「紀伊山地の霊場と参詣道」は、令和6年7月に世界遺産登録から20周年を迎えます。既に登録された資産は、世界遺産として広く親しまれてきましたが、近年では、新たな資産が確認され、それらを含めた評価を望む声があがっています。そこで三重県では、世界遺産の追加登録を視野に入れ、伊勢神宮から熊野三山までの熊野参詣道伊勢路全線について再調査し、その学術的価値を記載した報告書を令和5年度から随時刊行するとともに、次のとおり講演会を開催します。
1 日時 令和6年2月3日(土)13時30分から16時まで(開場は13時)
2 場所 玉城町保健福祉会館ふれあいホール (度会郡玉城町勝田4876-1)
3 定員 100名(入場無料・事前申込不要)
4 内容
(1)「熊野参詣道伊勢路-玉城町・多気町・大台町での新たな発見-」
概要:玉城町・多気町・大台町の熊野参詣道伊勢路で、実際に現地を歩き、調査を行った職員
が、その成果と注目ポイントについて解説を行います。
報告者:三重県教育委員会事務局 社会教育・文化財保護課 伊藤 裕偉(ひろひと)
水谷 侃司(つよし)
宮原 佑治
(2)「玉城町・石仏庵について」
概要:玉城町原にある石仏庵。世界遺産への追加登録候補として、改めて熊野参詣道伊勢路がど
のような道であったのか、玉城町との関係も含めて中心に考えます。
講師:玉城町教育委員会事務局生涯教育係 主事 岡田 壮平
5 主催 三重県教育委員会・玉城町教育委員会
6 問合せ先
三重県教育委員会 社会教育・文化財保護課 記念物・民俗文化財班
〒514-8570 三重県津市広明町13
電話:059-224-3328 FAX:059-224-3023
E-mail:shabun@pref.mie.lg.jp