2004(平成16)年度 当初予算 基本事業目的評価表
2004(平成16)年度 当初予算
基本事業目的評価表
基本事業名
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54102 安全で快適なまちづくり
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評価者
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県土整備部 都市基盤チーム マネージャー 山岡 正紹
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059-224-2706 yamaom00@pref.mie.jp
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評価年月日
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2003/11/25 16:47:32
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政策体系上の位置づけ
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政策:快適なまちづくりの推進
施策:541 快適な都市環境の整備
施策の数値目標:快適な都市空間の面積(都市公園、下水道享受住宅、幅の広い歩道、バリアフリー化された施設)
基本事業の目的
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【誰、何が(対象)】
市街地が
【抱える課題やニーズは】
三重県は、道路、都市公園、下水道などの都市基盤整備が立ち遅れており、安全で快適なまちづくりを進めるためには、円滑な都市活動、快適な都市生活、災害に強い都市構造の実現が求められています。
という状態を
【どのような状態になることを狙っているのか(意図)】
災害に強く利便性が高くなるよう整備されている。
という状態にします。
【その結果、どのような成果を実現したいのか(結果=施策の目的)】
県民が快適で、自然環境と調和した魅力あるまちで、安心して暮らしている
基本事業の数値目標、コスト、マネジメント参考指標
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2001
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2002
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2003
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2004
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2006
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市街地の都市計画道路改良率(%) [目標指標]
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目標
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53.8
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56.1
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56.6
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57.6
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実績
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53.4
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55.6
|
55.8
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必要概算コスト(千円)
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6,985,430
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5,232,551
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6,518,344
|
4,057,878
|
0
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予算額等(千円)
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6,724,747
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4,985,198
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6,243,500
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3,801,942
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概算人件費(千円)
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260,683
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247,353
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274,844
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255,936
|
0
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所要時間(時間)
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61,920
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57,524
|
64,975
|
60,505
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人件費単価(千円/時間)
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4.21
|
4.30
|
4.23
|
4.23
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必要概算コスト対前年度(千円)
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-1,752,879
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1,285,793
|
-2,460,466
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-4,057,878
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市街地の都市計画道路改良延長(km) [マネジメント参考指標]
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目標
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425
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432
|
436
|
444
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実績
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421
|
428
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||||
市町村等との意見交換会開催回数(回) [マネジメント参考指標]
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目標
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34
|
32
|
32
|
32
|
|
実績
|
36
|
34
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[マネジメント参考指標]
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[マネジメント参考指標]
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||||||
[マネジメント参考指標]
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||||||
[マネジメント参考指標]
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数値目標に関する説明・留意事項
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ここでいう市街地とは、都市計画区域における市街化区域または用途地域設定区域内の意味です。 都市計画道路の改良率(都市計画決定された道路の改良延長を計画延長で除した比率)を目標指標とした理由は、道路は災害に強く利便性の高いまちづくりに寄与する要素が大きいため、指標として最適と判断しました。 数値目標は、過去の年間伸び率から、今後の伸び率を推定して算定したものです。 データ収集の関係で、目標・実績の数値は把握できる最新の数値を使用しています。
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2004年度マネジメント参考指標
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種類
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マネジメント参考指標
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数値目標の困難度
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1
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事業量
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市街地の都市計画道路改良延長
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十分達成可能な目標
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2
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協働度
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市町村等との意見交換会開催回数
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十分達成可能な目標
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3
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4
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5
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6
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マネジメント参考指標に関する説明・留意事項
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国、県、市町村、土地区画整理組合などが実施した都市計画道路の整備延長の総計で表し、目標指標の2006年度の目標数値である都市計画道路改良率57.6%の達成に向けて、目標数値を設定しました。 数値は、目標指標と同様、表示年度より1年遅れとなります。 市町村との調整協議については、関係市町村との半期毎に1回の年間2回の実施を行います。
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2003年度の取組内容
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成果達成見込み 概ね順調
【これまでの取組内容と成果(見込み)、成果を得られた要因と考えられること】
街路事業、土地区画整理事業、市街地再開発事業により都市基盤の整備を進めました。このうち、2003年度に街路事業については、2箇所(下部田垂水線、三渡櫛田橋線)が完成し、市街地の利便性、快適性、安全性の向上が図られました。また、電線類の地中化等による歩道空間の整備や駅周辺の道路施設等についてバリアフリー化事業3箇所(車坂長田橋線、尾鷲駅築港線、茶地岡向井線)、並びに事業実施のための調査1箇所(松阪駅周辺)を行いました。
【翌年度以降に残る(見込みの)課題、その要因と考えられること】
