「ウッドデザイン賞2018」において最優秀賞(農林水産大臣賞)、優秀賞(林野庁長官賞)、奨励賞(審査委員長賞)が決定され、三重県からは、大台町の宮川森林組合の「odai」が優秀賞を受賞しました。
ウッドデザイン賞は、「木」に関するあらゆるモノ・コトを対象に、暮らしを豊かにする、人を健やかにする、社会を豊かにするという3つの消費者視点から、優れた製品・取組等を表彰するもので、ウッドデザイン賞運営事務局の主催により2015年から実施されています。
1 受賞作品の概要等
(1)受賞作品 odai
(2)受賞団体 宮川森林組合
(3)受賞作品概要
広葉樹を食品やアロマ雑貨等に活用することを提案する商品群で、スギ・ヒノキだけによらない、立地に応じた多様な樹種の生産を行う林業を実現するために生まれました。地域固有の樹種から生まれる香りは、日本人の食、生活に溶け込み、都市の生活を豊かにし、大台町の森づくりを伝えるツールともなっています。
2 表彰式
平成30年12月6日(木)に、東京ビッグサイトで開催される「エコプロ2018」において表彰式が行われます。
3 その他
ウッドデザイン賞において、三重県からの応募作品が優秀賞を受賞したのは今回が初めてであり、森林組合単独での受賞は全国で初めてとなります。
今回、三重県関連ではこの他に、「NPO法人もりずむ」、「三重大学 木質分子素材制御学研究室」、「森林組合おわせ」が入賞しています。