三重県立美術館では、モダニストの視点で日本の古典建築を捉えた現代写真の金字塔とされる石元泰博(1921-2012)の「桂離宮」シリーズ50点を展示する展覧会を開催します。
また、本展覧会では、日本的なものとモダニズムとの間に親近性を見出したアーティストやデザイナーである三岸好太郎、長谷川三郎、イサム・ノグチらの作品や資料を合わせて展示し、その系譜をたどります。
1.開催要項
(1)展覧会名 モダニストの日本美 ―石元泰博「桂」の系譜展
(2)会期 平成30年1月4日(木)から平成30年3月4日(日)まで
(3)会場 三重県立美術館(津市大谷町11番地)
(4)開館時間 9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日 毎週月曜日
※1月8日(月)、2月12日(月)は祝日のため開館し、
1月9日(火)、2月13日(火)は閉館します。
(6)観覧料 一般900(700)円/学生700(500)円/高校生以下無料
※( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金
※家庭の日(毎月第3日曜日<1月21日、2月18日>)は団体割引料金
となります。
(7)主催 三重県立美術館
(8)特別協力 国際交流基金
(9)助成 公益財団法人三重県立美術館協力会
2.会期中のイベント
(1)ミニ・シンポジウム「モダニズムと日本的なもの」
日時 平成30年2月3日(土)14時から16時まで
場所 三重県立美術館 講堂
内容 Part1 報告
・速水 豊(三重県立美術館長)
<モダニストの日本美 石元泰博「桂」から振り返る>
・谷口英理(国立新美術館 美術資料室長)
<前衛美術と日本的なもの―長谷川三郎を中心に>
・梅宮弘光(神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授)
<建築・デザインのジャパニーズ・モダンとジャポニカ・スタイル>
Part2 パネル・ディスカッション
・上記3名のパネリストによる。
※聴講無料、事前申し込み不要。参加希望の方は講堂にお集まりください。
(2)ギャラリー・トーク(学芸員による解説)
日時 1月13日(土)、1月27日(土)、2月10日(土)、2月24日(土)
いずれも14時から
※聴講無料、要観覧券。参加希望の方は展示室入口にお集まりください。
3.その他(同時開催)
(1)展覧会名 今村幸生展
(2)会期 平成30年1月4日(木)から平成30年3月25日(日)まで
(3)会場 三重県立美術館 柳原義達記念館
(4)観覧料 企画展の観覧券(1月4日から3月4日までは石元泰博「桂」の系譜展の観覧券、
3月17日から3月25日まではtupera tupera絵本の世界展の観覧券)または
常設展の観覧券でご覧いただけます。
(常設展観覧券)一般300(240)円/学生200(160)円/高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体割引料金
※家庭の日(毎月第3日曜日<1月21日、2月18日、3月18日>)
は団体割引料金となります。