3月4日、中部国際空港に到着された三重県居住の乗客で、新型コロナウイルス感染症の患者が確認されました。
現在、名古屋検疫所中部空港検疫所支所において愛知県の医療機関に搬送され、隔離が行われているところです。
【概要】(3月4日付け、厚生労働省プレスリリースをもとに赤字部分を追記・修正)
(1)年代:40代
(2)性別:男性(日本籍)
(3)居住地:三重県(仕事のためカンボジアに主に居住)
(4)職業: 自営業
(5)滞在国での行動歴:
1月21日~2月12日 カンボジアに滞在
2月13日~2月16日 一時帰国(三重県、愛知県に滞在)
2月16日日本出発、3月4日帰国。
2月16日ベトナム経由カンボジアへ渡航。
2月21日からフィリピンへ移動。
2月28日から再びカンボジアへ移動。
3月4日にベトナム経由で帰国。
※ 新型コロナウイルス感染症の流行を受けて、常にマスクを着用していた。
(6)症状・経過:
2月21日頃 体熱感あり。その後、症状なし。
3月2日 痰、息苦しさを自覚。
3月3日 現地の病院を受診するも、経過観察といわれ、様子をみていた。
3月3日 ご本人より三重県内の保健所に、帰国時の対応についての国際電話があり、帰国時に検疫所にて相談するよう説明をした。
3月4日 到着後、息苦しさや咳症状があるため、検疫所の健康相談室に自主来室。健康相談室では、呼吸器症状があり、胸部全体の痛みを訴えていた。検疫所の医師が診察した結果、新型コロナウイルス感染の疑いがあるため、検査を実施。
(7)濃厚接触者への対応
検疫法に基づき国において行われる調査にて、濃厚接触者に対して健康監視の依頼があった場合は、適切に対応を行っていきます。
県民の皆さんが自主的に対策を取る上で必要な情報については、人権や個人情報に関する部分に最大限配慮しつつ、随時、早急かつ丁寧に公表してまいります。