平成29年度の県内総生産は、名目では8兆2,272億円(対前年度比1.6%増)と3年連続の増加、実質では7兆9,701億円(同1.9%増)と2年連続の増加となりました。
また、一人当たり県民所得は311万1千円となり、対前年度比1.9%の増加となりました。
・生産面では、製造業及び運輸・郵便業などが増加、不動産業、電気・ガス・水道・廃棄物処理業などが減少となりました。
・分配面では、県民雇用者報酬は6年連続の増加、財産所得は3年ぶり増加、企業所得は3年ぶりに減少となりました。
・支出面では、総固定資本形成は3年連続の増加、政府最終消費支出は2年ぶり増加、民間最終消費支出は4年連続減少となりました。
※県民経済計算は、県民の経済活動によって一年間に生み出された成果(付加価値)を生産・分配・支出といった3つの側面からマクロ的に把握して県経済の規模、県内の産業構造などを明らかにしたものです。