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平成20年12月02日

畜産行政及び畜産研究に関するアンケート調査結果
報告書(分析結果)

1 アンケート調査票回収状況等

(1)調査票発送日 平成15年12月24日(水)
(2)回収期限 平成16年 1月 8日(木)
(3)回収状況

アンケート 対象農家数は、畜産研究部及び家畜商を除く畜産農家とした。
(H15.12現在)

区分 対象農家数 回答農家数 回答率 備考
肉牛 251 117 46.6%  
乳牛 148 62 41.9%  
養豚 85 50 58.8%  
採卵鶏 152 79 52.0%  
肉用鶏 56 36 64.3%  
合計 692 344 49.7%  

2 アンケート回答結果

(1)あなたにとって今、何が必要(又は困っていること)だとお考えですか?
(3つ選択)

畜産農家が困っていることは、④環境問題への懸念が218件(63.4%)と最も多く、次いで③生産流通の問題が140件(40.7%)となっている。
また、必要性については、⑤安全性の確保が118件(34.3%)、次いで⑥畜産情報の入手が114件(33.1%)となっている。
なお、⑦畜産研究による技術開発は、106件(30.8%)で、特に肉用鶏は、15件(41.7%)と環境問題(14件、38.9%)を抜いて最も関心が高い。

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①経営・資金面の問題 件数 35 31 23 34 8 131
  割合 29.9% 50.0% 46.0% 43.0% 22.2% 38.1%
②後継者の問題 件数 52 12 12 19 11 106
  割合 44.4% 19.4% 24.0% 24.1% 30.6% 30.8%
③生産流通の問題 件数 32 22 24 40 22 140
  割合 27.4% 35.5% 48.0% 50.6% 61.1% 40.7%
④環境問題(ふん尿処理) 件数 70 54 34 46 14 218
  割合 59.8% 87.1% 68.0% 58.2% 38.9% 63.4%
⑤畜産物の安全性の確保 件数 46 19 8 34 11 118
  割合 39.3% 30.6% 16.0% 43.0% 30.6% 34.3%
⑥畜産情報の入手 件数 49 16 16 20 13 114
  割合 41.9% 25.8% 32.0% 25.3% 36.1% 33.1%
⑦畜産研究による技術開発等 件数 39 12 15 25 15 106
  割合 33.3% 19.4% 30.0% 31.6% 41.7% 30.8%
⑧その他 件数 10 2 6 6 1 25
  割合 8.5% 3.2% 12.0% 7.6% 2.8% 7.3%

※⑥その他の詳細は、各畜種別の状況に記載。

(2)「安全・安心」な商品について、あなた自身は、どのような取り組みを行っていますか?(複数選択)

 「安全・安心」への取り組みについては、畜産農家の73.3%が行っている。

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①トレサビリティー 件数 79 22 15 18 6 140
  割合 67.5% 35.5% 30.0% 22.8% 16.7% 40.7%
②直販方式の採用 件数 25 10 17 43 14 109
  割合 21.4% 16.1% 34.0% 54.4% 38.9% 31.7%
③国産飼料へのこだわり 件数 42 7 9 14 8 80
  割合 35.9% 11.3% 18.0% 17.7% 22.2% 23.3%
④特に行っていない 件数 16 27 19 21 9 92
  割合 13.7% 43.5% 38.0% 26.6% 25.0% 26.7%
⑤その他 件数 5 5 4 9 9 32
  割合 4.3% 8.1% 8.0% 11.4% 25.0% 9.3%

※⑤その他の詳細は、各畜種別の状況に記載。

(3)あなたは、飼養技術を向上させるために、どこから情報を入手していますか?(複数選択)

 畜産農家の技術情報の入手方法については、③組合からの情報が173件(50.3%)と最も多く、次いで②知人からの情報168件(48.8%)、①自分自身が156件(45.3%)となっている。
また、④畜産研究部の研究成果は121件(35.2%)であるが、組合及び知人情報の中にも多く含まれていると考えられる。(※①自分自身で研究も、複数回答多い。)

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①自分自身で研究している 件数 64 19 25 29 19 156
  割合 54.7% 30.6% 50.0% 36.7% 52.8% 45.3%
②知人からの情報 件数 50 31 31 39 17 168
  割合 42.7% 50.0% 62.0% 49.4% 47.2% 48.8%
③組合(団体含)の情報 件数 55 38 27 35 18 173
  割合 47.0% 61.3% 54.0% 44.3% 50.0% 50.3%
④畜産研究部の研究成果 件数 51 8 13 27 22 121
  割合 43.6% 12.9% 26.0% 34.2% 61.1% 35.2%
⑤インターネットなど 件数 8 4 8 8 5 33
  割合 6.8% 6.5% 16.0% 10.1% 13.9% 9.6%
⑥その他 件数 8 9 5 16 3 41
  割合 6.8% 14.5% 10.0% 20.3% 8.3% 11.9%

※⑥その他の詳細は、各畜種別の状況に記載。

(4)あなたは、生産や流通に力を入れてもらいたいと思われますか?

 畜産農家の約8割が、生産・流通対策の強化を要望している。

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①思う 件数 99 53 41 62 33 288
  割合 84.6% 85.5% 82.0% 78.5% 91.7% 83.7%
②思わない 件数 6 0 0 9 2 17
  割合 5.1% 0.0% 0.0% 11.4% 5.6% 4.9%
③どちらともいえない 件数 11 6 8 7 1 33
  割合 9.4% 9.7% 16.0% 8.9% 2.8% 9.6%
④未回答 件数 1 3 1 1 0 6
  割合 0.9% 4.8% 2.0% 1.3% 0.0% 1.7%

(5)あなたは、畜産研究部による技術開発に力を入れてもらいたいと思いますか?

