三重県部活動のあり方検討委員会での協議およびパブリックコメントを経て、「三重県部活動ガイドラインおよび地域クラブ活動の推進等に関する方針」(以下、「本ガイドラインおよび方針」)を改訂しました。
1 改訂の趣旨及び基本的な考え方
国は、令和8年度から13年度を「改革実行期間」とし、国としての考え方を示す「部活動改革及
び地域クラブ活動の推進等に関する総合的なガイドライン」(以下、「国のガイドライン」とする)
を、令和7年12月に策定しました。
国の新たなガイドラインでは、構成が見直されたほか、「地域クラブ活動の認定制度」の導入が市
町に求められることや、スマートフォン・SNS等の普及に伴う生徒間でのトラブルの指導といった現
代的な課題への対応など、本県の現行方針に記載のない項目が盛り込まれるとともに、従来からの項
目にも見直しや必要な事項が追記されました。そのため、現行の「三重県部活動ガイドラインおよび
新たな地域クラブ活動方針」についても、国の新たなガイドラインに合わせて改訂しました。
2 主な改訂の内容
(1)地域クラブ活動の認定制度の導入
①認定制度の概要
市町が定める認定要件及び認定手続きに基づき、市町が認定を行います。
※「認定地域クラブ活動」:中学校等の学校部活動を継承・発展させ、安全・安心な活動機会を提
供するものとして市町が認定した活動
②認定のメリット
・財政支援(国補助の対象)
・学校施設の優先利用
(2)現代的な課題への対応
①Ⅰ「三重県部活動ガイドライン」(対象:中学生・高校生等)
【項目の更新】
・2(6)「体罰等の根絶」→「暴力・暴言・ハラスメント、いじめ等の不適切行為の根絶」
【主な追記事項】
・スマートフォン・SNS等の普及に伴う生徒間でのトラブルが、誹謗中傷等の人権侵害及び犯
罪につながりうることを指導し、生徒同士の不適切行為の防止にも留意する。
・不適切行為の防止、生徒指導・保護者対応、安全管理・事故対応等にかかる指導者に対する具
体的な研修内容の例示。
・落雷の具体的な兆候や活動の中止、中断の判断が的確に行えるよう、気象庁提供情報を活用し
た対応を明記。
(3)パブリックコメントの結果を受けての修正点
Ⅰ 三重県部活動ガイドライン 1(3)安全面への配慮 1文目
【修正前】
体育・スポーツ活動には、怪我等に結びつきやすい要素や要因が含まれています。特に運動部活
動では、保健体育科の授業よりも、活動の強度や量が増すことから、けが等の発生や、場合によっ
ては重篤なケースが起こることが考えられます。
【修正後】
部活動は、運動部・文化部を問わず、準備段階等も含め、状況によって怪我や事故等につながる
可能性があり、場合によっては重篤なケースに至ることも想定されます。