三重県立美術館では、地域の皆様と協働して、美術館周辺の街路に賑わいを創出しながら近隣の各文化施設の魅力をアピールするため、下記のとおりアーティストの松村忠寿さんをお招きして「フキだしバルーンプロジェクト」を開催します。
1.日時 平成28年2月20日(土曜日)、21日(日曜日)
両日とも11時頃から17時頃まで
2.場所 三重県立美術館周辺 「文化交流ゾーン」
(津駅西口から三重県総合博物館・三重県立図書館までの沿道)
3.内容 昨年11月に開催した「フキだしバルーンプロジェクトプレイベント」により生み出された言
葉たちがフキだしバルーンとなって、津駅西口から美術館をへて博物館、図書館、総合文化セ
ンターへといたる住宅街に囲まれた閑静なエリア「文化交流ゾーン」を埋め尽くし、おしゃべ
りな町へと様変わりします。
まちなかに浮かぶ数々のバルーンに書かれているのは、ワークショップを通じて集めた、各
文化施設の魅力を発信する言葉たち。どんなおもしろい資料や作品、スポットがあるのか、想
像が膨らみます。いつもとは違う風景のなか、文化をめぐる冬の散策を楽しんでください。
4.関連イベント
○フキだしバルーンの屋台が登場!(各日限定30個)
場所:三重県立美術館エントランスホール
日時:平成28年2月20日(土曜日) 11時から16時30分まで
平成28年2月21日(日曜日) 10時から15時まで
5.プレイベントの概要
平成28年年11月28日(土曜日)、29日(日曜日)には、バルーンに載せる言葉を考えるプレイベント
を開催し、2日間で20名の方にご参加いただきました。
1日目は、参加者は、三重県総合博物館と三重県立図書館を見学し、展示室の隠れた見どころや貴重
な資料の魅力について学芸員、司書のレクチャーを受けました。
2日目は、三重県立美術館にて収蔵品の魅力について学芸員が説明しました。
その後、松村忠寿さんによるバルーンの作り方のデモンストレーションを見て、参加者は思い思いの
言葉を用紙に記入しました。この言葉がプロジェクト当日、100個のバルーンに載って街を飾ります。
6.アーティスト紹介
松村忠寿(まつむら ただとし)
千葉県在住。言葉をフキだし形のバルーンでビジュアル化するプロジェクトを各地で実践。参加者か
ら町の魅力をアピールする言葉や、思いがけない想像力の飛躍を引き出したり、言葉と人物との意外
なマッチングを作り出したり、内容は多彩。バルーンを参加者が携えて歩くことで、その時その場所
限定の景色が生まれる。