現在、三重県立美術館で開催中の「開館35周年記念Ⅱ テオ・ヤンセン展」にて展示中のストランドビースト※のうち、最新作《アニマリス・ブルハス・フィリス》(仮名)の名称を募集します。
テオ・ヤンセンが近年取り組んでいるキャタピラ(イモムシ)型のストランドビースト「ブルハス」シリーズのうちの一点に、三重県での開催を記念して、展示期間中に命名イベントを開催することとなりました。《アニマリス・ブルハス・○○》の○○の部分をお考えいただき、展覧会会場にてご応募ください。
※ストランドビーストは、ストランドが砂浜、ビーストが生物という意味のオランダ語を組み合わせた造語で、テオ・ヤンセン氏の作品のことを言います。
1 募集期間
平成29年8月22日(火)から平成29年8月27日(日)
2 応募資格
どなたでも応募できます。(応募に必要な資格は特にありません。)
3 応募方法
三重県立美術館エントランスホール(津市大谷町11番地)に設置した応募用紙に必要事項を記入の上、同所設置の応募ボックスに投函してください。
※応募作品名は、他に使用されていないもので、自作・未発表のものに限ります。
※原則、カタカナにてご応募いただき、可能な場合はアルファベット表記も併記してください。どちらか
のみ記載いただいた場合は、三重県立美術館とテオ・ヤンセン氏本人が協議の上、未記載の表記につい
て決定させていただきます。
例:「フィリス」のみ記載の場合、こちらでアルファベット表記を「filis」と、「filis」のみ記載
の場合、カタカナ表記を「フィリス」とさせていただきます。
※選定された名称をもとに、テオ・ヤンセン氏が若干の変更を行う場合があります。
4 選定方法
三重県立美術館とテオ・ヤンセン氏が協議し、選定基準に沿って名称を決定します。
<選定基準>
(1)テオ・ヤンセン氏が作品に込めたメッセージを発信するに相応しい名称
(2)テオ・ヤンセン氏の芸術への思いが伝わる名称
(3)日本国外でも発音しやすく、意味が分かりやすい名称
5 結果発表および記念品贈呈
・選定結果については、平成29年9月10日(日)までに発表します。
(後日、資料提供します。)
・作品名として選ばれた応募者には、記念品を贈呈します。
(応募者の方との調整がついた場合、表彰式を行う予定です。)
6 その他
・作品および決定した名称に関する著作権はテオ・ヤンセン氏に帰属します。
・応募者の個人情報は、今回の名称募集のみに使用し、三重県個人情報保護条例に従って適切に
管理します。
7 名前を募集する作品の概要
アニマリス・ブルハス・フィリス Animaris Bruchus Filis
90×90×500cm ブルハム期(BRUCHUM 2016- )
近年制作されているキャタピラ型ビーストの中でもっとも新しく、正式な名前はまだついていません。
他のキャタピラ型ビーストにはない、身体を突き抜けるプラスチックチューブがあり、大きさの割には
構造がシンプルで軽量化されています。砂浜で牽引すると波打つチューブが砂地に垂直に突き刺さるた
め、安定を保ちながらしっかりと移動することができるのが特徴です。三重会場では、実際に引いて動か
していただけるよう展示しており、すでに多くの来場者にその動きを体感していただき、親しまれていま
す。