- 平成22年度までに、交通事故死者数を130人以下にすることを目指す。
- 平成22年度までに、交通事故死傷者数を15,500人以下にすることを目指す。
4つの視点
- 少子高齢社会への対応
- 歩行者の安全確保
- 県民自らの意識改革
- ITの活用
8つの柱
- 道路交通環境の整備
- 交通安全思想の普及徹底
- 安全運転の確保
- 車両の安全性の確保
- 道路交通秩序の維持
- 救助・救急活動の充実
- 損害賠償の適正化を始めとした被害者支援の推進
- 研究開発及び調査研究の充実
鉄道交通
基本的な考え方
鉄道事故のない社会を目指して
- 各種の安全対策を推進し、県民の鉄道に対する信頼を揺るぎ無いものとする。
目標
- 乗客の死者数ゼロを目指す。
2つの視点
- 事故個別の問題の解決
- 過去に起きた事故等の教訓の活用
4つの柱
- 鉄道交通環境の整備
- 鉄道の安全な運行の確保
- 救助・救急活動の充実
- 被害者支援の推進
踏切道における交通
基本的な考え方
踏切事故のない社会を目指して
- 踏切事故防止対策を総合的かつ積極的に推進することにより、踏切事故のない社会を目指す。
目標
- 平成22年度までに踏切事故件数を平成17年度と比較して約1割削減することを目指す。
視点
- それぞれの踏切の状況等を勘案した効果的対策の推進
4つの柱
- 踏切道の立体交差化、構造の改良及び歩行者等立体横断施設の整備の促進
- 踏切保安設備の整備及び交通規制の実施
- 踏切道の統廃合の促進
- その他踏切道の交通の安全と円滑化を図るための措置