県では、猫の殺処分の多くを占める飼い主のいない猫を減らす取組の一つとして、三重県動物愛護推進センター「あすまいる」を拠点に、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術等の支援を行っています。
今年度から、不妊・去勢手術に加え、保健所に持ち込まれる子猫の生存率を上げ、譲渡へつなげるため、「子猫育成サポーター制度」を新たに導入し、サポーターに子猫を預け、譲渡可能となる段階まで飼育管理をお願いすることで譲渡数を増やし、殺処分数ゼロをめざします。
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術や子猫の育成に必要な物品等の購入に必要な費用の一部を募集するクラウドファンディングを下記のとおり行います。
記
1 募集期間
令和3年7月1日(木)から令和3年10月31日(日)まで
2 募集の趣旨
飼い主のいない猫の殺処分の減少に向けた取組に賛同いただける方の後押しにより、飼い主のいない猫
の不妊・去勢手術等の実施および子猫育成サポーターの活動支援を行うため、その費用の一部を募集する
クラウドファンディングを実施します。
3 目標金額
2,000,000円
4 寄附の方法等
県ホームページ、https://www.pref.mie.lg.jp/SHOKUSEI/HP/m0067100055_00001.htm
から寄附の申し込みをお願いします。
※クレジットカード、コンビニエンスストアでの端末利用、ペイジーにより寄附が可能です。
※寄附は、1,000円以上、千円単位でお願いします。
※個人から自治体への寄附については、クラウドファンディングにおいてもふるさと納税制度が
適用されます。
5 寄附者へのお礼等について
礼状と「あすまいる」オリジナルグッズをお送りします。
6 広報等
・県ホームページ等で寄附募集を広報するとともに、寄附の進捗状況を公表します。
・「あすまいる」や動物愛護イベント等で広報します。
・県ホームページで事業実績を公表します。
・育成サポーターの募集については、今後あらためてお知らせします。
【参考】「飼い主のいない猫たちへの手術と育成サポート」について
県では、将来的に犬・猫の殺処分がなくなることをめざし、「あすまいる」を拠点に、犬・猫の譲渡を進
めるとともに、猫の殺処分の多くを占める飼い主のいない猫の殺処分減少に向けた取組を行っています。
猫は1年に3~4回、1回に2~5匹程度の子猫を生む繁殖力の強い動物であり、野外での繁殖を防ぐた
めには不妊・去勢手術が必要です。そのため、県では、飼い主のいない猫を捕獲し、不妊・去勢手術をして
元の地域に戻し、一代限りの命を見守る活動の支援を行っています。
令和2年度は1,298匹(※)の手術等を行いました。
また、猫の殺処分の多くを占める飼い主のいない子猫の生存率を上げ、譲渡へつなげるため、新たに「子
猫育成サポーター制度」(※※)を導入し、飼い主のいない猫たちの親猫と子猫の両世代をケアすることで、飼い主のいない猫を減少させ、殺処分数ゼロをめざします。
これらの活動を継続するため、皆様の温かいご支援をよろしくお願いします。
(※)公益財団法人どうぶつ基金との連携による手術数を含む
(※※)子猫育成サポーター制度とは、子猫育成サポーターを募り、サポーターに子猫を一時的に預かって
いただき、譲渡が可能となる段階まで飼育管理をお願いするもので子猫とサポーター自身の健康
および安全確保を支援します。