養殖マガキの出荷自主規制の解除について

　３月４日（木）の貝毒検査結果において、出荷自主規制の解除基準となる３週連続して基準値以下となったことを確認したことから、本日４日（木）に生産者に対して出荷自主規制の解除を依頼します。

１　経緯
（１）令和３年２月４日（木）に、県が実施した貝毒検査において、尾鷲海域（紀北町）産養殖マガキか
　　　ら、厚生労働省が食品衛生法に基づいて設定した麻痺性貝毒に関する規制値（４ＭＵ／ｇ）を超え
　　　る３１ＭＵ／ｇ（可食部１グラムあたりのマウスユニット）の麻痺性貝毒が検出されました。
（２）食品衛生法では、規制値を超える麻痺性貝毒が検出された場合、水産物等の販売等を行うことを禁じ
　　　ています。このため、県は、２月４日（木）に、この海域でマガキを養殖している生産者に対し、三
　　　重外湾漁業協同組合を通じてマガキの出荷自主規制等を依頼しました。
（３）２月１７日（水）、２月２５日（木）及び３月４日（木）に行った検査結果は、全て検出限界値未満
　　　となり、３週連続して基準値以下となったことを確認したことから、本日４日（木）に三重外湾漁
　　　業協同組合を通じて出荷自主規制の解除を生産者に依頼するとともに、国や市町等の関係機関への情
　　　報提供を行います。