子ども・福祉部福祉監査課において、令和6年度に作成した公文書ファイル1冊を紛失しました。
当該公文書ファイルには、介護保険サービス事業所の従業者や利用者等に関する個人情報が含まれています。
ご迷惑をおかけした関係者の方々、県民の皆様に対し、深くお詫び申し上げますとともに、今後このようなことが起こらないよう、再発防止を徹底してまいります。
1 紛失した公文書ファイルの名称等及び文書に含まれていた個人情報
(1)公文書ファイル名
「運営指導・監査・検査(介護・障害等)」
(2)作成年度・保存期間
令和6年度作成・5年保存
(3)編綴している公文書
介護保険サービス事業所Aに関する運営指導等にかかる実施通知、結果通知など5件
(4)文書に含まれていた個人情報
・事業所Aの運営法人代表者(1名)の生年月日、管理者(2名)の住所・生年月日、元サービス
管理責任者(1名)の氏名・住所、ケアマネージャー(1名)の氏名
・事業所Aの従業者(30名)並びに厨房受託事業所の従業者(6名)の氏名・職種
・事業所Aの利用者(1名)及び家族(1名)の氏名
※計43名の個人情報が含まれています。
2 経緯
全庁で行っている公文書と公文書ファイルの保存状況確認(全庁確認期限:令和7年6月23日)
の中で、当該公文書ファイルが所在不明となっていることが判明しました。このため、当課執務室、
書庫、関係各課を捜索しましたが、発見することができませんでした。
なお、令和7年3月上旬までは、当該公文書ファイルの所在を確認できていたことから、3月中旬
の執務室移転の際に書類整理を行う中で、紛失した可能性が高いと考えています。
3 県民・業務等への影響
現時点において個人情報の流出並びに不正利用等による被害が発生した事実は確認されていませ
ん。
なお、当該事業所及び文書に個人情報が含まれていた関係者に対しては、状況を説明し謝罪を行い
ました。
4 再発防止策
公文書ファイルの保管場所を移動する際は、その前後での所在確認を複数人で実施するなど、公文
書の適切な管理・取扱いを徹底します。
また、コンプライアンス・ミーティング等を通じて職員へ注意喚起を図るとともに、公文書管理の
意義と重要性をあらためて認識するために研修を実施します。