2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
| 基本事業名 
 | 51302 交流による科学技術の振興 
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| 評価者 
 | 科学技術振興センター総合研究企画部 総合研究企画部長 橋倉清和 
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 | 0593-29-3620 hashik03@pref.mie.jp 
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| 評価年月日 
 | 03/12/16 18:02:57 
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| 政策体系上の位置づけ 
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政策:多様な交流と連携の促進
施策:513 科学技術交流の推進
施策の数値目標:県試験研究機関の産学官共同研究件数
| 基本事業の目的 
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【誰、何が(対象)】
科学技術に関心のある県民が
【抱える課題やニーズは】
県民1万人アンケートによると、科学技術に対する県民、青少年の関心が低い状況にあるため、本県科学技術振興の基本目標である「知の集積と科学技術を育む風土の形成」の実現に向け、県民に科学技術への関心と参画意識を醸成していくことが課題である。
そのため、科学技術行政に参画できる機会を設け、お互いに交流を深め、双方向コミュニケーションを図るなど、積極的な科学技術振興政策の展開が求められている。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
科学技術への関心を高め、交流を深めている
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県民と研究機関が科学技術に関する交流を深めている
| 基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標 
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| 2001 
 | 2002 
 | 2003 
 | 2004 
 | 2006 
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| サイエンス・サポーター意見数(件) [目標指標] 
 | 目標 
 | 50 
 | 75 
 | 100 
 | 150 
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| 実績 
 | 25 
 | 57 
 | 172 
 | |||
| 必要概算コスト(千円) 
 | 70,012 
 | 86,295 
 | 80,999 
 | 94,792 
 | 0 
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| 予算額等(千円) 
 | 39,120 
 | 34,833 
 | 33,395 
 | 32,561 
 | ||
| 概算人件費(千円) 
 | 30,892 
 | 51,462 
 | 47,604 
 | 62,231 
 | 0 
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| 所要時間(時間) 
 | 7,338 
 | 11,968 
 | 11,254 
 | 14,712 
 | ||
| 人件費単価(千円/時間) 
 | 4.21 
 | 4.30 
 | 4.23 
 | 4.23 
 | ||
| 必要概算コスト対前年度(千円) 
 | 16,283 
 | -5,296 
 | 13,793 
 | -94,792 
 | ||
| 一般公開講座等の県民参加者数(名) [マネジメント参考指標] 
 | 目標 
 | 2500 
 | 2600 
 | 7000 
 | 8000 
 | |
| 実績 
 | 2331 
 | 4162 
 | 12428 
 | |||
| サイエンスアカデミー代表者会議等開催回数(回) [マネジメント参考指標] 
 | 目標 
 | 2 
 | 2 
 | 2 
 | 2 
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| 実績 
 | 1 
 | 2 
 | 2 
 | |||
| [マネジメント参考指標] 
 | ||||||
| [マネジメント参考指標] 
 | ||||||
| [マネジメント参考指標] 
 | ||||||
| [マネジメント参考指標] 
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| 数値目標に関する説明・留意事項 
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| 数値目標に関する説明・留意事項 目標指標の項目については、「みえサイエンスアカデミー」のサイエンスサポーターからの科学技術に関する意見受信数です。 サポーターから提案、意見を発信しやすくするために、当方からの情報発信を積極的に実施し意見受信数を増やします。 県民との双方向コミュニケーションを確立することにより、科学技術への関心を高めます。 2003年度の実績値は、2003年11月末現在の見込み値です。 
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| 2004年度マネジメント参考指標 
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 | 種類 
 | マネジメント参考指標 
 | 数値目標の困難度 
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| 1 
 | 事業量 
 | 一般公開講座等の県民参加者数 
 | 十分達成可能な目標 
 | |
| 2 
 | 協働度 
 | サイエンスアカデミー代表者会議等開催回数 
 | 十分達成可能な目標 
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| 3 
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 | 
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| 4 
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| 5 
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| 6 
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| マネジメント参考指標に関する説明・留意事項 
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| 一般公開講座等の県民参加者数は、一般公開講座、子ども体験教室、出前科学体験教室等の県民の参加者数です。サイエンスアカデミー代表者会議開催回数は、インターネットを活用した「みえサイエンスアカデミー」の代表者会議の開催回数です。いずれも双方向コミュニケーションの向上及び科学技術への関心の高まりを図るための参考指標として設定しました。 2003年度の実績値は、2003年11月末現在の見込み値です。 
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| 2003年度の取組内容 
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
