1 要旨
熊野少年自然の家において、県の指定管理者である「有限会社熊野市観光公社」の職員が、熊野少年自然の家メール会員に主催事業(そば打ち体験教室)に関するメールを送信する際、本来BCC(ブラインドカーボンコピー)で送信するところ、誤ってCC(カーボンコピー)で送信してしまい、メールアドレス110件が流出していたことが判明しました。
当事者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫びするとともに、今後、こうした情報の取扱いには改めて注意するよう、指定管理者を指導し、再発防止を徹底してまいります。
2 内容
(1)経緯
令和4年5月27日(金)に熊野少年自然の家(指定管理者:有限会社熊野市観光公社)が会員110名に主催事業(そば打ち体験教室)開催の案内メールを送信するにあたり、BCCで送信するところを誤ってCCで送信してしまいました。 翌日5月28日(土)にメール会員から指摘があり、メールアドレスの流出に気づいた熊野少年自然の家の職員から、県担当者へ報告があり、県担当者から同職員に対して、事実関係の確認を行うとともに、各送付先にお詫びとメールの削除依頼を行うように指示しました。
その後、同職員により、各送付先にお詫びと削除依頼のメールを送信するとともに、熊野市観光公社職員により、順次、送付先に電話連絡をしているところです。
(2)原因
メール送信の際、送付先のメールアドレスについてBCCへ入れるべきことは認識していたものの、不注意により誤ってCCに入れ、本来行うこととしていたダブルチェックを実施せず、そのまま送信してしまったことによるものです。
(3)今後の対応方針
熊野少年自然の家に対し、メール送信の際には必ず複数で宛先欄を確認するとともに、メール送信の際に気づく場所に、宛先欄確認の旨の注意書きの貼付を指示します。併せてメール送信だけでなく、他の個人情報の管理についても徹底するよう指導します。