平成30年9月11日(火)、鈴鹿保健所に麻しんの発生届の提出がありました。
本患者は、平成30年9月1日(土)、当県が公表いたしました麻しん患者と接触歴がある方です。
本公表は、患者と接触した方が、麻しんに感染している可能性があるために、広く情報提供を行うものです。
報道機関の皆様におかれましては、感染症法の趣旨に則り、個人情報保護の観点から本人等が特定されることがないよう、格段のご配慮をお願いします。
1 患者の概要
20歳代 女性 津市在住 医療関係者(初発患者の入院医療機関勤務)
ワクチン接種歴3回
2 患者の経過
8月28日(火)、29日(水)
勤務先で初発患者と接触。
9月 9日(日)イオンタウン津城山(津市久居小野辺町1130-7)
12時から13時頃利用。
9月10日(月)勤務(熱感、倦怠感、関節痛の症状あり)。
9月11日(火)発熱(37.6℃)を認めたため、勤務先にて検体採取を実施。
検査の結果、麻しんと確定された。
9月12日(水)患者は現在、解熱しており、自宅療養中。
※患者は、感染を伝播させるとされる期間、公共交通機関等は利用しておらず、移動手段はすべて自家用車 を利用していました。
【県民の皆様、同時間帯に上記ショッピングセンターの利用者の皆様へ】
麻しん(はしか)を疑うような症状(高熱・咳・鼻水・目の充血等)が現れた場合は、必ず事前に医療機関へ連絡し、麻しん(はしか)の疑いがある事を伝えてください。受診の際は公共交通機関の利用を控えて医療機関の指示に従って受診をしてください。
また、麻しん(はしか)は感染力が強く、空気感染するため、手洗い、マスクのみでは予防できません。ワクチン接種が最も効果的な予防法ですので以下の予防接種歴等を確認してください。
〈確認事項〉
①2回の麻しんワクチンの予防接種を受けている。
②過去に麻しんにかかったことが明らかである。
③既に発症予防に十分な麻しん抗体価を保有している。
※①から③のいずれにも当てはまらない方は、かかりつけ医療機関に相談のうえ、麻しんワクチンの接種 を検討してください。