最近の食中毒発生状況
本情報は、三重県内の施設で発生した食中毒事件を、報道発表から1ヶ月程度掲載しています。
ただし、処分をした施設名・営業者名は、処分解除後に削除しています。
・令和3年の食中毒発生状況
・過去の発生状況は、こちらをクリックしてご覧ください。
○過去の状況まとめ
過去1ヶ月の発生状況(四日市市除く)
1 概要令和3年1月4日(月)9時40分頃、伊勢市内医療機関から伊勢保健所へ、同日2時30分頃に救急で診療した患者が、顔面・手のしびれ、運動麻痺、言語障害等の症状を呈しており、患者は前日の夕食にふぐを喫食している旨通報がありました。
同保健所が調査したところ、1月3日(日)に志摩市内の飲食店を利用し、ふぐコースを喫食した、1グループ6名中1名が同症状を呈していることが判明しました。
同保健所は、患者の症状及び潜伏期間がふぐ毒によるものと一致すること、発症日から遡ったふぐ毒の潜伏期間中に患者が喫食したふぐ類は、当該飲食店で提供された食事のみであること、患者を診察した医師からふぐ毒による食中毒の届出があったことから、当該施設が原因の食中毒と断定し、本日付けで営業禁止処分としました。
なお、患者は快方に向かっています。
2 発病状況
1)喫食者 6名
2)有症者 1名(56歳 女性 入院中)
3)主な症状 しびれ、嘔吐、運動麻痺、言語障害
4)発病日時 令和3年1月3日(日)22時30分
3 発生場所
所在地 志摩市
業 種 飲食店営業
4 原因食事
1)令和3年1月3日(日)夕食
2)主なメニュー:ふぐコース(てっさ、てっちり、てっぴ、雑炊)他
※原因食品は調査中です。
5 原因物質
ふぐ毒(ヒガンフグ)