調査の結果
健康状態調査
1 裸眼視力(図3-1、図3-2、統計表)
裸眼視力1.0未満の者の割合が最も高いのは11歳で50.8%、最も低いのは5歳で23.5%となっています。全国と比較すると、6歳、7歳、11歳を除くすべての年齢で三重県が全国より低くなっています。
※ 三重県の12歳、14歳は標本数が少ない等のため、統計数値を公表していません。また、13歳、15歳から17歳は「計数なし」となっています。
2 鼻・副鼻腔疾患(図4、統計表)
鼻・副鼻腔疾患(蓄のう症、アレルギー性鼻炎(花粉症等)等)の者の割合が最も高いのは12歳で16.6%、最も低いのは5歳で1.9%となっています。
全国と比較すると、12歳を除くすべての年齢で三重県が全国より低くなっています。
3 むし歯(う歯)(図5-1、図5-2、表3、統計表)
むし歯(う歯)の者の割合(処置完了者を含む。)が最も高いのは8歳で52.2%、次いで17歳で51.1%となっています。また、最も低いのは5歳で31.6%、次いで11歳で37.2%となっています。
全国と比較すると、7歳を除くすべての年齢で三重県が全国より高くなっています。
学校種別にみると、幼稚園31.6%、小学校45.6%、中学校41.5%、高等学校47.8%となっています。また、前年度と比べ、中学校は増加し、幼稚園、小学校及び高等学校は減少しています。
4 アトピー性皮膚炎(図6-1、図6-2、統計表)
アトピー性皮膚炎の者の割合が最も高いのは8歳と12歳で3.4%、最も低いのは5歳で1.0%となっています。
全国と比較すると、12歳~14歳を除くすべての年齢で三重県が全国より低くなっています。
学校種別にみると、幼稚園1.0%、小学校3.1%、中学校3.2%、高等学校2.2%となっています。また、前年度に比べ、幼稚園及び高等学校は減少し、小学校及び中学校は増加しています。
5 心電図異常:6歳、12歳及び15歳時のみ(統計表)
心電図異常の割合は、6歳で2.1%、12歳で3.4%、15歳で3.8%となっています。
6 ぜん息 (図7-1、図7-2、統計表)
ぜん息の者の割合が最も高いのは12歳で4.0%、最も低いのは15歳で1.5%となっています。
全国と比較すると、6~8歳、10~11歳、15~16歳で三重県が全国より低くなっています。
学校種別にみると、幼稚園2.9%、小学校3.0%、中学校3.5%、高等学校1.7%となっています。また、前年度に比べ、幼稚園、中学校及び高等学校は増加し、小学校は減少しています。
(注)健康状態調査においては、全国数値は小数点第2位まで、都道府県別数値は小数点第1位までの公表と
なっています。
統計表 年齢別疾患・異常被患率 (196KB)