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令和元年09月27日

日本脳炎にご注意ください

 日本脳炎ウイルスは豚の体内で増殖し、蚊(コガタアカイエカ)を媒介して人に感染します。(日本脳炎ウイルスは人から人へは感染しません。)
 三重県では、日本脳炎ウイルスの活動状況を把握するため、毎年初夏から初秋にかけて豚の抗体検査を実施しています。(厚生労働省協力事業)
 今回、調査した豚の抗体保有率が注意報レベルを超えたため※、感染予防等のため注意喚起いたします。
 蚊にさされないように気をつけましょう。特に屋外や豚の多い場所や水田、沼地の周辺(コガタアカイエカが発生する場所)は注意してください。

【日本脳炎の症状】
 感染しても症状が現れずに経過する場合がほとんどですが、およそ100人から1,000人に1人程度発病する場合があり、発症した場合20から40%が死亡に至るといわれています。症状が出る場合、6~16日間の潜伏期間後、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などが現れ、引き続き、光への過敏症、意識障害、けいれんなどの中枢神経障害を生じます。

【予防接種】
 日本脳炎は予防接種により罹患(りかん)リスクを75%から95%減らすことができると言われており、予防接種法に基づく定期接種の対象となっています。
 〇第1期(3回)
   初回接種(2回):生後6月から生後90月に至るまでの間にある者
   追加接種(1回):初回接種終了後6月以上、標準的にはおおむね1年を経過した時期
 〇第2期(1回):9歳以上13歳未満の者

【県民の皆さまへ】
 1.蚊に刺されないようにしましょう。
  ・戸外へ出るときは、できる限り長袖、長ズボンを身に着けましょう。
  ・露出している皮膚には、虫除けスプレーなどを使いましょう。
  ・網戸を使用しましょう。(コガタアカイエカは「夜間吸血性」です。)
 2.蚊の発生を防ぐために、水たまり等をなくしましょう。
 3.日本脳炎の定期接種を受けましょう。
 4.過労をさけ、十分な睡眠と栄養をとりましょう。

関連資料

  • 参考資料(PDF(100KB))

本ページに関する問い合わせ先

三重県 医療保健部 感染症対策課 感染症対策班 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁4階)
電話番号:059-224-2712 
ファクス番号:059-224-2558 
メールアドレス:kansenta@pref.mie.lg.jp 

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