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平成20年12月02日

畜産行政及び畜産研究に関するアンケート調査結果
〔肉牛関係〕

対象農家数 251 回答農家数 117 回答率 46.6%

1 あなたにとって今、何が必要(又は困っていること)だとお考えですか?(3つ選択)

区分 件数 割合
①経営・資金面の問題 35 29.9%
②後継者の問題 52 44.4%
③生産流通の問題 32 27.4%
④環境問題(ふん尿処理) 70 59.8%
⑤畜産物の安全性の確保 46 39.3%
⑥畜産情報の入手 49 41.9%
⑦畜産研究による技術開発等 39 33.3%
⑧その他 10 8.5%

※参考(⑧の内容)
(1)生体販売(2)処理堆肥の流通、消費先の確保(3)人口授精技術の取得
(4)施設の老朽化(5)移転土地の問題(6)三重県における検定 事業(間接、フィールド)

2 「安全・安心」な商品について、あなた自身は、どのような取り組みを行っていますか?(複数選択)

区分 件数 割合
①トレサビリティー(履歴表示) 79 67.5%
②直販方式の採用 25 21.4%
③国産飼料へのこだわり 42 35.9%
④特に行っていない 16 13.7%
⑤その他 5 4.3%

※参考(⑤の内容)
(1)松阪牛インターネットシステム加入(2)稲ワラの毒物検査
(3)誰でも気軽に農場にこられる環境づくり(4)自家配合の取り組み

3 あなたは、飼養技術を向上させるために、どこから情報を入手していますか?(複数選択)

区分 件数 割合
①自分自身で研究している 64 54.7%
②知人からの情報 50 42.7%
③組合(畜産団体含む)の情報 55 47.0%
④畜産研究部の研究成果 51 43.6%
⑤インターネットなど 8 6.8%
⑥その他 8 6.8%

※参考(⑥の内容)
(1)畜産コンサルタント(2)農業関係の新聞雑誌(3)飼料メーカー
(4)畜産研究部に連絡(定期的)

4 あなたは、生産や流通に力を入れてもらいたいと思われますか?

区分 件数 割合
①思う 99 84.6%
②思わない 6 5.1%
③どちらともいえない 11 9.4%
④未回答 1 0.9%

5 あなたは、畜産研究部による技術開発に力を入れてもらいたいと思いますか?

区分 件数 割合
①思う 105 89.7%
②思わない 4 3.4%
③どちらともいえない 7 6.0%
④未回答 1 0.9%

6 あなたの農場において実施している技術はありますか?
(複数選択)

区分 件数 割合
①ビタミンA制御肥育技術 67 57.3%
②肉牛肥育への除角技術 26 22.2%
③受精卵移植(和牛子牛の飼養) 9 7.7%
④その他 10 8.5%

※参考(④の内容)
(1)除角について検討中(2)糞尿処理(3)肉質脂肪のなめらかさの改善

7 あなたが、今後、県に望む政策はなんですか?(3つ選択)

区分 件数 割合
①地産地消の推進 28 23.9%
②ブランドの維持・発展 73 62.4%
③畜産物の安全性の確保 50 42.7%
④生産・流通体制の強化 32 27.4%
⑤後継者育成対策の推進 28 23.9%
⑥家畜伝染病など防疫体制の整備 38 32.5%
⑦環境問題(ふん尿処理体制) 53 45.3%
⑧畜産研究部の技術開発 37 31.6%
⑨特になし 0 0.0%
⑩その他 3 2.6%

※参考(⑩の内容)
(1)検定事業及び育種価の実施(2)堆肥の流通促進及び堆肥の地産地消

8 あなたが、今後、県に望む研究はなんですか?(3つ選択)

区分 件数 割合
①畜産物の安全性の確保 58 49.6%
②生産性及び品質向上 78 66.7%
③ブランドの維持、発展 56 47.9%
④高付加価値化 25 21.4%
⑤食品残さ等未利用資源の飼料化 18 15.4%
⑥ふん尿処理問題など環境負荷低減 62 53.0%
⑦新しい技術などの実証試験 30 25.6%
⑧その他 5 4.3%

※参考(⑧の内容)
(1)食味を向上させる飼養技術(2)畜産関係機械の技術開発
(3)製造堆肥の高付加価値化の技術開発(4)松阪牛ブランドの広域化

9 畜産研究部の技術開発などに対するご意見や感想(主なもの)

  1. 三重県の畜産は規模が小さく行政には負担であるが、ブランドを絶やさないように、技術研究を続けてほしい。
  2. 和牛肥育の生産性・品質向上の指導は、各農家の長所を伸ばし、短所を直すことができ、松阪牛ブランドの発展のために適切である。
  3. ビタミンA制御肥育技術は大変参考になり、肉質が向上した。
  4. 研究内容を県内農家に定期的に知らせてほしい。
  5. 全県下飼育方法・飼料の統一により他県産品より上物を作る基盤の整備が必要。
  6. 三重県は農業県としては東海北陸で一歩遅れている。側面からの援助をお願いしたい。
  7. クローン牛の安全性を実証し、その肉を食べられるように、また、ブランド維持発展のため、伝統を継承しつつ最新技術を確立してほしい。
  8. 押しつけの研究のみでなく、農家からの希望による研究がなされており非常に役に立つ。
  9. 畜産公害(臭い)の出ない配合飼料の開発をしてほしい。
  10. 畜産生産の残さ物(堆肥等)の流通消費体系の技術開発を進めてほしい。(例:エネルギー利用等、他業種との連携、流通体系の確立)
  11. 中小規模のバイオガス技術の研究をしてほしい。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 畜産研究所 大家畜研究課 〒515-2324 
松阪市嬉野町1444-1
電話番号:0598-42-2197 
ファクス番号:0598-42-2043 
メールアドレス:tikuken@pref.mie.lg.jp

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