平成18年度事前評価
平成18年度 科学技術振興センター工業研究部の事前評価の概要と実施結果
1 日時 平成18年10月3日火曜日 13時から14時30分
2 場所 工業研究部会議室
3 対象事業と評価結果
(1)三重のやきものフレッシュアップ事業
評価点(評価委員4名の平均値)
内訳 | 必要性4.3 | 目的の明確性4.0 | 内容の妥当性4.5 | 新規性3.8 | 期待される成果4.0 |
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合計 | 20.5 |
総合コメント
地場産業振興の発展の一助として、研究の成果に期待する。新規商品の情報発信については、マーケティング、デザインなど十分に検討されることを望む。
(2)植物由来材料の新用途開発研究事業
評価点(評価委員4名の平均値)
内訳 | 必要性3.8 | 目的の明確性3.3 | 内容の妥当性3.0 | 新規性3.8 | 期待される成果3.5 |
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合計 | 17.3 |
総合コメント
社会的要請(環境問題等)に合った課題であるので、取組む価値は認められる。人間生活の環境改善に役立つ製品化の研究を望む。
4 評価結果を受けての工業研究部の対応方針
対象事業(1)(2)の評価点数は、いずれも15点以上であることから、これらの研究事業を工業研究部の19年度新規研究事業の候補として認定しました。
5 経常試験研究事業(通常研究)で取り組む研究課題候補の承認
事前評価委員会において、以下の6研究課題が19年度経常試験研究課題として承認されました。
- 異種金属等の接合技術の調査研究
- 電子回路からの放射電磁界に関する研究
- バイタルサイン(生体信号)からの感性情報の抽出に関する研究
- 平面精密位置決め装置設計技術の開発
- 銅の価数を制御した中火度用釉薬の開発
- 耐酸性を向上した釉薬の開発