三重県は、一般社団法人 環境金融研究機構主催の「2025年サステナブルファイナンス大賞」において、「サステナブルボンド賞」を受賞しましたのでお知らせいたします。
本賞は、環境問題を金融的手法で解決する環境金融の普及・啓蒙活動を展開する同機構が、日本での
環境金融・サステナブルファイナンスの発展に貢献した金融機関、企業、団体等を対象に行う表彰制度
です。
三重県は、今年10月28日に発行した「みえグリーンボンド(水害レジリエンス枠)」の取組が評価さ
れ、「サステナブルボンド賞」を受賞しました。
今後も、みえグリーンボンドの発行により、安定的な資金調達を実現し、地球温暖化対策への取組を
着実に実施するとともに、三重県が地球温暖化対策に率先して取り組む姿勢を示すことで、ESG投資
に向けた機運醸成を図ります。
※一般社団法人 環境金融研究機構について
日本の金融機関のESG(環境・社会・ガバナンス)活動の情報発信や勉強会、研究等を行う団体。
※みえグリーンボンド(水害レジリエンス枠)の概要
・三重県初の防災・減災取組として水害レジリエンスをテーマに20億円発行。
(水害レジリエンス:気候変動への適応に向けて、水害の防止・極小化や復旧の早期化に繋がる
ように、河川・港湾・海岸保全施設等を強靱化すること)
・三重県と「SDGsの推進に関する連携協定」を締結した東京海上日動火災保険株式会社が全額を
引受け。
・全国で初めて地方債グリーンボンドの利率より低利(0.01%低利)で発行。