福井県、三重県、京都府、兵庫県他が連携し、下記により「御食国(みけつくに)・和食の祭典in淡路島」を開催します。
観光資源としての食の重要性が増すなか、古代から豊かな食材の宝庫であった「御食国」と呼ばれる、若狭、志摩、淡路と、古都である京都が相集い、4府県知事がリレートークを行う「御食国知事サミット」、御食国の食を楽しめる「フードコート」、各地の地酒の試飲ができる「和食文化の体験コーナー」などを通じて、和食の魅力を発信するとともに人と食を通じた交流の促進を図ります。
1 日程・会場
日程:平成29年11月18日(土)、19日(日)
会場:洲本市文化体育館(兵庫県洲本市塩屋1丁目1番17号)
2 開催内容
(1) 御食国サミット
日時/平成29年11月19日(日)12時45分~16時
場所/洲本市文化体育館 文化ホール(550人)
内容/① 御食国知事サミット
4府県知事によるリレートーク、御食国・和食文化「淡路」宣言(西川 一誠 福井県知事、
渡邉 信一郎 三重県副知事、山田 啓二 京都府知事、井戸 敏三 兵庫県知事)
② 基調講演「関西の和食の魅力」
村田 吉弘 氏((株)菊乃井代表取締役社長、日本料理アカデミー理事長)
③ パネルディスカッション「テーマ:現代に繋がる御食国~食を通じた観光振興~」
[コーディネーター] 田辺 眞人 氏(園田学園女子大学名誉教授)
[パネリスト](各府県で選出)
若狭:奥井 隆 氏(㈱奥井海生堂 代表取締役社長)
志摩:村林 新吾 氏(三重県立相可高校食物調理科教諭、高校生レストラン“まごの
店”指導教諭)
京都:村田 吉弘 氏
淡路:前田 若男 氏(淡路島観光協会理事、福良漁業協同組合組合長)
(2) 御食国和食を味わうフードコート
日時/平成29年11月18日(土)、19日(日)11時~16時30分
場所/洲本市文化体育館 メインアリーナ
内容/① 志摩・若狭・淡路・京都の「和食を味わう」飲食及び物販ブースの出展
(三重県からは、相可高校食物調理科の“まごの店”のほか、アッパッパ屋、浜政丸商店、
利八屋、山崎屋が出展します。)
② 和食を楽しむミニ講座の開催(11月18日(土)のみ)
(三重県からは、三重県酒造組合による三重の地酒のご紹介)
③ 各地域の特産品を盛り込んだ「御食国弁当」の限定販売
※三重県の観光ブースにおいて、鳥羽観光施設連合会による海女衣装試着体験が行われます。
(3) 御食国和食文化の体験コーナー
日時/平成29年11月18日(土)、19日(日)11時~16時30分
場所/洲本市文化体育館 会議室1A、道場
内容/① 日本酒等の試飲、販売
② 抹茶・和菓子の味わい体験
③ 出汁の味わい体験 ほか
3 入場料等
入場無料、事前申込不要
4 主催
御食国・和食の祭典in 淡路島実行委員会
(三重県、福井県、京都府、兵庫県、洲本市、南あわじ市、淡路市、淡路島観光協会)
5 同時開催イベント
① 食のブランド「淡路島」オータムメッセ2017(洲本市文化体育館 駐車場)
淡路島を食のブランドとして島外に情報発信するために、淡路島の「おいしいもの」を集めた
食のイベント
② 淡路島日本遺産フェスティバル(洲本市文化体育館 文化ホール)
淡路島日本遺産にかかるワークショップの発表会
(参考)
「御食国(みけつくに)」とは、古代、皇室や朝廷にそれぞれの地域の特色ある豊かな食材を
納めた国のことで、志摩国、若狭国、淡路国が該当すると考えられています。平安時代に編集さ
れた『延喜式』には、志摩国はアワビ、サザエなどを10日ごとに納めるよう定められていたこと
が記されています。