三重県では、エイズのまん延防止と、患者・感染者に対する差別・偏見をなくすために、「世界エイズデー」にあわせて、臨時夜間検査及び啓発活動を実施します。
厚生労働省エイズ動向委員会によると、2015年に新たに報告された新規HIV感染者・エイズ患者件数は1,434件であり、1日あたり約4件が新たに報告されていることになります。
三重県でも、新規HIV感染者・エイズ患者として毎年10件程度報告されています。
HIV・エイズは皆さんの身近な問題です。少しでも不安のある方は、この機会に検査を受けましょう。また、エイズの感染を予防すること、エイズに関する偏見や差別をなくすために、正しい知識を身につけましょう。
記
1.実施日
平成28年12月1日(木)を中心とした前後の日
※詳細は添付ファイル参照
2.実施内容
・臨時夜間検査
・県内各地における街頭啓発
・県庁及び各県庁舎における啓発
※詳細は添付ファイル参照
3.「世界エイズデー」とは
世界保健機関(WHO)は、1988年に世界的レベルでのエイズまん延防止と患者・感染者に対する差別・偏見の解消を図ることを目的として、12月1日を“World AIDS Day”(世界エイズデー)と定め、エイズに関する啓発活動等の実施を提唱しました。厚生労働省においても、その趣旨に賛同し、毎年12月1日を中心にエイズに関する正しい知識等についての啓発活動を推進しており、全国各地で様々な「世界エイズデー」イベントが実施されています。
4.その他
三重県の保健所では、年間を通じて無料・匿名のエイズ相談・HIV検査を行っています。
併せて、B型・C型肝炎ウイルス検査及び梅毒の相談・検査も行っています。
検査日時やお問い合わせ先は、薬務感染症対策課ホームページをご覧ください。
「三重県 エイズ対策」で検索
http://www.pref.mie.lg.jp/YAKUMUS/HP/86591012624.htm