三重県立美術館では、文化のおもしろさ、奥深さを伝えるため、フランスを代表するポスター作家であり日本にも多くのファンをもつ、レイモン・サヴィニャック(1907‐2002)のかつてない大規模個展を開催します。
実際に街を飾った大型ポスターや、当時のパリの景観写真、原画や資料、遺品等もあわせて200点以上におよぶ展示品により、サヴィニャックの人物と作品の魅力に迫ります。
1 開催要項
(1)展覧会名 サヴィニャック パリにかけたポスターの魔法
(2)会期 平成30年 6月30日(土曜日)から平成30年 9月2日(日曜日)
(3)会場 三重県立美術館(三重県津市大谷町11番地)
(4)開館時間 9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日 毎週月曜日、7月17日(火曜日)
※7月16日(月曜日)は祝日のため、開館します。
(6)観覧料 一般1,000(800)円・学生800(600)円・高校生以下無料
※( )内は、前売りおよび20名以上の団体割引料金
※家庭の日(毎月第3日曜日<7月15日、8月19日>)は団体割引料金と
なります。
(7)主催 三重県立美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
(8)後援 在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ日本、
公益財団法人三重県立美術館協力会
(9)特別協力 パリ市
(10)協力 日本航空
(11)特別協賛 大日本印刷
(12)協賛 ライオン、損保ジャパン日本興亜、サントリーコミュニケーションズ株式会社
(13)企画協力 DNPアートコミュニケーションズ
2 会期中のイベント
(1) 子どもワークショップ「ポスターにしてつたえよう。」
7月28日(土曜日) 午後2時から
気持ちをこめたポスターをつくろう。絵具や色紙、新聞紙など、身近な素材でつくります。
講師:溝田尚子(グラフィックデザイナー)
定員:15名
対象:小学生 ※小学1から3年生は保護者同伴
場所:三重県立美術館 美術体験室
参加無料(申込み必要)
申込方法:往復はがきの往信文面に(1)参加者のお名前(2)学年(3)保護者のお名前
(4)ご住所(5)当日つながる電話番号、返信宛名面に返信先住所を明記し、
〒514-0007 三重県津市大谷町11
三重県立美術館「サヴィニャック展ワークショップ係」までお送りください。
7月6日(金曜日)必着 申込多数の場合は抽選。
はがき1枚につき2名まで応募可。
(2) ミニ創作コーナー
サヴィニャックのポスターを参考に、食べものや商品のイメージに色紙を貼ったりキャッチコピー
をつけたりしながら、ユーモアたっぷりのデザインをつくってみましょう。
会場:美術館エントランスホール
会期中随時開催・申込不要・参加費無料
(3) ギャラリー・トーク
7月7日(土曜日)、8月5日(日曜日) 午前11時から
7月22日(日曜日)、8月25日(土曜日) 午後2時から
本展担当学芸員が展覧会や作品の魅力について分かりやすくお話します。当日の観覧券をお持ちの
上、企画展示室入口へお集まりください。
聴講無料・事前申込不要・約30分間
(4) 託児サービス
託児サービスを実施します。
日時:7月7日(土曜日)、8月5日(日曜日) 各日午前10時から12時
場所:美術体験室
定員:10名
対象:1から5歳児
無料(事前申込みが必要)
3 レイモン・サヴィニャック(1907-2002)とは
「牛乳石鹸モンサヴォン」のポスター原画が広告へと正式採用され、40歳で遅まきの成功をしまし
た。その後、1950年代から60年代にかけては、ビック、チンザノ、シトロエン、ダンロップ、ミ
シュラン、ティファール、プチ・バトーといった企業の広告を数多く手がけ、代表作を次々に生み出しま
した。
サヴィニャックのポスターは、シンプルな造形とあざやかな色彩、そしてかわいらしくユーモアあふれ
る表現を特徴としています。その一見素朴なポスターは、広告する製品の魅力を強くアピールするための
最良のモチーフや構成が、選び抜かれてデザインされています。