最近の食中毒発生状況
本情報は、三重県内の施設で発生した食中毒事件を、報道発表から1ヶ月程度掲載しています。
ただし、処分をした施設名・営業者名は、処分解除後に削除しています。
・令和6年の食中毒発生状況
・令和5年の食中毒発生状況
・過去の発生状況は、こちらをクリックしてご覧ください。
○過去の状況まとめ
過去1ヶ月の発生状況(四日市市除く)
令和6年9月24日発表分
1 概要
令和6年9月17日(火)、伊勢市内の事業者から伊勢保健所へ、「9月13日(金)の夜に同事業所の社員が伊勢市内の飲食店を利用したところ、そのうちの複数名が腹痛、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈している」との通報がありました。
同保健所が調査したところ、9月13日(金)に伊勢市内の飲食店を利用した1グループ15名中8名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者の便及び1名の血液からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。
2 発病状況
1)喫食者 15名中 有症者数 8名(入院患者1名)
2)有症者の年齢構成 注:( )は入院で再掲
~9歳 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70歳~ | 不明 | 計 | |
男 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 (1) |
0 | 0 | 6 (1) |
女 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
4)主な症状 腹痛、下痢(水様性2~20回)、発熱(37.5℃~39.0℃)
5)発病日時 令和6年9月15日(日)午前8時から同月18日(水)午前4時
3 原因施設
所在地 伊勢市
業 種 飲食店営業
4 原因食事
1)令和6年9月13日(金)に提供された夕食
2)原因物質 カンピロバクター・ジェジュニ
3)主なメニュー ササ身味噌和え、生ハムトマト巻き、地蛸カルパッチョ、焼茄子、豚しゃぶサラダ、
おつくり(キメジマグロ、ヒラマサ、オオモンハタ)、錦爽鶏もも木の子煮、メンチカツ、
鶏の唐揚げ、カツオ寿司 等
※原因食品は、調査中です。
令和6年9月27日発表分
1 概要
令和6年9月18日(水)、津市内の住民から津保健所へ、「9月14日(土)に津市内の飲食店を利用したところ、腹痛、下痢、発熱等の食中毒様症状を呈した」との通報がありました。
同保健所が調査したところ、9月14日(土)及び同月15日(日)に当該飲食店を利用した2グループ4名中4名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員快方に向かっています。
2 発病状況
1)喫食者 4名中 有症者数 4名(入院患者1名)
2)有症者の年齢構成 注:( )は入院で再掲
~9歳 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70歳~ | 不明 | 計 | |
男 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
女 | 0 | 0 | 3 (1) |
0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 (1) |
4)主な症状 腹痛、下痢(水様性5~30回)、発熱(38.0℃~40.2℃)
5)発病日時 令和6年9月16日(月)午後3時から同月17日(火)午後5時
3 原因施設
所在地 津市
業 種 飲食店営業
4 原因食事
1)令和6年9月14日及び15日に提供された夕食
2)原因物質 カンピロバクター・ジェジュニ
3)主なメニュー 鶏の霜降り、霜降りささみのシーザーサラダ、鶏串、鶏の唐揚げ、馬刺し 等
※原因食品は、調査中です。
令和6年9月30日発表分
1 概要
令和6年9月28日(土)、桑名市内の医療機関から桑名保健所へ、食中毒様症状を呈した患者2名を診察しており、両者の便からカンピロバクターが検出された旨通報がありました。
同保健所が調査したところ、9月19日(木)及び9月21日(土)に当該飲食店を利用した2グループ8名中4名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
同保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員回復しています。
2 発病状況
1)喫食者 8名中 有症者数 4名(入院患者0名)
2)有症者の年齢構成 注:( )は入院で再掲
~9歳 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70歳~ | 不明 | 計 | |
男 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 |
女 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
4)主な症状 腹痛、下痢(水様性10~15回)、発熱(38.0℃~39.0℃)
5)発病日時 令和6年9月21日(土)午後6時から同月23日(月)午後6時
3 原因施設
所在地 桑名市
業 種 飲食店営業
4 原因食事
1)令和6年9月19日(木)及び9月21日(土)に提供された夕食
2)原因物質 カンピロバクター・ジェジュニ
3)主なメニュー 焼きとり(もも肉、つくね 等)、ささみアボガド、きもさし、枝豆、フライドポテト、
手羽先 等
※原因食品は、調査中です。
令和6年10月4日発表分
1 概要
令和6年9月24日(火)午前10時頃、松阪市内の医療機関から松阪保健所へ、津市内の飲食店で鶏肉料理を喫食したのち、下痢、腹痛等の症状を呈している患者を2名診察した旨の連絡がありました。
津保健所が調査したところ、9月20日(金)に当該飲食店を利用した1グループ25名中15名が同様の症状を呈していたことが判明しました。
津保健所は、有症者に共通する食事が他にないこと、複数の有症者の便からカンピロバクター・ジェジュニが検出されたこと、有症者を診察した医師から食中毒の届出があったことから、当該飲食店が提供した食事が原因の食中毒と断定し、本日付けで当該飲食店を営業禁止処分としました。
なお、有症者は全員回復しています。
2 発病状況
1)喫食者 25名中 有症者数 15名(入院患者0名)
2)有症者の年齢構成 注:( )は入院で再掲
~9歳 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70歳~ | 不明 | 計 | |
男 | 0 | 1 | 2 | 0 | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 7 |
女 | 0 | 0 | 5 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 8 |
4)主な症状 腹痛、下痢(水様性5~30回)、発熱(37.2℃~40.4℃)
5)発病日時 令和6年9月21日(土)午前9時から同月24日(火)午前8時
3 原因施設
所在地 津市
業 種 飲食店営業
4 原因食事
1)令和6年9月20日(金)に提供された夕食
2)原因物質 カンピロバクター・ジェジュニ
3)主なメニュー 鶏刺身、焼き鳥(ねぎま、もも、ささみ)、串かつ(うずら、つくねかつ、とりかつ)、
揚げ物(ポテト、手羽先)、シーザーサラダ 等
※原因食品は、調査中です。