令和元年5月に滋賀県大津市で発生した園児死亡事故を受け、令和元年9月末までに県内すべての保育所、幼稚園等を対象に、園児等が日常的に集団で移動する経路について、保育所・幼稚園関係者、県警察、道路管理者等の関係者が連携して緊急安全点検を実施しました。
その結果、県管理道路では239箇所について安全対策が必要であることが判明したため、令和元年12月より車止めや防護柵の設置などの対策を進め、令和2年度末にすべての箇所の対策が完了しました。
1.対策箇所数
県管理道路上の239箇所(県内28市町)
2.主な対策内容
・車止め・防護柵設置による車両進入防止対策 133箇所
・カラー舗装や路面表示による歩行空間の明確化 88箇所
・側溝への蓋掛け等による歩行空間の確保 18箇所
3.事業効果
車両の進入防止や歩行空間の明確化により、園児等が日常的に集団で移動する経路の安全
が確保されました。
4.今後の取組について
引き続き、関係機関等と連携を図り、通学児童や未就学児等の安全・安心の確保のため、
交通安全対策に取り組んでいきます。