三重県埋蔵文化財センターでは、令和7年度高度水利機能確保基盤整備事業磯地区に伴い、伊勢市磯町
にある「うるし原(うるしばら)遺跡」「大藪(おおやぶ)遺跡」「袴田(はかまだ)遺跡」で発掘調査
を令和7年9月から行っています。このたび、うるし原遺跡で弥生時代終わり頃から鎌倉時代にかけての
遺構や遺物がみつかりましたので、下記のとおり現地説明会を開催いたします。ぜひこの機会に現地にお
越しください。
記
1 日時 令和8年1月17日(土曜日) 10時00分から12時00分まで
※この時間内に現場を公開し、職員が随時説明を行います。
2 場所 うるし原遺跡他発掘調査現場(伊勢市磯町)
※駐車スペースがありませんので、公共交通機関をご利用ください。
最寄り駅 近鉄小俣駅 最寄りバス停 豊浜大橋
3 説明者 三重県埋蔵文化財センター職員
4 参加方法 どなたでも参加できます。直接会場にお越しください(事前申込不要)。
5 調査の概要
うるし原遺跡は、伊勢市北東部に位置する遺跡です。北を外城田川、南を宮川に区切られ、伊勢湾に
ほど近い微高地上に立地しています。本格的な発掘調査は今回が初めてですが、これまでに石鏃等の石
器の他、弥生土器、須恵器、緑釉陶器、山茶椀等が採集されています。
今回の発掘調査では、弥生時代終わりから古墳時代初め頃(約1,800年前)の多くの土坑や溝がみつ
かったほか、流路跡から同時期の遺物が大量に出土しました。また、平安時代から鎌倉時代にかけての
掘立柱建物も検出されており、その周辺の井戸からは完形の山茶椀や刀が出土しています。さらに、
複数の遺構から平安時代の高級な焼き物である緑釉陶器の破片もみつかっています。
このように、うるし原遺跡では弥生時代終わりから古墳時代の初めにかけてと、平安時代から鎌倉時
代にかけて人々が活発に活動していたことがわかりました。
現地説明会では、うるし原遺跡の遺構や遺物のほか、現在調査中の袴田遺跡と大藪遺跡の調査の様子
を直接ご覧いただけます。
6 その他
(1)小雨決行。なお、当日の午前6時30分時点で激しい降雨の場合や、伊勢市に暴風警報・大雨特
別警報・暴風特別警報が発表されている場合は中止します。
(2)中止の際には、三重県埋蔵文化財センターのホームページでお知らせしますので、来場前にご確
認ください。
(3)屋内外での説明会になりますので、防寒対策等、各自で健康管理をお願いします。
(4)当日の連絡先 三重県埋蔵文化財センター 調査研究1課 担当 福田、樋口
公用携帯(当日)080-9723-5790(福田)
070-1685-5685(樋口)