フランス近代絵画の巨匠アルベール・マルケ(1875-1947)の日本では35年ぶりとなる回顧展を開催します。日仏の美術館や個人コレクションから、油彩画を中心に素描・パステルも含め約100点を展示します。初期フォーヴィスム(野獣派)作品から、パリのセーヌ河やマルケが旅先で目にした海、港を描いた作品など、とりわけ水辺の情景に焦点を当て、マルケ作品の魅力に迫ります。
1.開催要項
(1)展覧会名
生誕150周年「アルベール・マルケ展」水辺を愛した画家
(2)期間
令和8年8月8日(土曜日)から9月13日(日曜日)まで
(3)会場
三重県立美術館 企画展示室(津市大谷町11)
(4)開館時間
9時30分から17時まで(入館は16時30分まで)
(5)休館日
月曜日
(6)観覧料
一般1,200円(1,000円)、学生1,000円(800円)、高校生以下無料
※( )内は前売および20名以上の団体割引料金
※家庭の日(8月16日)は団体割引料金でご覧いただけます。
(7)主催
三重県立美術館、中日新聞社、共同通信社
(8)特別協力
ボルドー美術館
(9)後援
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
(10)協賛
DNP大日本印刷
(11)協力
日本航空、ヤマト運輸
(12)助成
公益財団法人岡田文化財団、公益財団法人三重県立美術館協力会
2.関連イベント
*手話通訳・要約筆記、その他支援をご希望の方は、開催日の2週間前までにご相談ください。
□記念講演会
「フォーヴィスムのなかのマルケ」
講師:桑名真吾(くわなしんご)SOMPO美術館学芸員
日時:8月22日(土曜日)14時から(90分程度)
会場:三重県立美術館 地下1階講堂
定員:140名
参加費無料、当日先着順(直接講堂にお越しください。13時30分に開場します。)
□担当学芸員によるスライドトーク
本展の見どころをご紹介します。
日時:8月15日(土曜日)、9月6日(日曜日)14時から(30分程度)
会場:三重県立美術館 地下1階講堂
定員:140名
参加費無料、当日先着順(直接講堂にお越しください。13時30分に開場します。)
□ギャラリートーク
当館館長が展示室内で作品の解説をします。
日時:8月11日(火曜日・祝日)、8月30日(日曜日)14時から(30分程度)
会場:三重県立美術館 企画展示室
展示室に入るためチケット(観覧券)が必要です。展示室入り口にお集まりください。
3.展覧会の内容
20世紀フランス絵画の巨匠アルベール・マルケ(1875-1947)の生誕150周年を記
念する展覧会です。日本国内では35年ぶりの回顧展となります。
フランス南西部の港湾都市ボルドーに生まれたマルケは、パリでアンリ・マティスらと出会いま
した。彼らは画家仲間たちとともに強烈な色彩と自由な筆触によるフォーヴィスム(野獣派)と呼
ばれる作風を展開します。しかし、マルケは観察にもとづいて描く態度を崩すことはなく、やがて
ニュアンスに富んだ中間色による穏やかな作風へと変わっていきました。マルケが好んで手がけた
のは、パリの街とセーヌ河の光景、そして旅先の地中海沿岸地域で出会った港や浜辺の光景です。
窓から眺めた大胆な構図で魅力的な風景画を数多く手がけました。
本展は、フランスおよび国内の美術館、ギャラリー、個人コレクターが所蔵する油彩、パステ
ル、デッサンなど約100点から構成されます。これらの作品を通してマルケの画家としての形成
期をたどり、その独自の作風がどのように確立されていったのかを明らかにするとともに、いくつ
かのモチーフやテーマ、とりわけ水辺の情景に焦点を当てます。繊細で洗練された色彩表現が生み
出す光や空気感の違いが織りなすマルケ作品特有の魅力をご堪能ください。