県立尾鷲高等学校において、学校諸費が未納者である3年生の保護者に対して、生徒を通じて保護者に催告状を渡したところ、誤って別の3年生の未納者の方の催告状を渡したことが判明しました。
当事者の皆様にご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。
1 要旨
(1)概要
・1月16日(火)付け文書で、尾鷲高校における学校諸費(学校後援会費、学年会費等)未納者(全
日制)が1月16日時点で7人いる中で、その中の4人の未納者(10月から3月分までの6か月分
未納)に対して催告状を生徒を通じて保護者に渡しました。なお、うち3人の未納者(4月から3月
までの12か月分未納)には、面談に関する通知書を保護者に直接郵送しました。
・1月19日(金)午前に、1人の未納者(A)の方から、別の未納者(B)の方の催告状が入った封
筒が自宅に届いていたとの連絡が担任教諭を通じてありました。なお、その催告状は事務室で回収済
みです。
・ただちに、別の未納者(B)の方に連絡したところ、封筒の表紙には(B)の名前が記載されている
ことは確認したが、中身については、現在確認中です。
・催告状を送付したその他の2人の保護者のうち1名、面談に関する要望書を郵送した3人の保護者の
うち1名には、誤った書類が届いていないことを確認しました。
・催告状には、「生徒名」、学校諸費の「未納月及び未納額」が表記されていました。
(2)原因
担当者が、事務室内で催告状を封筒詰めするときに、ダブルチェックせず、未納者である(A)と
(B)を誤って入れてしまったことが原因と判断されます。
2 今後の対応
今回の個人情報の流出を重く受け止め、個人情報の記載された学校諸費催告状等を送付するときには、
職員内のダブルチェックを徹底するとともに、再発防止を図ります。
※学校諸費
県立学校において、入学時誓約に基づく個人負担経費(実習材料費、修学旅行積立金等)や、学校関係
団体費など、生徒・保護者が負担する費用で、私費に該当します。