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令和03年10月29日

令和3年度いじめ防止強化月間(11月)の取組について

 三重県では、児童生徒が安心して学習その他の活動に取り組むことができるよう、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすること等を基本理念とした「三重県いじめ防止条例(以下 条例)」を平成30年4月から施行し、今年で4年目を迎えました。条例では、いじめ防止等に関する県民の理解を深め、社会総がかりでいじめの問題を克服するため、毎年4月及び11月をいじめ防止強化月間としています。
 本年11月の強化月間における主な取組は、次のとおりです。

1 小中学校での取組
 県内の多くの学校では、児童会・生徒会を中心に「いじめ反対」「いじめを許さない」標語やポスターを募集し、優良作品を校内に掲示したり、朝のあいさつ運動や昼の放送でいじめ防止のメッセージを伝えたりといった活動を行う予定です。また、教職員がピンクシャツなどを着用し、児童生徒にいじめを許さない意思を伝えたり、いじめに関するアンケート、児童生徒との面談、クラスでの話し合い活動や集会等をいじめ防止強化月間にあわせて実施する予定です。

<児童生徒の主体的な活動>
○小学校
・「いじめをなくすために、自分にできること」を書いた1人1人の行動宣言を、各昇降口に掲示し、い
 じめをなくすシンボルとしてイエローリボンを全校児童、教職員が身につける(桑名市)
・児童会主催で、「だれもが気持ちよく学校生活をおくるために」というテーマで、全校討論会を開催す
 る(東員町)
・各クラス単位で、「いじめをなくすには」「みんなが気持ちよく学校生活をおくるには」といったテー
 マで話し合いをし、取り組みを校内放送で呼びかける(朝日町)
・児童一人ひとりが「いじめはぜったいに許さない」ことを再確認するとともに、自分や周りの友達が困
 っていること、不安になっていることなどを解決できるよう、皆が安心して過ごすためのクラスのルー
 ル(約束)を考える(菰野町)
・人権集会で生徒会役員が演じる短い劇を鑑賞し、いじめについて考える取組を行う(御浜町)
・週2回行っているあいさつ運動で児童会役員がいじめ防止についての自分の思いをタスキに示し身に着
 ける(亀山市)
・ピンクシャツ運動にちなんで、学校のオリジナルロゴのピンクバージョンのステッカーを、代表委員会
 から全校児童に配付し、机や筆箱などにつけて学校生活を送る(四日市市)
・どの子も学校に来てよかったと思えるように、児童会役員が朝校門に立ち、あいさつ運動を行うととも
 に各学級で「いじめ防止標語」を考える(津市)

○中学校
・生徒会が中心となって創り上げた「ネットルール宣言」に込められた願い「だれもが居心地のいい学校
 にするために、困っている子の立場に立って取り組むこと」を継承し、本年度も各学年・学級において
 SNSによるトラブル防止の取り組みを進める(東員町)
・生徒会がピンクのたすきをかけてあいさつ運動を行うとともに、ピンクの缶バッジを作成し、全校生徒、
 地域の方など缶バッジを配布し、啓発を行う(桑名市)
・校内人権サークル等において、自分のことや友達のこと、学校のことで気になっていることを出し合い、
 自分が考えたことを発信する経験を積むことや、ものごとを批判的に捉える意識を持つことでいじめを
 防ぐ活動の土台づくりをする(伊賀市)
・生徒会後期本部役員選挙の際、「いじめ防止」についてそれぞれの立候補者が公約に謳ったことについ
 て実行していく(志摩市)。

<授業でのいじめ防止の活動>
○小学校
・人権教育の授業参観や人権劇鑑賞会を行う土曜授業で実施し、児童が家族や友だちと人権やいじめについ
 て対話ができるような学習を行う(鳥羽市)
・通信会社の方を講師にインターネットやスマートフォンなどを通したいじめやトラブルを防ぐための授業
 を実施する(熊野市)
・新型コロナウイルス感染症による人権侵害、差別、いじめについて、三重県教育委員会が作成した教材を
 活用し、人権学習を行う(伊勢市・大紀町・志摩市・伊賀市)
・市教育委員会生涯学習課担当者から「いじめを見抜く目、許さない心、だめだぞと言える勇気」について
 話を聴き、自分をふり返る活動(学習)をする(伊賀市)

○中学校
・「いじめ防止標語コンテスト」に全校生徒で応募し、全員分の作品をオープンスペース等に貼りだす(四
 日市市)
・技術科における情報モラルの単元で、「写真・動画による個人情報の流出防止」「悪質サイトにご用心」
 「オンラインゲーム上でのマナー」について学び、適切なネットモラルについて考える(鳥羽市)
・各学年において道徳の授業でいじめをテーマにした教材を集中的に学習し、その学習を受けて生徒会主催
 の人権集会を行い、各学年での学習で感じたことや、思いを発表したり、自分の生活を振り返って学習し
 たことを今後にどう活かしていくかなどを考えたりする(尾鷲市)

<学校の取組>
・教職員全員がピンクのシャツを身につけ、「いじめを許さない」というメッセージを伝える(志摩市・南
 伊勢町・伊賀市の小学校)
・学校通信等でいじめ防止月間の周知を行うとともに、家庭用啓発資料を配布し、家庭と連携していじめ防
 止に取り組む(熊野市小学校中学校・御浜町中学校)


