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三重県企業庁

用語集(毒性等量解説)

毒性等量
読み どくせいとうりょう
記号等 TEQ (Toxic Equivalent)
関連リンク ダイオキシン類耐容1日摂取量(TDI)
解説

ダイオキシン類は、毒性の強さがそれぞれ異なっており、 ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)のうち、 2と3と7と8の位置に塩素が付いたもの(2,3,7,8-TCDD)がダイオキシン類の中で最も毒性が強いことが知られています。

最も毒性が強い2,3,7,8-TCDDの毒性を1として、 他のダイオキシン類の毒性の強さを換算して足し合わせた値を毒性等量 (TEQ:Toxic Equivalent)といいます。
 

ダイオキシン類の種類

ダイオキシン類は下図のように、基本的には炭素で構成されるベンゼン環(図中「亀の甲羅状」の部分)2つが、酸素(図中「O」)で結合したりして、それに塩素が付いた構造をしています。

図中の1から9および2'から6'の位置には塩素又は水素が付いていますが、塩素の数や付く位置により毒性が異なります。
 

ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)の骨

上図はポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)の骨格です。塩素の付き方によって75種類あります。その中でも、2、3、7、8の位置に4つの塩素が付いたもの(2,3,7,8-TCDD)が最も毒性が強いことが知られています。






ポリ塩化ジベンゾフラン
上図はポリ塩化ジベンゾフラン(PCDF)の骨格です。塩素の付き方によって135種類あります。







 

ポリ塩化ビフェニル
上図はポリ塩化ビフェニル(PCB)の骨格です。 PCBの中でも2つのベンゼン環が同一平面上にあって扁平な構造となっているものを「コプラナーPCB」といいます。コプラナーPCBは十数種類の仲間があります。
なお、PCBの中には、同一平面上にない構造を有するものについてもダイオキシンと似た毒性を有するものがあり、我が国では現在、これらも併せてコプラナーPCBと称しています。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水質管理情報センター 〒515-2504 
津市一志町高野1996
電話番号:059-295-0212 
ファクス番号:059-295-0213 
メールアドレス:suishitu@pref.mie.lg.jp

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