街路事業については、建物移転補償に期間を要しているなど、円滑な事業推進が課題です。また、厳しい財政状況のなか、公共事業費の削減が進んでいます。地価の下落傾向や住宅や事務所などの床需要の低下傾向にあり、快適なまちづくりのための基盤整備である土地区画整理事業や市街地再開発事業の計画的な事業推進が課題です。
2004年度 施策から見たこの基本事業の取組方向
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基本戦略での位置づけ
注力
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改革方向
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総括マネージャーの方針・指示
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→
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改善する
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緊急に整備する必要のある箇所への重点投資を行う。
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2004年度の取組方向
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街路事業について、整備箇所を絞り重点的に予算配分を行うとともに用地取得の完了に向け努力し、早期の事業効果発現をめざします。
土地区画整理事業について、継続地区の早期の公共施設の整備および宅地利用が図られるよう、コスト縮減を図りながら事業を進めます。
市街地再開発事業については、2003年度に桑名市、鈴鹿市、津市の中心市街地において新たに事業着手したので、早期完成に向け事業を推進します。
交通結節点周辺バリアフリー改善事業については、駅周辺のバリアフリー調査に基づき、各施設管理者と連携して計画的にバリアフリー化を進めていきます。
また、近鉄川原町駅周辺地区では、鉄道高架化計画の事業効果について検証し、事業化に向けて必要な調査を実施します。
【総合行政の視点からの取組】
健康福祉部、公安委員会と連携しながら、駅等の交通結節点周辺のバリアフリー化を進めます。
また、空洞化が進む中心市街地活性化、また、都市再生のため、農林水産商工部と連携しながら、中心市街地に活力を取り戻す方策を検討し、可能な施策から実施します。
構成する事務事業間の戦略(注力、改革方向)
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(要求額:千円、所要時間:時間)
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事務事業
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要求額
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対前年
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所要時間
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対前年
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注力
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改革方向
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貢献度合
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効果発現時期
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事業概要
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マネージャーの方針・指示
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A 組合土地区画整理事業
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30,000
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-610,000
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2,000
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-1,900
|
→
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現状維持
|
間接的
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中期的
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一定規模以上の関係権利者で構成される「組合等区画整理補助実施要領」の採択基準に該当する土地区画整理組合に対し国庫補助金を導入することにより、道路と市街地の一体的な整備を図ります。
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||||||||
B 農住組合推進事業費補助金
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5,000
|
-4,375
|
170
|
-30
|
→
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現状維持
|
間接的
|
中期的
|
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市街化区域内農地の活用や市街地の整備により、良質な賃貸住宅の供給と良好な住環境の宅地供給を行う。
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新規地区の着実な事業展開を図ること。
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||||||||
C 復興都市計画事業費
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-
|
|
-
|
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||||||||
D 都市計画土地区画整理整備事業清算基金積立金
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1,153
|
-56
|
60
|
0
|
→
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現状維持
|
考慮外
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中期的
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三重県都市計画土地区画整理事業清算金の基本運用利子の積み立てを行ないます。
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||||||||
E 市町村都市計画事業指導監督費(区画)
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2,952
|
496
|
4,261
|
0
|
→
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現状維持
|
考慮外
|
中期的
|
|
市町村都市計画事業の指導監督事務に要する経費です。
|
|
||||||||
F 街路事業
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3,617,164
|
-1,790,798
|
47,045
|
0
|
↑
|
改善する
|
直接的
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即効性
|
|
市街地内の都市計画道路を整備することにより、円滑な交通を確保し、安全で快適な都市の形成を図ります。
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||||||||
G 交通結節点周辺バリアフリー改善事業
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10,000
|
-48,160
|
473
|
-2,623
|
↓
|
改善する
|
間接的
|
中期的
|
|
駅周辺の都市計画道路について、歩道空間のバリアフリー化を進め、高齢者や障害者の方が公共交通機関を利用しやすい環境を整えます。
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||||||||
H 市町村都市計画事業指導監督費(街路)
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1,558
|
-461
|
2,006
|
-1,497
|
→
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現状維持
|
考慮外
|
中期的
|
|
市町村都市計画事業の指導監督事務に要する経費です。
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I 市街地整備調査事業
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20,900
|
-
|
1,820
|
-
|
→
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現状維持
|
間接的
|
中期的
|
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主に「地震時等において大規模な火災の可能性があり重点的に改善すべき密集市街地(以下「重点密集市街地」という。)」を対象として、後に円滑に該当市町が改善事業を進められるよう、県が整備基本方針の策定を行う。地
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J 市街地再開発事業費補助金(住宅局)
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65,140
|
19,446
|
2,120
|
-230
|
→
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現状維持
|
間接的
|
中期的
|
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都市機能が低下している地域で、高度利用と都市機能の更新を図る必要の地区において、土地、建物の整備密度を高め、当該市街地の利便性、快適性、安全性を高める。
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K 歩いて暮らせる歴史のまち再生事業費(住宅局)
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48,075
|
-37,925
|
550
|
-210
|
→
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現状維持
|
間接的
|
中期的
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中心市街地の空洞化問題の解決に寄与し、環境や高齢者等にもやさしい「歩いて暮らせるまちづくり」のため、地域住民、市、国等と一体となって地域の財産である歴史・文化をいかした再開発等を、桑名市においてモデル的に実施する。
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休廃止する事務事業
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事務事業名
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理由
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2003年度予算額 (千円)
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2003年度所要時間 (時間)
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土地区画整理組合貸付金事業費
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2003年度実施箇所がないため
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0
|
0
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復興都市計画事業費
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戦災復興事業関係の業務が完了したため
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2,000
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60
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