2 県立学校での取組
<生徒会を中心とした主体的な取組>
・朝のあいさつ運動時に生活委員と生徒会役員および教職員がいじめ防止のピンク色のブルゾンを着用し啓
 発を行う(桑名高校)
・生徒会役員等がピンク色のマスクをつけて挨拶運動を行う(桑名北高校・稲生高校)
・全校生徒からのいじめ反対の標語を生徒会が選出し、書道部が清書して各学年の掲示板に掲示する(いな
 べ総合高校)
・生徒会役員がピンクの法被を着用して朝校門で「いじめの防止」を呼びかける(四日市南高校)
・ピンク色のマスクを配付し、全校生徒・教職員全員が着用することでいじめ防止の意識を高める(四日市
 工業高校・菰野高校・相可高校・伊勢工業高校・水産高校・名張高校(定時制))
・生徒会役員による昼休みの校内放送とポスター掲示、挨拶運動でいじめ防止啓発を行う(神戸高校・盲学
 校)
・生徒会役員が全校生徒に呼びかけ、ピンクの小物を身につけていじめ反対の啓発を行う(津西高校・木本
 高校)
・文化祭等で生徒会役員がいじめ根絶を訴える(宇治山田高校・あけぼの学園高校・北星高校・玉城わかば
 学園)
・生徒用の入口に設置した伝言ボードに生徒会役員が「いじめ反対」のメッセージを書き込み、いじめを許
 さない意思を表示する(みえ夢学園高校)
・いじめ防止の標語を募集したり、ポスターやチラシを作成し校内に掲示し啓発を行う(石薬師高校・あけ
 ぼの学園高校・久居高校・志摩高校)

<クラブやクラスでの取組>
・クラスでポスターのパーツをつくり、全校生徒のパーツを合わせていじめ反対のポスターをつくる(盲学
 校)
・生徒がピンクの小物を身につけいじめ反対の意思表示をする(桑名高校・石薬師高校・津西高校・久居農
 林高校・水産高校・木本高校・上野高校(定時制)東紀州くろしお学園)
・ソフトテニス部、バレー部、卓球部の生徒が中心となり、ピンクのリボンを付けて「いじめ防止挨拶運
 動」を行う(桑名西高校)
・人権サークルが作成したいじめ防止啓発ポスターの掲示と生徒会によるピンクシャツ運動を実施する(西
 日野にじ学園)
・農業部・ガーデニングコースの生徒を中心に種をまいたピンクの花が11月に咲く予定(久居農林高校)

<学校の取組>
・四日市出身の田中哲也さん(吉本興業所属)によるいじめ体験をもとにした講演会を行う(四日市西高
 校)
・生徒会役員がデザインしたオリジナルのピンクマスクを教職員が着用し、いじめ防止の啓発を行う(稲生
 高校)
・いじめアンケート・生活アンケートを実施し、いじめの早期発見、早期解決に結びつける(桑名西高校・
 桑名北高校・石薬師高校・稲生高校・北星高校・松阪工業高校・松阪商業高校・宇治山田高校)
・保護者にいじめ防止の啓発資料、相談窓口案内を送付し、家庭とともにいじめ防止に努める(城山特別支
 援学校、北星高校・木本高校)
・図書室に「いじめの問題を考える」をテーマにした書籍コーナーを設け、いじめ防止の啓発を行う(石薬
 師高校)
・オリジナルの「STOP!いじめシール」を作成し、マスクや持ち物にシールを貼りいじめ反対の意思表示を
 する(石薬師高校)
・PTA役員・教職員がピンク色のマスクをつけて挨拶運動とともにいじめ防止の啓発を行う(四日市南高
 校・久居農林高校)
・教職員がピンクの小物やピンクのストラップを身につけいじめ防止のメッセージを発信する(北星高校・
 鳥羽高校・尾鷲高校(定時制)紀南高校)

3 三重県いじめ防止応援サポーターの取組
 三重県では、社会総がかりでのいじめの防止に取り組むため、いじめ防止応援サポーターを募っており、現在513の事業所・団体・個人に登録していただいています。いじめ防止応援サポーターの方々は、「みんなで地域の子どもたちを守っていきたい」「子どもたちが安心して過ごせる環境をつくりたい」等の思いで、それぞれの特性を生かした取組を実施していただいています。
 11月は、いじめ防止応援サポーターである県内のスポーツクラブ「伊賀FCくノ一三重」「FC.ISE-SHIMA」」「三重PEARLS」「鈴鹿ポイントゲッターズの選手・スタッフが、県内4つの駅(上野市駅、宇治山田駅、近鉄四日市駅、津駅)で、県立高校の生徒ともに街頭啓発を行います。また県内の郵便局をはじめサポーターが、事業所等にいじめ防止強化月間のポスターを掲示し県民への啓発を行います。

4 その他の取組
(1)三重県立図書館
  図書館の蔵書の中からピックアップしたいじめの問題に係る書籍と、いじめ防止の啓発資料等を特設
  コーナーを設けて展示します。
(2)県職員によるピンクシャツ運動の推進
  毎週水曜日にピンクのシャツや小物を身につけ、いじめ防止の啓発を行います。

5 ピンクシャツ運動について
 2007年にカナダのハイスクールでピンクのポロシャツを着ていじめられた下級生のことを知った上級生が、いじめに対して、言葉や暴力ではなく行動で「いじめ反対」の意思表示をしようと立ち上がった行動です。
 詳しくは、日本ピンクシャツデー公式サイト「ピンクシャツデーのはじまり」
https://pink-shirt-day.com/story/
をご覧ください。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 教育委員会事務局 生徒指導課 〒514-8570 
津市広明町13番地(本庁7階)
電話番号:059-224-2332 
ファクス番号:059-224-3023 
メールアドレス:seishi@pref.mie.lg.jp 

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