 畜産農家の約9割が、畜産研究部の技術開発に期待している。

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①思う 件数 105 52 42 67 34 300
  割合 89.7% 83.9% 84.0% 84.8% 94.4% 87.2%
②思わない 件数 4 3 1 4 0 12
  割合 3.4% 4.8% 2.0% 5.1% 0.0% 3.5%
③どちらともいえない 件数 7 5 7 7 2 28
  割合 6.0% 8.1% 14.0% 8.9% 5.6% 8.1%
④未回答 件数 1 2 0 1 0 4
  割合 0.9% 3.2% 0.0% 1.3% 0.0% 1.2%

(6)あなたの農場において実施している技術はありますか?(複数選択)

 畜産農家の大半が、畜産研究部の技術開発を活用している。
(活用状況は、畜種別に記載)

〔※本表:畜産研究部開発技術の活用状況を記載(総括)〕

区分 活用 未活用 活用率
①肉牛研究関係 83 34 70.9%
②乳牛研究関係 39 23 62.9%
③養豚研究関係 40 10 80.0%
④採卵鶏関係 72 7 91.1%
⑤肉用鶏関係 36 0 100.0%

(7)あなたが、今後、県に望む政策はなんですか?(3つ選択)

 畜産農家の県に望む政策については、⑦環境問題が最も多く176件(51.2%)、次いで②畜産物の安全性の確保136件(39.5%)、⑥家畜伝染病など防疫体制129件(37.5%)、①地産地消121件(35.2%)、⑧畜産研究部の技術開発121件(35.2%)となっている。

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①地産地消の推進 件数 28 18 27 36 12 121
  割合 23.9% 29.0% 54.0% 45.6% 33.3% 35.2%
②ブランドの維持・発展 件数 73 13 6 6 16 114
  割合 62.4% 21.0% 12.0% 7.6% 44.4% 33.1%
③畜産物の安全性の確保 件数 50 21 12 39 14 136
  割合 42.7% 33.9% 24.0% 49.4% 38.9% 39.5%
④生産・流通体制の強化 件数 32 26 20 21 21 120
  割合 27.4% 41.9% 40.0% 26.6% 58.3% 34.9%
⑤後継者育成対策の推進 件数 28 8 4 7 4 51
  割合 23.9% 12.9% 8.0% 8.9% 11.1% 14.8%
⑥家畜伝染病など防疫体制の整備 件数 38 18 24 40 9 129
  割合 32.5% 29.0% 48.0% 50.6% 25.0% 37.5%
⑦環境問題(ふん尿処理体制) 件数 53 43 26 43 11 176
  割合 45.3% 69.4% 52.0% 54.4% 30.6% 51.2%
⑧畜産研究部の技術開発 件数 37 19 19 33 13 121
  割合 31.6% 30.6% 38.0% 41.8% 36.1% 35.2%
⑨特になし 件数 0 2 1 1 0 4
  割合 0.0% 3.2% 2.0% 1.3% 0.0% 1.2%
⑩その他 件数 3 6 3 2 2 16
  割合 2.6% 9.7% 6.0% 2.5% 5.6% 4.7%

※⑩その他の詳細は、各畜種別の状況に記載。

(8)あなたが、今後、県に望む研究はなんですか?(3つ選択)

 畜産農家の県に望む研究については、政策同様、⑥ふん尿処理問題など環境負荷低減に対する要望が最も多く207件(60.2%)、次いで②生産性及び品質向上189件(54.9%)、①畜産物の安全性の確保158件(46.6%)、⑦新しい技術開発106件(31.5%)となっている。

区分   肉牛 乳牛 養豚 採卵鶏 肉用鶏 合計
①畜産物の安全性の確保 件数 58 22 17 44 17 158
  割合 49.6% 35.5% 34.0% 55.7% 47.2% 45.9%
②生産性及び品質向上 件数 78 35 25 30 21 189
  割合 66.7% 56.5% 50.0% 38.0% 58.3% 54.9%
③ブランドの維持、発展 件数 56 12 6 12 17 103
  割合 47.9% 19.4% 12.0% 15.2% 47.2% 29.9%
④高付加価値化 件数 25 11 19 22 15 92
  割合 21.4% 17.7% 38.0% 27.8% 41.7% 26.7%
⑤食品残さ等未利用資源の飼料化 件数 18 16 17 19 6 76
  割合 15.4% 25.8% 34.0% 24.1% 16.7% 22.1%
⑥ふん尿処理問題など環境負荷低減 件数 62 45 34 52 14 207
  割合 53.0% 72.6% 68.0% 65.8% 38.9% 60.2%
⑦新しい技術などの実証試験 件数 30 23 13 34 10 110
  割合 25.6% 37.1% 26.0% 43.0% 27.8% 32.0%
⑧その他 件数 5 2 4 4 1 16
  割合 4.3% 3.2% 8.0% 5.1% 2.8% 4.7%

※⑧その他の詳細は、各畜種別の状況に記載。

(9)畜産研究部の技術開発などに対するご意見や感想

別紙畜種別のとおり。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 畜産研究所 大家畜研究課 〒515-2324 
松阪市嬉野町1444-1
電話番号:0598-42-2197 
ファクス番号:0598-42-2043 
メールアドレス:tikuken@pref.mie.lg.jp

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