熊野古道伊勢路を未来に残していく活動として、熊野庁舎若手県職員ワーキンググループの「幸結び隊」が、東紀州地域の高校生や保全団体の方々と連携し松本峠の保全活動を行います。
この取組は、地元に住んでいるが熊野古道に馴染みがないといった高校生に参加してもらい、保全の重要性ややりがいを実感し、熊野古道に親しみを持ってもらうことを目的として実施します。
1 開催日時
令和7年11月15日(土曜日)8時45分から13時00分
※雨天時は、令和7年11月16日(日曜日)8時45分から13時00分に延期。
2 開催場所
三重県熊野庁舎5階大会議室(熊野市井戸町371)
熊野古道伊勢路松本峠(熊野市)
3 開催内容
〇講演(前半) 8時45分から9時20分
演題:「世界遺産の本当の意味とは何か」
イコモス文化の道国際科学委員会委員(三重県斎宮歴史博物館 調査研究課 主幹)
伊藤 文彦(いとう ふみひこ)氏
場所:三重県熊野庁舎5階大会議室
〇講演(後半) 9時20分から9時40分
演題:「保全活動の重要性・やりがいについて」
だんだんの会会員、熊野古道語り部友の会
和田 貞明(わだ さだあき)氏
場所:三重県熊野庁舎5階大会議室
〇保全作業【土砂の搬入】 10時00分から11時00分
松本峠大泊入口階段の風雨によって土が流れ出してしまった石段部分に土入れを行います。
また、途中で散乱している石の除去や雨によって流れ出してしまった石をもとに戻す作業を行
います。
場所:熊野古道伊勢路 松本峠
〇昼食兼交流会 11時30分から13時00分
今後の熊野古道の保全や、保全団体の後継者不足問題の改善策等について、幸結び隊・保全団
体・高校生でアイデアを出し合い検討します。
場所:三重県熊野庁舎5階大会議室
4 参加者(予定)計30名程度参加予定
・熊野庁舎若手ワーキンググループ 幸結び隊12人
・尾鷲高等学校生徒 参加者数調整中
・保全団体(だんだんの会) 7人
・保全団体(二木島峠・逢神坂峠世話人会)1人
5 熊野古道を未来につなぐプロジェクトについて
熊野古道を未来に向けて守っていくために必要不可欠な保全活動は、人手不足・後継者不足が
年々深刻化しています。このプロジェクトは、未来に向けて熊野古道を守っていくために、次世代
となる高校生に保全の重要性ややりがいを実感し、熊野古道に親しみを持ってもらうことを目的と
して、令和6年度から実施しています。
6 主催・問い合わせ
三重県熊野庁舎(三重県熊野市井戸町371)
紀南地域活性化局地域活性化防災室県民防災課
(三重県熊野地域若手ワーキンググループ「幸結び隊」事務局)
電話番号 0597-89-6105(平日午前8時30分から午後5時15分)