当日は天候にも恵まれ、地元の方をはじめ県内外から175名もの参加がありました。
遺構の説明では県内最古である縄文時代中期の掘立柱建物をはじめ、ほぼ完全な形で発見された縄文時代中期の石囲炉や、竪穴住居の作り方・間取りなどを説明しました。見学された大勢の方が間近で遺跡をご覧になり、当時の生活の様子を思い描かれているようでした。
遺物の説明では出土した土器を見ていただいたり、砥石を実際に手に取っていただく場を設定しました。今回の調査で出土した縄文時代、弥生時代末~古墳時代初頭、鎌倉時代の土器や石器を紹介し、そこからわかる人々の暮らしについての説明を行いました。また2次調査で出土した垂飾(勾玉)も併せて展示し、たくさんの方が興味を持ってご覧になっていました。
参加者からは「遺跡の中に入っての説明がすごく良かった」などの声が寄せられました。
遺構の説明の様子 | 遺物の説明の様子 |