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平成20年08月05日

伊勢湾貧酸素情報

平成15年度貧酸素情報

(第1報)

平成15年6月10日
三重県科学技術振興センター
水産研究部 鈴鹿水産研究室

伊勢湾中央部の底層に溶存酸素量2 ppm以下の貧酸素水塊が出現し始めた。その面積は平年の同期よりやや広い。

6月9日の調査船「あさま」の定線観測によると,水温は表面で20.8~22.5℃,10mで 18.0~20.4℃,底層で15.5~20.1℃の範囲にあった。表面では湾奥部~湾中央部で平年並,湾口部でやや高め,10mでは湾全域で平年よりやや高め,底層では湾奥部及び湾口部で高め,湾中央部で平年並であった。

塩分は表面で23.48~31.16,10mで29.92~32.46,底層で30.58~33.91の範囲にあった。表面では湾全域で平年よりやや高め,10m及び底層では湾全域で平年並であった。

DO(溶存酸素量)は,表面で7.8~10.9ppm,10mで3.8~8.2ppm,底層で1.4~6.1ppmの範囲にあった。表面では湾全域で平年並,10mでは湾奥部及び湾口部で平年並,湾中央部でやや高め,底層では湾奥部及び湾口部で平年並,湾中央部でやや低めであった。

今回の観測では赤潮は確認されなかった。

伊勢湾中央部の底層には2ppm以下の貧酸素水塊が分布していた。その面積は,昨年同期及び平年同期と比べてやや広い傾向にあった。今後の動向を注視する必要がある。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 水産研究所 鈴鹿水産研究室鈴鹿水産研究課 〒510-0243 
鈴鹿市白子1丁目6277-4
電話番号:059-386-0163 
ファクス番号:059-386-5812 
メールアドレス:ise-bay0@pref.mie.lg.jp

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