「みえサイエンスアカデミー」のインターネット・サイエンス・サポーターを485名確保し、意見・アイデアを収集するとともに、9月に「科学フォーラム」を開催し、「科学技術の役割と社会」の基調講演と「これからの科学技術と社会」と題したパネルディスカッションを行い、みえサイエンス・アカデミー特別顧問らから科学技術振興主要政策を的確に推進するための様々な意見をいただきました。なお、2月には「サイエンス・アカデミー代表者会議」を開催する予定です。
また、県民とのコミュニケーションを図り、科学技術への関心を高めるため、4月、5月に試験研究機関の一般公開を行い、研究施設の公開や科学体験ブースを設置して6,124名の参加がありました。
7月31日~8月1日の2日間、四日市の科学技術振興センターと松阪の「MAPみえこどもの城」で子ども科学体験教室を開催し、4,236名の親子の参加を得ました。
また、小学校に出向いて研究内容などに関連した実験などを行う「出前科学体験教室」を実施しており、青少年が科学技術に親しめる機会を提供しています。
あらたに県民を対象として、「なるほど・なっとくセミナー」を開催しています。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
科学技術振興には生活者の支持が不可欠であり、社会とともに歩む研究機関をめざすことが重要です。そのためには、インターネット・サイエンス・サポーターの確保とサポーターからの意見・アイデアを収集する必要があります。
試験研究機関の一般公開では、参加者が科学技術に興味が持てるような内容で開催する必要があります。
子ども科学体験教室では体験・実験のブースの充実が必要です。
| 2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向 
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基本戦略での位置づけ
| 注力 
 | 改革方向 
 | 総括マネージャーの方針・指示 
 | 
| → 
 | 現状維持 
 | 県民の科学技術への関心を育むため、セミナーや公開講座、子供達のための各種体験教室などの効果的な実施を図ること。 
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| 2004年度の取組方向 
 | 
 | 
みえサイエンス・アカデミーのインターネット・サイエンス・サポーターを確保し、意見を幅広く収集するとともに「サイエンス・アカデミー代表者会議」を開催し、科学技術にかかる生活者ニーズや科学技術振興を図る提案を得て、施策への反映を図ります。
試験研究機関の一般公開を行い、業務内容や研究成果を紹介することにより、県民との交流やコミュニケーションを図ります。
夏休み子ども科学体験教室を引き続き開催するほか、小学校に出向いて研究内容などに関連した実験などを行う「出前科学体験教室」を実施します。
「なるほど・なっとくセミナー」を充実させ、県民の方に身近な試験研究機関を目指すとともに、日頃取り組んでいる研究や科学技術をわかりやすく解説し、科学への関心をより一層深めていただきます。
2004年度から科学技術振興センターにおける自然環境研究機能のあり方について、検討委員会を組織して検討します。
【総合行政の視点からの取組】
研究内容を一般県民向けに紹介する「なるほど・なっとくセミナー」、各研究部ごとに研究成果発表会の開催、研究部の一般公開の取り組みなどを実施し、来場者の反応をアンケート調査で定量的に測り、結果を研究員にフィードバックしています。また、子ども向けの「子ども科学体験教室」を全研究部の参画により取り組み、子ども達が科学技術(理科)に興味・関心を持つような取り組みを実施しており、子どもの理科教育、MAPみえ子どもの城等他機関の事業にも寄与しています。
| 構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向) 
 | (要求額:千円、所要時間:時間) 
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| 事務事業 
 | 要求額 
 | 対前年 
 | 所要時間 
 | 対前年 
 | 注力 
 | 改革方向 
 | 貢献度合 
 | 効果発現時期 
 | |
| 事業概要 
 | マネージャーの方針・指示 
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| A 自然環境研究機能検討事業費 
 | 920 
 | - 
 | 400 
 | - 
 | ↑ 
 | 抜本的に改革 
 | 間接的 
 | 即効性 
 | |
| 科学技術振興センターにおける自然環境研究機能のありかたについて、検討委員会を組織して検討する。 
 | 1年間で検討結果を報告すること。 
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| B 食の安全理解増進意見聴取事業(再掲) 
 | 1,980 
 | 1,980 
 | 850 
 | - 
 | ↑ 
 | 
 | 間接的 
 | 中期的 
 | |
| 食にまつわる様々な問題について、消費者の理解を深めるため、講演会(研修会)を開催するとともに、特定の問題について賛否両論を聞き、自らの意見を表明できる場(フォーラム)を開催し、その意見を研究に反映する。 
 | 食の安全のあらゆる課題に関し、理解を深めるとともに研究に対する意見を取りまとめること。 
 | ||||||||
| C サイエンスアカデミー運営費 
 | 648 
 | -279 
 | 2,342 
 | 342 
 | → 
 | 現状維持 
 | 間接的 
 | 中期的 
 | |
| 幅広い生活者起点の科学技術振興を図るために、県民や有識者で構成する「みえサイエンス・アカデミー」において、科学技術に関する県民ニーズや地域課題を把握するとともに、施策提言を得るため、サイエンス・アカデミー代表者会議等を開催します。 
 | サイエンスサポーターの意見を幅広く収集すること。 
 | ||||||||
| D 県民との交流事業費 
 | 1,736 
 | 409 
 | 11,093 
 | 3,093 
 | ↑ 
 | 現状維持 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| 県民を対象とした幅広い交流を実施することにより、公設試験研究機関の研究成果普及や技術移転、そして将来の優秀な科学技術人材を育成し、本県の科学技術振興を図る。具体的には、身近な地域の試験研究機関としての関心を高めるため、4月の科学技術週間を中心に、施設公開を行うとともに研究成果展示及び科学体験教室を実施することにより、研究成果等のPRを行う。夏休み期間中の児童・生徒を対象に、試験研究機関の研究の一部をわかりやすく紹介し、科学の面白さ、不思議さを体験してもらうことにより、科学技術への興味関心を高める。さらに、県内小学校に研究員が直接出向き、出前科学体験教室を行うことにより、将来の科学者育成に寄与する。また、研究内容や科学知識の普及啓発を目的に、県民を対象としたセミナーを定期的に開催する。青少年の発明等に対する顕彰として、(社)発明協会三重県支部が実施する発明くふう展の中で、青少年の発明・考案など優秀な作品を顕彰する事業に対して補助を行う。 
 | 現状のまま強く取り組むこと 
 | ||||||||
| E 鈴鹿山麓研究学園都市センター管理費 
 | 29,257 
 | -1,884 
 | 877 
 | -377 
 | ↓ 
 | 改善する 
 | 直接的 
 | 中期的 
 | |
| 豊な県民生活と活力ある地域づくりのため、産官学の共同による研究開発機能の強化・高度化を図・驍スめ設立された鈴鹿山麓研究学園都市センターの維持管理に要する経費 
 | 現状のまま取り組むこと 
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| 休廃止する事務事業 
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| 事務事業名 
 | 理由 
 | 2003年度予算額 (千円) 
 | 2003年度所要時間 (時間) 
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